ということで、表題の通り能登半島へ行って参りました。
事の発端は、仕事の休み時間に地図を見てる時、ふと天竜川沿いの道が目に止まって
「天竜川沿いの道、面白そうだなあ」とか。思いつきですねw
ということで、ゴリゴリっと走って行きます。
浜松浜北で高速を降り、そのまま152号へ。
無休憩で高速を走りきったので、最寄りの道の駅でトイレ休憩兼コーヒーブレイク。
道の駅天竜相津花桃の里です。
軽く朝食でも、と思いましたが、到着が8時前だったので売店があいておらず。
そのまま走り出します。
152号線は以前何度か全線走破しているのですが、いつきてもいい道です。
急峻な景色ながら道はそれほど悪くなく、天候も安定しています
しかし今回は天竜川沿いを走るツーリングということで、
快走路である152号とは早々に離別。
473号線に少しだけ入り、県道1号線に足を向けます。
と、その前に473から1号線への分岐を少しいったところにある原田橋を見てきました。
原田橋は、新橋建設中の今年の1月に現用橋が落ちてその後も復旧していない状況。
河川内に仮道を作って自動車は通れるのですが、2輪はここを超える手段がありません。
地元の人も非常に不便しているとのことなので、復旧が待ち遠しいですね。
さて閑話休題。県道1号線こと長野県道・愛知県道・静岡県道1号飯田富山佐久間線を遡上します。
その名前からも、県道にあるまじき長大さが伺えますね。
まずは入り口の佐久間ダムからスタート。天気は曇りですが気温は上々。
県道1号は基本的にずっと川にそって切り立った斜面を走り続けます。
ほぼ全線に渡って落石注意、多くの箇所で離合不可能な悪路です。
全線走破するつもりだったのですが、土砂崩れでガッツリ通行止め。
未だ殆ど走っていないだけに、幸先の悪い印象です。
仕方なく県道426に回りこみますが、こちらも迂回が発生する状況。
大雨災害の影響は深い爪痕を残しています・・・
県道426号線から国道151号線、さらに国道418号線と乗り継いで、
県道1号線に復帰。残りを走破して、飯田市は下久堅で終点です。
きりがいいのでコンビニで休憩。コーヒーと軽食を済ませます。
ここからは針路を北西に向け、国道153号、国道256号と乗り継ぎ、
国道41号で高山方面へ。41号は高山本線と並走しているので、特急ひだと離合。
途中、小腹もすいたので道の駅なぎさで一旦停車。
飛騨牛の牛串炭焼きで腹を満たします。
こちらは塩コショウ
そしてこちらがタレ。
どっちも好みだけど、塩コショウのほうが肉がしっかり味わえるかも!
飛騨細江で41号とわかれ、今度は471号で更に北へ。
こちらも川沿いの快走路、のはずですが、
工事で片側一方通行の場所が多くてなかなかペースがあがりません。
朝から迂回や信号に引っかかって、予定時間がチョイと押し気味。
そんなこんなで、富山に入る頃には16時目前。
空は相変わらず曇りですが、気温も下がってきました。
本日の宿は輪島なので、あと3時間はかかりそうですね。
富山市内へは360から再び41号で。
市内に入ると、県道44号で路面電車と並走します。
風情のある昔の車両を見かけたかと思いきや
最新のLRTもあって見ていて飽きません。
でも県道の渋滞には飽きましたw 更に到着時間が遅れるー!
途中、橋の上を路面電車の軌道が走っている光景は新鮮でした。
区切りも何もなく、完全に道路とツライチです。(路面電車だからあたりまえか)
首都圏だとこういう場所は鉄道橋を別に作ってしまうイメージがあります。
8号のバイパスに入り、更に西へ。そろそろ夕焼けの時間。
ちょっと予定を変更し、のと里山海道に乗り、輪島までブースト!
