本日より開催の東京モーターショーで
カワサキの新モデルが発表されました。
一般公開日は10/28(土)~11/5(日)まで。
今週水曜日と木曜日はプレスデー、金曜日はプレビューデーです。
さて、今回発表の新モデルは以前よりテザームービーが発表されていた
ネオクラシックのフラッグシップモデルであるZ900RS。
それからNinja250とNinja400です。
今回は、フルカウルモデルであるNinja250/Ninja400に
フォーカスをあてて紹介したいと思います。
さて、Ninja250は、2008年のNinja250Rから受け継がれる
250ccフルカウルスポーツで、最後のフルモデルチェンジは2013年。
このクラスのフルカウルスポーツ復活のアーリーアダプター的な存在でありながら、
既に現行スタイルでの登場から4年になり、ライバルのYAMAHA YZF-R25や
HONDA CBR250R 同250RRに見劣りする部分も出てきていました。
特にCBR250RRは驚きの80万円クラス、最高出力もトップクラスと
注目を集める存在となり、その対抗となるべく
満を持して登場するであろう今回の新型には期待が寄せられていました。
Ninja400は、2010年にリリースされたNinja400Rからの継続モデルです。
2010年の登場時から、ER-6F(のちのNinja650R/Ninja650)をベースに
排気量をデチューンした国内普通二輪免許向けモデルでした。
今回はNinja650が国内仕様としてFMCしたことにより
引き続き同モデルベースの車両と思われていたところ、
Ninja250ベースでの新型の投入となりました。
免許区分が排気量でなくパワーで決まる地域では、
Ninja250ベースのNinja300が売られていましたが、
今回は海外の300も400ベースで置き換えることになりそうですね。
つまるところ以下の構成だったものが
・Ninja250(国内)=Ninja300(海外)
・Ninja400(国内)=Ninja650(海外)
2018年以降、以下の構成になります。
・Ninja250(国内)=Ninja400(国内外共通)
・Ninja650(国内外共通)
(厳密には海外でも250で売ってる地域があったりしますが)
ということでスタジオショットは250にはなく、400のみ。
PVは250と共通でテロップと車体だけの差のようです。
Ninja250の旧型とのスペック比較はこちら。
出力が25%近くアップしていることと、7kgもの車体の軽量化が目を引きます。
小さくなった燃料タンクのぶんを差し引いても4kgほど軽くなっていますね。
CBR250RRと比較しても、同重量にして若干パワーで勝るスペックになっています。
ここは仕向け地によって前後するので、ほぼ同じとみてもいいでしょう。
パワーウェイトレシオは、軽さがウリのNinja250SLを軽く追い抜く数値です。
同じくNinja400も新旧比較。オーバースペックだった650の車体から
250ccクラスをベースとした車体になったことにより、実に43kgもの軽量化!
