国道252号線の冬季閉鎖が解除されたので、只見に遊びに行ってきました。
一昨年行った際には魚沼まで高速で抜けてしまいましたが、
今回は三国峠を下道で越えてみることに。
ということで高速は沼田まで。出発は4:00きっかりです。

沼田までは150kmで2時間。
さっくり到着して時間は6時。もう明るいですね。
ただし気温は低め。冬装備で来て正解でした。
沼田からは17号線を北上し、北へ向かいます。
三国峠を超える関越道は関越トンネルが長大なため危険物積載車料の通行が不可。
タンクローリーなんかは下道を通って行きます。

標高を一気に稼ぐべく、つづら折れになった坂道がつづきます。
ただしヘアピンといえどRは緩め。
箱根を更に狭くした感じ、といえば伝わるでしょうか。
早朝にも関わらず大型車両がひっきりなしに通過します。
途中、休憩のためにドライブインやパーキングが沢山あるのが印象的でした。
まさに峠越えって感じですね。

三国峠を抜けると湯沢町に降ります。
ガーラ湯沢といえばスキーブームの時に誰もが聞いたことのある名前かな。
新幹線だとここまで2時間かからずに着いてしまうんだからすごいものです。

湯沢からは魚沼に抜け、魚沼で北東に折れて252号線に入ります。
ここで時間は8時半。ぼちぼち太陽も高くなってきました。
まっすぐ山に向かう道。奥に見える山脈が今日の目的地です。

252号線を走行中に、大白川のあたりで只見線の列車と並走したので先回りして
撮影スポットを探し、列車とからめて記念撮影。
只見線の列車は土休日は一日5本という超過疎ダイヤなので、
たまたま並走したのは凄く運がよかったですね。すばらしい巡り合わせ!

東へ向かうにつれて山はどんどん深くなり、携帯の電波も途切れがちになっていきます。
空気が澄んでいるので遠くの山もしっかり見えて、
ゆっくり走るのが楽しいですね。

標高がどんどん上がると、5月末にも関わらずまだまだ残雪が見えます。
奥只見樹海ラインは未だ冬季閉鎖から解除されていないですし、
このあたりの雪深さは想像を絶するものがありますね。

更に登ると残雪の割合も増え、白と緑のコントラストが綺麗な山肌を望みながらの走行。
この色の組み合わせ、新芽が芽吹くころに雪が残っていないと見れないので
相当珍しいんじゃないかなと思ったり。
普通の雪山だと残雪の頃はまだ枯れ木ですもんね。

息を呑むような絶景を眺めながら歩みをすすめると、
あっというまに田子倉湖に到着。
エメラルドグリーンの湖面は清涼感ばっちりです。
標高差も相当あるので、さながら天然の展望台の様相。

パノラマを一枚。高原風景の全てが凝縮されているような素晴らしい絵面です。
実物はもっともっと奥行き感があって、
ついつい両手を広げたくなる雄大さがあるんですよね。
これはほんと写真じゃ伝わらないんです。
夏の間に是非とも訪れていただきたいスポットです。

道端にはたんぽぽも綺麗に咲いています。
山奥の野生のたんぽぽは、もちろんニホンタンポポ。
平野部で幅を利かせるセイヨウタンポポはここまで飛来していないようですね。

田子倉駅跡地も通過。
前回来た際にはまだ駅名看板がついていましたが、なくなっていますね。
自然に外れたのか取り外されたのかわかりませんが、
この駅に列車が止まることは二度とありません。

田子倉から先は一気に下り坂。
山肌を這うようにして引かれた道を、ひたすらに下っていきます。
もう方角がどっちなのかなんて一切わかりませんw

田子倉湖の下流、只見川も発電のメッカ。
雪解け水の多いこの季節はダムの本領発揮です。
いくつものダムを越えて、東へ東へ。

只見の市街地を超えると、只見線の様子が少し変わります。
2011年の水害で被災して依頼、現在も只見から会津坂下は不通のまま。
鉄橋もメンテナンスされないままとなっています。

路盤はさながら廃線のようになってしまった状態。
橋梁がいくつも流されてしまい、復旧には多大なコストがかかりますが
元々一日数本しかない路線だけに、現在までバス代行が続いています。

会津越川駅の入り口。
駅も簡素なつくりで、嵩が高い以外は路面電車のようですね。

駅舎はご覧のとおり閉鎖されていました。
豪雪地帯なので、こうしておかないと中まで雪で埋まってしまうんでしょうね。

不通区間にそって東へ東へ。
252号は山岳部も市街近くも含めて、スノーシェッドの連続です。
横から差し込む光と柱の影による明暗の連続は独特の雰囲気。
スノーシェッドを走っていると東北に来たなという実感が強くなりますね。

