さて、相変わらずバイクなし生活を送っているのですが、
そろそろ春めいてきてライダーがそわそわする季節。
ツーリングへのお声掛けをいただいたので、3月の最終日におでかけしてきました。
ルートはこんな感じ
前日のうちにバイクを借りておいて、出発は5:30。
6:30に石川PAに集合です。
今回、ルートを考えていただいた主催のライダーさんが
事情により不参加ということで開催を迷ったのですが、
時期も時期だしもったいないので決行ということに。
ちなみに、今回のお供はYAMAHA MT-09です。
石川PAからは上野原まで中央道で走り、
県道33号と18号を乗り継いで小菅村、丹波山村へ。
朝の少し肌寒い気候の中、楽しい山道を走り抜けます。
丹波山到着は8:30。まだちらほらと雪捨て場には残雪がありましたが、
月曜日には消えてるだろうなというあたたかさ。
丹波山で小休止したあとはずいずいと国道411号線で甲府方面へ向かいます。
いつもならば裂石温泉で脇道に逸れて上日川ダムへ向かうところですが、
この時期はまだ冬季閉鎖中。
しかたないのでそのまま411号を下り、絶景を目当てにフルーツラインへ入ります。
3月も最終週に入って急にあたたかくなり、桜は一斉に開花。
まさに満開といった感じで、最高のお花見日和になっていました。
牛奥みはらしの丘では、丘から眼下に臨む甲府盆地をバックに
美しい桜を眺められるという最高の立地。
ここで30分ほど桜を楽しみ、時間は10時といったところ。
続いて甲府盆地の南端をぐるっと回り込み、笛吹市の八代ふるさと公園へ移動します。
途中の道々では桃の花や菜の花もしっかりと色づきはじめ、
景色はもうずっと眼福というほかありません。
ゆったりと走り、公園内に到着したらこちらも桜の花が満開ですごいことに!
ちょうど空も青々としてきて、淡い桜色とのコントラストが美しい。
木はどれもしっかり手入れされていて、綺麗な花弁はもう言うことなしの美しさ。
園内は起伏に富んでいて、桜に囲まれた野外ステージなんかもありました。
しかしこれだけ綺麗に咲いているのにステージに誰もいないというのは
心底勿体無い気がします。今日こそイベントをやるべきでは・・・
ソメイヨシノの桜色も好きですが、山桜の濃いピンクも好きです。
そしてもちろん甲府といえば、ドーンと盆地の景色は外せませんね。
ここは周辺に街区がない高台なので、夜景をみてもとても綺麗に見えそうですね。
本来はこのあと富士吉田にいってうどんを食う予定でしたが、
予想外の桜の壮大さにここで時間をつぶしきることを決意
1時間ほど園内で時間をつぶし、11:30頃に屋台でお昼タイム。
吉田うどんを食うという目的は一応達成としましたw
桜を堪能したあとは、鳥坂峠を経由して河口湖〜山中湖へ。
山中湖からはどうし道こと国道413号に入って道の駅どうしへ。
その後は道志渓谷に入って最後の山道を超えたら、都留から中央道で解散です。
最後の最後に道の駅に忘れ物をするという失態をおかして
大月からどうしまで往復する羽目になりましたが、
まぁなんとなく無事に走り終えたのでしたw
距離は410.3kmでした。
MT-09はとても軽く、リッターバイクを超えるトルク感とあいまって
グイグイと車体を押し出すように走る楽しいバイクでした。
心臓部である3気筒エンジンはツインの鼓動感を少し繊細に味付けして、
4気筒のスムースさとのいいとこ取りをした感じで非常に完成度が高いですね。
キャスターがたっているので直進安定性はよくないですが、
それはつまり切り返しが楽で軽快だということ。
しっかりフロントに荷重のかかるライポジも貢献して
かなり「攻めた気分」にさせられるバイクですね!!
季節が季節だけに路面が冷えていたので生かし切れなかったのが惜しい。
でもやっぱり個人的には、高速に乗るときはカウルがほしいなあw
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