市場に商品も増えてきて、価格も落ち着いてきたのでそろそろかなと思い、
ドライブレコーダーを導入しました。
商品選定にあたっては、以下の点を重視しました。
・前後ループ録画
・Wi-Fiプレビュー・保存に対応
・GPS対応
・暗所にそこそこ強い
・ACC連動自動録画
・信号機フリッカー対応
ということで、色々検討した結果 VSYSTOことShenZhen V-SYSのP6Fを導入することに。
この商品はGPSモジュールが別売りになっているのですが、
記録用には256GBまでのmicroSDXCカードが必要なのでこちらも購入。
今回はコスパを考えて128GBにしました。
パッケージはこんな感じ。わりとしっかりした化粧箱に入ってます。
GPSモジュールはビニールパック梱包ですね。
早速アンボックス。
真ん中下のモニターのついた四角い筐体が本体、小さい方がフロントカメラ、
大きい方がリアカメラです。ケーブルはどれもしっかりしていますね。
本体からのケーブルコネクタは電源兼GPSとカメラ前後の3本。
本体に直接差し込むコネクタはリモコンです。
電源はUSB接続のものもありますが、こちらは動作確認用です。
各種ケーブルに延長用コネクタがついているので、必要に応じて繋ぎます。
本体のモニタは画質もタッチ感度もそこそこなので、
オマケ程度に考えるのがよさそう。これはサイズ的に仕方ないですね。
各ケーブルは色分け+コネクタの形状作り分けで間違って刺さらない設計。
これはありがたいですね。
USB電源でも動作確認用に映像記録できますが、キャパシタを経由していないのか
電源オフ時に録画失敗しちゃうので常用はちゃんと12V電源で。
GPSユニットはY字になったケーブルを電源に割り込ませる形になります。
FullHD x 2画面の録画になるのでmicroSDカードは
そこそこ速度の出るのを選んだほうがいいでしょう。
本体も防水ではありますが、念のため水のかからないところに設置したいと思い、
リアシート下のここに決定。スペースは十分ですね。
カウルを各種外して配線を割り込ませていきます。
電源はリアの本体から、シート下のバッテリー付近まで。
フロントカメラとGPSはそこからメインハーネス沿いに更にフロント方向へ引っ張り、
タンク下をくぐらせてハンドル脇まで伸ばします。
ケーブルが太いのでタンク浮かせないと厳しいですね。
電源ボックスから出ている黒いケーブルが電源、黄色がACCリレー用です。
電源ケーブルには最初からU字コネクタ端子がついていましたが、
バッテリー端子のネジより細くてそのまま使えないのと、
ケーブル長さも過剰だったのでカット。
ケーブルは先端を剥いて分岐させます。
電源ケーブルはしっかりシールドされていて好印象です。
ここが安いケーブルだとノイズで動作不良やETCに影響をおよぼしがちですからね。
取り回しを考えると細いケーブルがありがたいんですが、
信号ノイズで使い物にならないんじゃ意味ないですから。
ほどよい長さにカットしたところには電工ペンチで大きい端子を取り付け。
赤をバッテリープラスに、黒をバッテリーマイナスに直付します。
黄色はイグニッション連動(ACC)のプラスに割り込ませます。
作業時はバッテリーのマイナスを外すのをお忘れなく。
フロントは多少の振動を承知で一番視点の高いところに設置。
サイドカウルやフロントフェンダー、ライト下につけるほうがすっきりしますが、
今回は視認性・記録性重視ということでこの位置に。
高いところにつけておくと、低い側壁の向こう側も撮影できますし
対向車のライトに幻惑もされづらいですからね。
位置調整は上下方向のスイベルと回転方向の調整は自由に行えますが、
左右方向は固定なので貼り付ける際に注意が必要ですね。
視野角広いので多少ずれてても気にならないとは思いますが。
そしてリアはここの位置に。カメラは筐体の大きい方がリアになります。
おそらくフロントは映像処理を本体で、リアはカメラ側でやってるので
リアが大きいんだろうなと思います。
固定はフロント・リアともに基本的に両面テープですが、
好みに応じてビス留めもできるように穴があいています。
リアはシート下から太いカメラケーブルを引き出せる隙間がなかったので、
強引に開口してしまいました。もうちょっと目立たないところも選べたんですが、
ケーブルのとりまわしと防水性を考えて目立つところで妥協しました。
コネクタを通すのにやや大きい穴をあける必要があります。
隙間はこのあと防水テープで処理しました。
さて、取り付けが終わったので、早速試走してきた動画をいくつか。
再生時は音量注意です。
まずは東京ゲートブリッジ通過のフロントカメラ・リアカメラ。
どちらも撮影はFull HD(1080P)になります。信号対応なので27.5FPS。
素子はSonyセミコンのIMX323ってことで画質は市販のドラレコ水準を満たしていますね。