こちらは流されたまま復旧されていない鉄橋部。
向かって右端がつながっていないのがわかりますでしょうか。
水量は多くても、綺麗な緑色をした穏やかな水面を眺めていると
これが橋を押し流した様相はにわかに信じがたいです。

会津川口駅を越えると只見線の福島側復旧済区間に入り、
人口も増えて沿道が活気づいてきます。
道の駅奥会津かねやまで小休止。

広い駐車場は四方を山に囲まれていて、
どこを見渡しても綺麗な緑色の尾根と澄み渡る青空のツートンカラー。
冬の間は空から山まで全て銀色の世界ですから、
このあたりに住めば春の訪れの感動はひとしおでしょうね。

このあたりを過ぎると景色も開けてきて、道もゆるやかな下りになります。
会津盆地は間もなく。

朝の気温は6度でしたが、ここにきて25度w
時間はまだまだ11時半で、まだまだ上がることを考えると・・・その気温差20度!
ツーリング装備の調整が難しすぎますw

少しだけ寄り道して会津坂下に到着。
今日の目的地はここ、板下ドライブインです。

ここで同年式同色のNinja1000と合流!
なんと二人共習志野ナンバー。まさかの会津集合w

ここに来た目的はといえば、馬刺しです。生肉大好きです!
馬刺しといえば九州は熊本のイメージが強いのですが、
板下でも結構沢山食べられているんですね。
ロースやモモといった部位別に用意されているあたりが
飲み屋の冷凍馬刺しとは一線を画するところでしょうか。

お通しとして出てくる馬スジの煮込みも絶品!
臭みがまったくなく、嫌な歯ごたえも皆無で
本当に馬刺しと煮込みだけでゴハンがバクバク食べられちゃいます!
これは今年中に2〜3回はリベンジしたいですね!!!

帰りはそそくさっと高速に乗り、まっすぐ東京まで。
帰りにモトプラさんに寄って色々用事を済ませてからの帰宅。
納車待ちのH2が沢山並んでましたよw

この日の走行距離は725.3kmでした!
お腹も走行内容も充実でした。

ODOは16464+37092で53526kmになりました。
チャレンジクルーズは15538km!

一昨年行った際には魚沼まで高速で抜けてしまいましたが、
今回は三国峠を下道で越えてみることに。
ということで高速は沼田まで。出発は4:00きっかりです。

沼田までは150kmで2時間。
さっくり到着して時間は6時。もう明るいですね。
ただし気温は低め。冬装備で来て正解でした。
沼田からは17号線を北上し、北へ向かいます。
三国峠を超える関越道は関越トンネルが長大なため危険物積載車料の通行が不可。
タンクローリーなんかは下道を通って行きます。

標高を一気に稼ぐべく、つづら折れになった坂道がつづきます。
ただしヘアピンといえどRは緩め。
箱根を更に狭くした感じ、といえば伝わるでしょうか。
早朝にも関わらず大型車両がひっきりなしに通過します。
途中、休憩のためにドライブインやパーキングが沢山あるのが印象的でした。
まさに峠越えって感じですね。

三国峠を抜けると湯沢町に降ります。
ガーラ湯沢といえばスキーブームの時に誰もが聞いたことのある名前かな。
新幹線だとここまで2時間かからずに着いてしまうんだからすごいものです。

湯沢からは魚沼に抜け、魚沼で北東に折れて252号線に入ります。
ここで時間は8時半。ぼちぼち太陽も高くなってきました。
まっすぐ山に向かう道。奥に見える山脈が今日の目的地です。

252号線を走行中に、大白川のあたりで只見線の列車と並走したので先回りして
撮影スポットを探し、列車とからめて記念撮影。
只見線の列車は土休日は一日5本という超過疎ダイヤなので、
たまたま並走したのは凄く運がよかったですね。すばらしい巡り合わせ!