自専道だけど、無料区間だから下道扱いでいいですよね・・・w
そんなこんなで、輪島到着は18:20。さすが自動車専用道路は強い。
ホテルにチェックインしてからは、夕食探しがてらブラっと駅前へ。
駅前といっても、のと鉄道が一部廃止になってからは鉄道の駅でなく、
道の駅兼バスターミナルとして営業しています。
元々終点駅だったので、線路の終端のモニュメントが設置されていました。
反対側は・・・こっちも終点。
里山海道が相当快適に整備されちゃったので、
末期は鉄道より高速バスのほうが早くて安い状態だったようですし、
廃止も致し方なしなんでしょうね。
駅前には輪島塗のお土産屋さんや飲食店がひしめいていましたが、
夜に観光客が一人で入れるお店はあんまりないみたい。
外で食べるのはあきらめて、スーパーで地物の寿司を買って晩酌。
翌朝はホテルで朝食を摂ってからゆったり7時半に出発。
すぐ近くに白米千枚田があったので立ち寄ります。
稲穂が育ってきた時期に眺めると壮観なんだろうなー。
まだちょっと時期が早いのと、雲が多いので空振り感w
そのまま能登半島北側の海岸線をタラタラと流し、先端まで。
曇のち晴れの天気とあって、徐々に雲が薄くなってきましたね。
途中の展望台で西を眺めると、遠くには既に雲がない。
いい天気になりそうです。
ものの1時間ほどで先端の禄剛埼に到着です。
ちょうどほぼ1年ぶりに訪れたことになります。
ここの景色と雰囲気は凄くいいですよね。
灯台は岩場に突き出していて、周囲が荒涼としていることが多いですが、
ここは緑地が整備されていて木漏れ日が気持ちいいですね。
空も青く晴れ間が増えてきて、海風が爽やかです。
今回は先端から少し離れたところにある空中展望台にも足を向けてみました。
何が空中かっていうと、これが空中ですw
高いところは割りと大丈夫な僕ですが、これはちょっと二の足を踏んでしまう!
しかもこの展望台、下がグレーチングで丸見え!
コンクリートでなく鉄骨なので、風が吹くとユサユサとしなって怖さ三倍増し。
高所恐怖症の人は近づかないが吉ですw
しかし展望台からの眺めはピカイチ。緑の丘、青い空青い海。
下のビーチは宿泊施設になっているようですね。
今度はここに泊まるのもアリかなあ。
岬をあとにし、海岸線沿いにぐるっと回って南へ。
時間は9時半。空はもう完全に晴れ模様です。
国道から離れて、海沿いの街中を縫うようにして走ります。
穴水の手前、対岸に能登島が見えてきました。
穴水からはのと鉄道の現用区間と並走します。
丁度先日運行開始したばかりののと里山里海号がいたので停めて記念撮影。
不運続きの昨日と違って今日のツーリングはめぐり合わせがいいですw
能登中島あたりで海岸線を少し外れ、内陸に。
道の駅なかじまロマン峠で少し早い昼食をいただきます。
中島菜入りざるうどんに、まぐろのとろろ丼。
腹ごしらえが終わったらそのまま西に進み、千里浜へ。
能登半島に来たらここは走っておかないとだめでしょう!
千里浜なぎさドライブウェイです。
昨日や早朝の雲が嘘のよう。本当に雲ひとつ無い青空です。
去年はたしか、一日目が雨で二日目が快晴。何かジンクスめいたものを感じますねw
GW翌週とあってか、人出は少なめ。
広い砂浜をめいっぱい満喫できます。
気分は独り占めですね。砂はきっちり踏み固められているので
バイクでの走行にも不安はありません。
せっかく時間もあるので、ゆっくり1.5往復しました。
今年はもう一回くらい来るかもw
なぎさドライブウェイからは、東海北陸道から名二環を経由して中央道での帰り道に。
途中の休憩は恵那峡で一回。燃費走行でゆったり。
帰りの甲府盆地、空気のにごり方が3Dのゲームみたいですねw
どうやら南太平洋では台風が発生したようで、明日から天気は荒れそうですが、
この週末は綺麗な夕焼けが見れました。
雨具も用意しましたが、1日目に10分くらいの霧雨に降られただけで済んだのは
運が良かったのかもしれませんね。
今回のツーリングは2日間で1548.7km走りました。
ODOは16464+35665で52129km。チャレンジクルーズは現時点で14141kmとなりました。
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