1日目 呉と宮島
2日目 角島と秋吉台
3日目 四国の山岳地帯をスイングバイ
4日目 425号は崖の道
5日目 紀伊半島縦横
総括 ただいま
5日目です。
ツーリングメインの日程は今日で最後。
昨日は天候の問題であまり散策できなかったので、
今日は紀伊半島をがっつり回ろうということで出発。

ホテルを出たのは6:30。
目覚ましなしでも5:30にしっかり目覚めるサイクルができてきました。

まずは湾岸沿いを津から松坂に南下します。
工業地帯だけあってダイナミックな鯉のぼりがw
前日から引き続き風がつよかったのでよく泳いでいました。

松坂からは国道42号で内陸へ。
天気は快晴。前日の雨は明け方前までに止んでしまったようで、
路面も8割ドライ。今日も暑くなりそうな空の青さです。

42号を大紀町までまで南下。雨の影響は川に出ていますね。
水量が昨日と違って圧倒的。色も黄土色がかった緑。

「ん!」インパクト抜群の看板・・・w

紀伊長島の市街地手前、「マンボウの丘」で軽く休憩。
いい眺めです。見えるのはこの位置だと太平洋の外海かな。

紀伊長島はマンボウ推しなんですが、
丘に海の生きものの名前をつけてもイマイチピンとこないというか・・・w

丘を下れば道の駅紀伊長島マンボウ。
今日の第一目的地はここ。

去年の3月に食べたマンボウ串の食感が忘れられなくて、
朝一立ち寄ってみました。時間が8:00と早かったので売店の営業が心配でしたが、
この時期は7:00くらいからやっているとのこと。屋台のおっちゃんが親切です。
マンボウ串と地タコ天をいただきます。朝飯ガッツリで腹にたまりますw

紀伊長島のあたりは海沿いの温暖な気候ということもあって、
もう空と山が夏の色合いですね。緑色が濃いです。

引き続き42号を南西へすすむと熊野市へ入ります。
熊野古道で有名な熊野市ですが、そういえば観光したことないなあ。

国道309号から国道169号に乗り換え、V字を描いて北西へ向かいます。
ダム湖の水が涼しげでいいですね。

途中425号とクロスしたあとは昨日通った道。
楽しいダム沿いのワインディングロード。
上北山村経由で北へ。

309との重複期間が終わっても、さらに国道169号を北上し、吉野町を目指します。
交通量が少しずつ増えてきましたが、割と譲ってくれる車が多くてペースが落ちない。

169のループ橋の部分に旧道があるとのことだったので、
さくっと脇道に逸れて旧道へ入っていきます。
ループ橋を下から眺めて一息。高いなー。
上の道路が2車線道路であることを考えると、
このスケールの大きさがわかりますでしょうか。
旧道は、出入り口前後は人の出入りがあるようでそこそこ走りやすかったですが、
中央部あたりは落石が放置されていたり出入りがない様子。
数年すれば朽ち果ててしまうかもしれないですね。

本道に合流し、大迫ダムを横目にさらに北へ。
気持ちのいい道で、ついつい休憩も写真も忘れて走り続けてしまいます。

吉野町を過ぎたら169号は西へ。
吉野神宮の裏手を通って川沿いに走ります。

169からは五條を超えて、今度は168を南へ。
一気に山道になります。雨上がりの日は湧き水の勢いがいいですね。
時間は11時を過ぎたころ。
近寄ると水しぶきがかかって気持ちいいです。

猿谷貯水池の橋を渡り、阪本のあたりを通過。
変わり映えのない景色が続きますが道は超楽しい。
関西への引越しを考えるくらいには楽しいw

阪本からはまた徐々に高度を上げて登っていきます。次のチェックポイントは十津川。

こっちの川は濁りがすごいですね。
ダム湖の水との対比がすごい。

十津川は168と425の交差点付近から、県道735号に入ります。
道が一気に狭く、勾配もきつくなりました。
425号の南を通って、同じように龍神と十津川をつなぐ道ですが、
国道のこちらの道より県道の道のほうが整備されているとの前情報。

途中学校や集落も転々と。
たしかに425より沿道が栄えている感じ。
舗装もところどころ荒れていますが、基本的には綺麗なまま。
路肩もしっかりしてますね。
スクールゾーンと書くところ「文ゾーン」この表記は結構あちこちに見られました。

とはいえ、やっぱり紀伊半島の山中。
一部キャンプ場や集落のあるところ以外は、携帯は基本的に圏外。
途中こんな看板も。・・・トラブルで頓挫した観光客向けにしては距離がスパルタンすぎるw

