1日目 呉と宮島
2日目 角島と秋吉台
3日目 四国の山岳地帯をスイングバイ
4日目 425号は崖の道
5日目 紀伊半島縦横
総括 ただいま
というわけで出発でございます。
拠点は東広島の某ビジホ。最初の二日は連泊なのでトップケースをホテルに置いて出発です。
昨日は夜明け前からどっぷり走ったので、少し長めに寝て7:00の出発。

今日の目的地は、当初宮島へ渡ってから角島方面のつもりでしたが、
宮島は昨日のルートに組み込んだので今日は直接角島へ。
中国道で美祢まで走り、国道435号で西へ進みます。
途中、大嶺街のあたりできれいなつつじの垣根があったので足を止めて一枚。
こんなに背の高い垣根に一杯のつつじ、それも満開だなんてすばらしい。

美祢からはずすいと西へ西へ進んでいきます。
天気は気持ちのいい晴れ。雲ひとつない抜けるような青空は昨日と同じです。
場所によっては真夏日寸前まで気温が上がるようで、
インナーを1枚外してスクリーンを下げ、風にあたりながら進んでいきます。

以前来た時も気になっていたのですが、
「特牛」という地名は独特ですよね。
「こっとい」と読むのですが、頭の中が特盛りの牛丼で一杯になってしまいます。
435号の突き当たりにあって交通の要衝になっているので
看板もたくさんあるんですよねw

特牛のあたりで山陰本線と並走し、そのまま特牛港から北へ折れて191号へ。
そうそう、山口県といえばこの黄色のガードレール。独特ですよね。
道路に面していない歩道や私道のガードレールは白かったりするので、
きっとわざわざ塗ってるんだろうなあ。視認性はどうなんでしょうね。

そんなこんなで、気持ちのいいワインディングロードを駆け抜ければ見えてくるのは角島。
有名な撮影ポイントのちょっと手前でこっそり撮影。
丘の上のポイントは人が鈴なりになってて落ち着いて撮影できないので・・・w

記念撮影だけしたら、さくっと橋を渡ります。
前回訪問時は夕方だったので、明るい時間帯にここを渡るのは初めて。
セルリアンブルーからコバルトブルーへのグラデーションがたまらない遠浅の海。
風もおだやかで、暑すぎず寒くなく、とてもいい気候でした。

橋はまっすぐ半分までいくと、少し曲がって、少し登って角島へ。
途中の小島は鳩島というらしいです。

こちらは角島側からパシャリ。
鳩島を綺麗に迂回しているのがわかりますね。
今回は島内散策をせずに、橋を眺めて一息ついて戻ることにします。

いやーそれにしてもいい天気だ。
空と海が交じるってのはこういう情景を表現する言葉なんでしょうね。

どこか南国にでも来たような景色にしばしため息。

さて、角島大橋を満喫したら、今度は北周りに進路を東へ。
目指すは秋吉台。そのまま191で向かってもよかったのですが、
並行する「みのりロード」こと長門大津広域農道を走ります。
広域農道は国道並の整備された道路ですが、地域のための道路の色合いがつよいため
地図やナビで案内されることが少なく、綺麗で交通量の少ない道であることが多いです。
路面が綺麗なのは過積載トラックが道を傷めないってのが大きいんじゃないかなあ。

広域農道から191に合流したら、ほどなく南へ転進。
国道316号で南へ。

ちょうど美祢線の列車とすれ違います。
ラッピングの色がちょうど迷彩効果を発揮して近づくまで気づかなかった!
薩長同盟150年だとか。そういえばこのあたりは長州藩。

316から標識に従って脇道にそれていくと、秋芳洞・秋吉台に到着。
そういえば「よし」の字が洞窟と台地で違うんですねー。
今回は「吉」のほうだけの観光として、上へ登ります。

展望台を回り込んで裏手にバイクを停めます。
展望台の駐車場は人が鈴なりだったので・・・w

ぶわーっと、見渡す限りのカルスト台地。
美しい高原風景と、春ならではの鳥のさえずりがたまりません。
うぐいすがさえずりの練習をしていて、下手くそなホーホケキョが微笑ましいw
パノラマでご覧いただければと!

だいこん@m_daikon
ほーーーー ほけけけっ https://t.co/vsHa2r4n6n
2016/05/01 10:59:08
秋吉台からは国道490号を南下し、宇部へ向かいます。

目的地はここ。中華そばの一久。
一昨年の福岡遠征の際に立ち寄って以来です。

ラーメンセットをいただきます。
濃厚だけどあっさりしているくせになる味。
こう遠いとなかなか食べに来れませんから、来た時には寄りたい味ですね!

飯を食ったら目的達成。この日はフリー。
昨日夕食にありつき損ねてコンビニで済ませたので、
今夜はよりみちしつつ早めに到着できるように帰路につきます。
中国道をひらひらと西に戻り、お宿の方向へ。

とはいえそのまま帰ってしまうのもつまんないので、千代田で降りていくつか寄り道。
道の駅舞ロードIC千代田で休憩を挟んで下道で50kmほど戻ります。

芝生が徐々に生え揃ってますね。
もうすぐ青々と綺麗な絨毯になるんだろうなあ。

県道69号は綺麗な道。
スイスイと山を縫うように走っていきます。
こういうアップダウンのある綺麗なカーブの山道、たまりません。

途中、いくつかこいのぼりを見ることができました。
端午の節句までもう少しですもんね。
午後になって風が出てきたのでよく泳いでます。

志和口のあたりからは東に折れて県道33号へ。
もうちょっと回り道。

福富ダムの堤体の上で最後の休憩。
誰もいないダムの上、天気は最高。これぞツーリングといった感じ。

新緑が美しいですね。
冬も嫌いではないですが、やっぱり春夏のこの時期が好きだなあ。

ダムの越水が優しい水音を出していて雰囲気にのまれそうになります。
水辺の涼しい風もたまりません。

といったところで、ちょっと高速の比率が多かったですが
景色と初夏の空気をたくさん楽しめた1日でした。
早々にホテル着した割にはたくさん走れて、走行距離は584.2km。

ODOは16464+62348で78810kmになりました。

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