Codecは一般的なH.264で、記録はmov形式。Macユーザにもありがたいところ。
トンネルからの出口はこんな感じ。
さすがにトンネル内から外を覗くとホワイトアウトしてしまいますが、
出てからの順応も自然で遅くなく、及第点ですね。
画角は150度を標榜してますが、まぁそんな感じ。
バンクして陸橋下に潜ってからのUターン。
動きの大きい映像でも目立ったノイズはなくいい感じです。
記録ファイルサイズはFull HD設定で5分のファイルが460〜480MB。
1分100MB以内には収まる感じなので、
128GBのSDカードには1280分、つまり前後で640分程度記録できる計算になります。
256GBのカードを入れておけばまる1日のツーリングにも耐えうる感じですかね。
Wi-Fi搭載機種なので、スマートフォン向けのアプリを使うことで
ワイヤレスでカメラのプレビュー・データの吸い出し・設定の変更などが行えます。
iOS向けはこちら、Android向けはこちら。ちゃんと日本語対応しています。
Wi-Fiの初期パスワードは「1234567890」となっています。
Wi-Fiでのプレビューはこんな感じ。
結構綺麗な画質で、遅延もそんなに多くないので、(体感500msecくらい)
デジタルバックミラーとして使うのも悪くはないかもですね。
ファイル一覧には残念ながらサムネイルが出ないですが、
記録日時と時間が出るのはありがたいですね。
転送は450MBのダウンロードに2〜2.5分かかるので、外出先の緊急用という感じでしょうか。
設定項目は以下の通り。
動画解像度は1080P/30FPS、720P/60FPS、720P/30fpsから選べます。
循環録画タイム(ループ録画のファイル長)はオフ・1/2/3/5分。
本体側ではもうちょっとリッチな設定ができます。
詳しくはマニュアルを参照。
GPSモジュールをつないでいれば、こんなかんじで座標移動と動画再生が同時に行えます。
記録はNMEA形式なので、対応したプレイヤーが別途必要です。
Windowsならフリーウェアが結構色々あるみたいなんですが、
Macは有料のものしか見当たらないですねえ。
下記動画で使用しているプレイヤーはこちら。
ということで、値段(全部込みで2万円程度)から考えると結構満足という感じのお買い物でございました。
ドライブレコーダーを導入しました。
商品選定にあたっては、以下の点を重視しました。
・前後ループ録画
・Wi-Fiプレビュー・保存に対応
・GPS対応
・暗所にそこそこ強い
・ACC連動自動録画
・信号機フリッカー対応
ということで、色々検討した結果 VSYSTOことShenZhen V-SYSのP6Fを導入することに。
この商品はGPSモジュールが別売りになっているのですが、
記録用には256GBまでのmicroSDXCカードが必要なのでこちらも購入。
今回はコスパを考えて128GBにしました。
パッケージはこんな感じ。わりとしっかりした化粧箱に入ってます。
GPSモジュールはビニールパック梱包ですね。
早速アンボックス。
真ん中下のモニターのついた四角い筐体が本体、小さい方がフロントカメラ、
大きい方がリアカメラです。ケーブルはどれもしっかりしていますね。
本体からのケーブルコネクタは電源兼GPSとカメラ前後の3本。
本体に直接差し込むコネクタはリモコンです。
電源はUSB接続のものもありますが、こちらは動作確認用です。
各種ケーブルに延長用コネクタがついているので、必要に応じて繋ぎます。
本体のモニタは画質もタッチ感度もそこそこなので、
オマケ程度に考えるのがよさそう。これはサイズ的に仕方ないですね。
各ケーブルは色分け+コネクタの形状作り分けで間違って刺さらない設計。
これはありがたいですね。
USB電源でも動作確認用に映像記録できますが、キャパシタを経由していないのか
電源オフ時に録画失敗しちゃうので常用はちゃんと12V電源で。
GPSユニットはY字になったケーブルを電源に割り込ませる形になります。
FullHD x 2画面の録画になるのでmicroSDカードは
そこそこ速度の出るのを選んだほうがいいでしょう。
本体も防水ではありますが、念のため水のかからないところに設置したいと思い、
リアシート下のここに決定。スペースは十分ですね。
カウルを各種外して配線を割り込ませていきます。
電源はリアの本体から、シート下のバッテリー付近まで。
フロントカメラとGPSはそこからメインハーネス沿いに更にフロント方向へ引っ張り、
タンク下をくぐらせてハンドル脇まで伸ばします。
ケーブルが太いのでタンク浮かせないと厳しいですね。
電源ボックスから出ている黒いケーブルが電源、黄色がACCリレー用です。
電源ケーブルには最初からU字コネクタ端子がついていましたが、