馬力は少ししか変わりませんが、後ろに小柄な女性一人乗せたのと
同じくらい重量差があると考えると、
軽快さや加速の鋭さは体感できるほどに向上しているでしょう。
400の詳細スペックはEUカワサキのページで公開されています
Ninja400のスタジオショットから詳細を見ていきましょう。
スタイルはフロントは逆スラントのLEDヘッドランプに、
最近のカワサキ車共通のチンスポイラーを装備。
ライトの切り欠きが独特ですね。多分ここがポジションランプ。
ライトハウジング内にセパレータが見えるのでローでも両目点灯です。
テールランプも同じくLED。ZX-10Rと共通パーツのように見えます。
ウィンカーは引き続き電球のビルトインタイプですね。
既存のNinja250向けLED化パーツが使えそうです。
ミラーもクリック感のある最近のタイプに換装。
ウィンドシールドもフローティングです。調整機構はナシかな。
フレームは高張力鋼パイプを使用したトレリスフレーム。
スイングアームはアルミでなく鋼製のようですが、
全長がかなり長くとられているので性能は向上していると思われます。
サスペンションはリンク式ですがショックが縦配置なので
ホリゾンタルバックリンクではなく、ボトムリンクのユニトラック式。
ブレーキは前後ペタルディスクのシングルディスクに変わりました。
既存の400はフロントダブルでしたが、43kg軽くなったら
シングルでも十分なストッピングパワーを発揮するでしょう。
ダブルだとジャイロ効果が大きくなって相対的に俊敏性も落ちますしね。
ABSは標準装備、前後とも片押しの2ポットキャリパーのようです。
ディスクサイズはフロント310mm、リア220mmです。
駆動系はもちろんアシスト&スリッパークラッチを標準装備。
クラッチ操作が軽くなり、急なエンジンブレーキを抑止してくれます。
シート高は785mmで、女性にも優しいと思います。
既存の400はサスが直押しだったのでローダウンリンクを
組めなかったのですが、新型ならOK。
逆に高身長の人にはハイシートも用意されるようですね。
タイヤサイズは400のスペックシートだと
フロントが110/70R17、リアが150/60R17の
ラジアルタイヤとなっています。
250はリアが140/70R17サイズでバイアスタイヤとのこと。
どちらも社外品のラインナップも豊富にあるでしょう。
ちょっと250にはオーバースペックなのでここは共通じゃないかも。
400のレッドゾーンは12000rpmからです。
メーターはNinja650のものと共通に見えます。
ということは、白黒反転タイプでギアポジションインジケータに
シフトアップインジケーターが付きますね。
ETC標準搭載、インジケーターがメーターにビルトインも既定路線かな?
650のメーターの詳細はこちら
ハンドルはやや高めにマウントしたセパレート。
今までの400はバーハンドルでした。650と比べても低い位置にあります。
250もこれと比べるともう少し高めのセパレートでした。
垂れ角が結構ついているのでスポーティーに乗れますね。
メインのステップは薄めのラバータイプ、タンデムステップはリジットです。
タンクバッグや12Vのシガーソケットもオプションとして用意されるようです。
Z900RSのプロモーションビデオはこちら
カワサキの新モデルが発表されました。
一般公開日は10/28(土)~11/5(日)まで。
今週水曜日と木曜日はプレスデー、金曜日はプレビューデーです。
さて、今回発表の新モデルは以前よりテザームービーが発表されていた
ネオクラシックのフラッグシップモデルであるZ900RS。
それからNinja250とNinja400です。
今回は、フルカウルモデルであるNinja250/Ninja400に
フォーカスをあてて紹介したいと思います。
さて、Ninja250は、2008年のNinja250Rから受け継がれる
250ccフルカウルスポーツで、最後のフルモデルチェンジは2013年。
このクラスのフルカウルスポーツ復活のアーリーアダプター的な存在でありながら、
既に現行スタイルでの登場から4年になり、ライバルのYAMAHA YZF-R25や
HONDA CBR250R 同250RRに見劣りする部分も出てきていました。
特にCBR250RRは驚きの80万円クラス、最高出力もトップクラスと
注目を集める存在となり、その対抗となるべく
満を持して登場するであろう今回の新型には期待が寄せられていました。
Ninja400は、2010年にリリースされたNinja400Rからの継続モデルです。
2010年の登場時から、ER-6F(のちのNinja650R/Ninja650)をベースに
排気量をデチューンした国内普通二輪免許向けモデルでした。
今回はNinja650が国内仕様としてFMCしたことにより
引き続き同モデルベースの車両と思われていたところ、
Ninja250ベースでの新型の投入となりました。
免許区分が排気量でなくパワーで決まる地域では、
Ninja250ベースのNinja300が売られていましたが、
今回は海外の300も400ベースで置き換えることになりそうですね。
つまるところ以下の構成だったものが
・Ninja250(国内)=Ninja300(海外)
・Ninja400(国内)=Ninja650(海外)
2018年以降、以下の構成になります。
・Ninja250(国内)=Ninja400(国内外共通)
・Ninja650(国内外共通)
(厳密には海外でも250で売ってる地域があったりしますが)
ということでスタジオショットは250にはなく、400のみ。
PVは250と共通でテロップと車体だけの差のようです。
Ninja250の旧型とのスペック比較はこちら。
出力が25%近くアップしていることと、7kgもの車体の軽量化が目を引きます。
小さくなった燃料タンクのぶんを差し引いても4kgほど軽くなっていますね。
CBR250RRと比較しても、同重量にして若干パワーで勝るスペックになっています。
ここは仕向け地によって前後するので、ほぼ同じとみてもいいでしょう。
パワーウェイトレシオは、軽さがウリのNinja250SLを軽く追い抜く数値です。
同じくNinja400も新旧比較。オーバースペックだった650の車体から
250ccクラスをベースとした車体になったことにより、実に43kgもの軽量化!