東へ向かうにつれて山はどんどん深くなり、携帯の電波も途切れがちになっていきます。
空気が澄んでいるので遠くの山もしっかり見えて、
ゆっくり走るのが楽しいですね。

標高がどんどん上がると、5月末にも関わらずまだまだ残雪が見えます。
奥只見樹海ラインは未だ冬季閉鎖から解除されていないですし、
このあたりの雪深さは想像を絶するものがありますね。

更に登ると残雪の割合も増え、白と緑のコントラストが綺麗な山肌を望みながらの走行。
この色の組み合わせ、新芽が芽吹くころに雪が残っていないと見れないので
相当珍しいんじゃないかなと思ったり。
普通の雪山だと残雪の頃はまだ枯れ木ですもんね。

息を呑むような絶景を眺めながら歩みをすすめると、
あっというまに田子倉湖に到着。
エメラルドグリーンの湖面は清涼感ばっちりです。
標高差も相当あるので、さながら天然の展望台の様相。

パノラマを一枚。高原風景の全てが凝縮されているような素晴らしい絵面です。
実物はもっともっと奥行き感があって、
ついつい両手を広げたくなる雄大さがあるんですよね。
これはほんと写真じゃ伝わらないんです。
夏の間に是非とも訪れていただきたいスポットです。

道端にはたんぽぽも綺麗に咲いています。
山奥の野生のたんぽぽは、もちろんニホンタンポポ。
平野部で幅を利かせるセイヨウタンポポはここまで飛来していないようですね。

田子倉駅跡地も通過。
前回来た際にはまだ駅名看板がついていましたが、なくなっていますね。
自然に外れたのか取り外されたのかわかりませんが、
この駅に列車が止まることは二度とありません。

田子倉から先は一気に下り坂。
山肌を這うようにして引かれた道を、ひたすらに下っていきます。
もう方角がどっちなのかなんて一切わかりませんw

田子倉湖の下流、只見川も発電のメッカ。
雪解け水の多いこの季節はダムの本領発揮です。
いくつものダムを越えて、東へ東へ。

只見の市街地を超えると、只見線の様子が少し変わります。
2011年の水害で被災して依頼、現在も只見から会津坂下は不通のまま。
鉄橋もメンテナンスされないままとなっています。

路盤はさながら廃線のようになってしまった状態。
橋梁がいくつも流されてしまい、復旧には多大なコストがかかりますが
元々一日数本しかない路線だけに、現在までバス代行が続いています。

会津越川駅の入り口。
駅も簡素なつくりで、嵩が高い以外は路面電車のようですね。

駅舎はご覧のとおり閉鎖されていました。
豪雪地帯なので、こうしておかないと中まで雪で埋まってしまうんでしょうね。

不通区間にそって東へ東へ。
252号は山岳部も市街近くも含めて、スノーシェッドの連続です。
横から差し込む光と柱の影による明暗の連続は独特の雰囲気。
スノーシェッドを走っていると東北に来たなという実感が強くなりますね。

こちらは流されたまま復旧されていない鉄橋部。
向かって右端がつながっていないのがわかりますでしょうか。
水量は多くても、綺麗な緑色をした穏やかな水面を眺めていると
これが橋を押し流した様相はにわかに信じがたいです。

会津川口駅を越えると只見線の福島側復旧済区間に入り、
人口も増えて沿道が活気づいてきます。
道の駅奥会津かねやまで小休止。

広い駐車場は四方を山に囲まれていて、
どこを見渡しても綺麗な緑色の尾根と澄み渡る青空のツートンカラー。
冬の間は空から山まで全て銀色の世界ですから、
このあたりに住めば春の訪れの感動はひとしおでしょうね。

このあたりを過ぎると景色も開けてきて、道もゆるやかな下りになります。
会津盆地は間もなく。

朝の気温は6度でしたが、ここにきて25度w
時間はまだまだ11時半で、まだまだ上がることを考えると・・・その気温差20度!
ツーリング装備の調整が難しすぎますw

少しだけ寄り道して会津坂下に到着。
今日の目的地はここ、板下ドライブインです。

ここで同年式同色のNinja1000と合流!
なんと二人共習志野ナンバー。まさかの会津集合w

ここに来た目的はといえば、馬刺しです。生肉大好きです!
馬刺しといえば九州は熊本のイメージが強いのですが、
板下でも結構沢山食べられているんですね。
ロースやモモといった部位別に用意されているあたりが
飲み屋の冷凍馬刺しとは一線を画するところでしょうか。

お通しとして出てくる馬スジの煮込みも絶品!
臭みがまったくなく、嫌な歯ごたえも皆無で
本当に馬刺しと煮込みだけでゴハンがバクバク食べられちゃいます!
これは今年中に2〜3回はリベンジしたいですね!!!

帰りはそそくさっと高速に乗り、まっすぐ東京まで。
帰りにモトプラさんに寄って色々用事を済ませてからの帰宅。
納車待ちのH2が沢山並んでましたよw

この日の走行距離は725.3kmでした!
お腹も走行内容も充実でした。

ODOは16464+37092で53526kmになりました。
チャレンジクルーズは15538km!

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