425では1日5本だったバス停と比較するために途中のバス停へ。

本数は・・・4本!こっちの方が少ないのが意外。
ちょうどバスの時間だったので、ここを過ぎてほどなくすれ違いました。

景色は相変わらず似たような感じ。
こうやって山並みを眺めると、
「今からあそことあそこの間を通って向こうに行くんだなー」と想像できるのが面白いですね。

舗装自体は425号より格段に綺麗なのですが、
昨夜降ったあめの影響でウエットパッチがたくさん。
調子に乗って油断していると足元をズルッとやられます。
さすがに排水溝の掃除までは行き届いていないようで、
あふれまくりの水びたし。

金魚飼えるんじゃないかってくらい深い水たまりもところどころ。
対向車を避けて端によるとこれに浸かるって寸法。
焼けたマフラーにしぶきがかかって温泉の香りがしますw

たらたらと気もよく流していたら、対向車と2〜3台しかすれ違っていないのにもう県境。
「地元の人はこちらを使ってる」とはいえ、休みの日の昼下がりに
わざわざ横断する人はいないってことかな。時間は13:30。

逆を向いて奈良県側。ちょっと過保護な表示器はご愛嬌。

この道はずっと谷川沿いを走っています。
河原はキャンプができそうないい頃合いの砂利敷き。
和歌山側は割と人の往来があるようで、ちらほらと人の気配を感じさせる施設が。
奈良県側は沿道の集落、和歌山県側は観光地って感じですかね。

吊り橋も何本か掛かっていました。
バイクでもとおれそう・・・だけど向こうに転回できそうなスペースなし。
というかそもそも入口のあたりがぬかるんでいて危ない感じ。

写真を撮るためにここに停めたら脱出するのに苦労しました。
じわじわと食い込む前輪。雨上がりは無茶するもんじゃないですね。

間もなく国道371号と合流し、終点が近づきます。

吊り橋リベンジ!じゃないですが、割と整備された橋があったので渡っておくことに。
幅はフルパニアだとギリギリ。軽自動車は・・・無理かも?

二輪で通れと言わんばかりの踏み板。
ワイヤーもしっかりしてたのでチャレンジです。

さくさくっと渡って戻って。
バイクに乗ってる間はすごく安定していたように感じたのですが、
降りて写真をとってると、予想以上に風で揺れる・・・
まぁバイク乗ってると地震にも気づきませんからね。

なかなかない画が撮れたので満足。

県道735を走りきったので、少し休憩。
道の駅龍游に入ります。

朝がっつり油物たべたので、さっぱりとろろそば。
気温もガンガン上がってきたので冷たい蕎麦が美味い。
時間は14時を回ろうというところ。

ここからのルートも全然決めてなかったので、
飯を食いながらルートを考えた結果・・・こんなかんじ。
有田側経由で高野山方面へいくことにします。

ということで、国道は424号を北へ。ここは割と観光道路になっているようで交通量が多い・・・
車の後ろにまったりついて景色を満喫しながら走ります。
八瀬の吊り橋が観光地化していてそこがトラフィックの中心の様子。

有田川からは480号に進路をうつし、二川ダムを右手に見ながら東へ。

車の後ろを走るのも飽きがまわってきたので、ちょっと休憩。
止まるところ止まるところ橋ばっかりですが、蔵王橋。

なかなかの高さと絶景。
ただし人が多かったので渡らず!写真だけ撮って退散です。

引き続き480号を東へ。県道19号の分岐から先はちょっとすいてるかも。
この辺はキャンプ場だったり慰安施設だったりがとにかく多いですね。
大阪神戸から見れば、関東における伊豆みたいな立ち位置ですし
アクセスもはるかにいいですもんね。いいなあ関西。

ここにもつつじが綺麗に咲いていました。
桃、梅、桜の季節が終わったらピンク成分はこいつで補給。
キャンディライムグリーンとならべると映えるんです。

国道番号は480から371に変わり、ちょっと狭く。
高野山から見れば裏口ですからね。

旧道をゴリゴリ登りきったら高野山。

観光はしないので申し訳程度に写真だけw

関西にいたのに高野山って来たことないかも。あったかな?
そのうち観光したいですね。そのうち・・・w

高野山からは、市街地の東側を戻ってたらたらと北摂の実家へ。

近鉄電車懐かしいですね。学生時代よく使いました。

締めに大和川沿いでこいのぼりを見て終了。
なんかまとまりのない記事になってしまいましたがガンガン走ってただけなので
自分の頭の中でもまとまってないですw

今日はフル下道で573.1km

ODOは16464+63978で80442km!

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