馬力は少ししか変わりませんが、後ろに小柄な女性一人乗せたのと
同じくらい重量差があると考えると、
軽快さや加速の鋭さは体感できるほどに向上しているでしょう。
400の詳細スペックはEUカワサキのページで公開されています
Ninja400のスタジオショットから詳細を見ていきましょう。
スタイルはフロントは逆スラントのLEDヘッドランプに、
最近のカワサキ車共通のチンスポイラーを装備。
ライトの切り欠きが独特ですね。多分ここがポジションランプ。
ライトハウジング内にセパレータが見えるのでローでも両目点灯です。
テールランプも同じくLED。ZX-10Rと共通パーツのように見えます。
ウィンカーは引き続き電球のビルトインタイプですね。
既存のNinja250向けLED化パーツが使えそうです。
ミラーもクリック感のある最近のタイプに換装。
ウィンドシールドもフローティングです。調整機構はナシかな。
フレームは高張力鋼パイプを使用したトレリスフレーム。
スイングアームはアルミでなく鋼製のようですが、
全長がかなり長くとられているので性能は向上していると思われます。
サスペンションはリンク式ですがショックが縦配置なので
ホリゾンタルバックリンクではなく、ボトムリンクのユニトラック式。
ブレーキは前後ペタルディスクのシングルディスクに変わりました。
既存の400はフロントダブルでしたが、43kg軽くなったら
シングルでも十分なストッピングパワーを発揮するでしょう。
ダブルだとジャイロ効果が大きくなって相対的に俊敏性も落ちますしね。
ABSは標準装備、前後とも片押しの2ポットキャリパーのようです。
ディスクサイズはフロント310mm、リア220mmです。
駆動系はもちろんアシスト&スリッパークラッチを標準装備。
クラッチ操作が軽くなり、急なエンジンブレーキを抑止してくれます。
シート高は785mmで、女性にも優しいと思います。
既存の400はサスが直押しだったのでローダウンリンクを
組めなかったのですが、新型ならOK。
逆に高身長の人にはハイシートも用意されるようですね。
タイヤサイズは400のスペックシートだと
フロントが110/70R17、リアが150/60R17の
ラジアルタイヤとなっています。
250はリアが140/70R17サイズでバイアスタイヤとのこと。
どちらも社外品のラインナップも豊富にあるでしょう。
ちょっと250にはオーバースペックなのでここは共通じゃないかも。
400のレッドゾーンは12000rpmからです。
メーターはNinja650のものと共通に見えます。
ということは、白黒反転タイプでギアポジションインジケータに
シフトアップインジケーターが付きますね。
ETC標準搭載、インジケーターがメーターにビルトインも既定路線かな?
650のメーターの詳細はこちら
ハンドルはやや高めにマウントしたセパレート。
今までの400はバーハンドルでした。650と比べても低い位置にあります。
250もこれと比べるともう少し高めのセパレートでした。
垂れ角が結構ついているのでスポーティーに乗れますね。
メインのステップは薄めのラバータイプ、タンデムステップはリジットです。
タンクバッグや12Vのシガーソケットもオプションとして用意されるようです。
Z900RSのプロモーションビデオはこちら
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