バッテリー端子のネジより細くてそのまま使えないのと、
ケーブル長さも過剰だったのでカット。
ケーブルは先端を剥いて分岐させます。
電源ケーブルはしっかりシールドされていて好印象です。
ここが安いケーブルだとノイズで動作不良やETCに影響をおよぼしがちですからね。
取り回しを考えると細いケーブルがありがたいんですが、
信号ノイズで使い物にならないんじゃ意味ないですから。
ほどよい長さにカットしたところには電工ペンチで大きい端子を取り付け。
赤をバッテリープラスに、黒をバッテリーマイナスに直付します。
黄色はイグニッション連動(ACC)のプラスに割り込ませます。
作業時はバッテリーのマイナスを外すのをお忘れなく。
フロントは多少の振動を承知で一番視点の高いところに設置。
サイドカウルやフロントフェンダー、ライト下につけるほうがすっきりしますが、
今回は視認性・記録性重視ということでこの位置に。
高いところにつけておくと、低い側壁の向こう側も撮影できますし
対向車のライトに幻惑もされづらいですからね。
位置調整は上下方向のスイベルと回転方向の調整は自由に行えますが、
左右方向は固定なので貼り付ける際に注意が必要ですね。
視野角広いので多少ずれてても気にならないとは思いますが。
そしてリアはここの位置に。カメラは筐体の大きい方がリアになります。
おそらくフロントは映像処理を本体で、リアはカメラ側でやってるので
リアが大きいんだろうなと思います。
固定はフロント・リアともに基本的に両面テープですが、
好みに応じてビス留めもできるように穴があいています。
リアはシート下から太いカメラケーブルを引き出せる隙間がなかったので、
強引に開口してしまいました。もうちょっと目立たないところも選べたんですが、
ケーブルのとりまわしと防水性を考えて目立つところで妥協しました。
コネクタを通すのにやや大きい穴をあける必要があります。
隙間はこのあと防水テープで処理しました。
さて、取り付けが終わったので、早速試走してきた動画をいくつか。
再生時は音量注意です。
まずは東京ゲートブリッジ通過のフロントカメラ・リアカメラ。
どちらも撮影はFull HD(1080P)になります。信号対応なので27.5FPS。
素子はSonyセミコンのIMX323ってことで画質は市販のドラレコ水準を満たしていますね。
Codecは一般的なH.264で、記録はmov形式。Macユーザにもありがたいところ。
トンネルからの出口はこんな感じ。
さすがにトンネル内から外を覗くとホワイトアウトしてしまいますが、
出てからの順応も自然で遅くなく、及第点ですね。
画角は150度を標榜してますが、まぁそんな感じ。
バンクして陸橋下に潜ってからのUターン。
動きの大きい映像でも目立ったノイズはなくいい感じです。
記録ファイルサイズはFull HD設定で5分のファイルが460〜480MB。
1分100MB以内には収まる感じなので、
128GBのSDカードには1280分、つまり前後で640分程度記録できる計算になります。
256GBのカードを入れておけばまる1日のツーリングにも耐えうる感じですかね。
Wi-Fi搭載機種なので、スマートフォン向けのアプリを使うことで
ワイヤレスでカメラのプレビュー・データの吸い出し・設定の変更などが行えます。
iOS向けはこちら、Android向けはこちら。ちゃんと日本語対応しています。
Wi-Fiの初期パスワードは「1234567890」となっています。
Wi-Fiでのプレビューはこんな感じ。
結構綺麗な画質で、遅延もそんなに多くないので、(体感500msecくらい)
デジタルバックミラーとして使うのも悪くはないかもですね。
ファイル一覧には残念ながらサムネイルが出ないですが、
記録日時と時間が出るのはありがたいですね。
転送は450MBのダウンロードに2〜2.5分かかるので、外出先の緊急用という感じでしょうか。
設定項目は以下の通り。
動画解像度は1080P/30FPS、720P/60FPS、720P/30fpsから選べます。
循環録画タイム(ループ録画のファイル長)はオフ・1/2/3/5分。
本体側ではもうちょっとリッチな設定ができます。
詳しくはマニュアルを参照。
GPSモジュールをつないでいれば、こんなかんじで座標移動と動画再生が同時に行えます。
記録はNMEA形式なので、対応したプレイヤーが別途必要です。
Windowsならフリーウェアが結構色々あるみたいなんですが、
Macは有料のものしか見当たらないですねえ。
下記動画で使用しているプレイヤーはこちら。
ということで、値段(全部込みで2万円程度)から考えると結構満足という感じのお買い物でございました。
コメント
コメント一覧 (5)
さて、質問があるのですが、MacでMoviesAndMapsを使ってみようと試したのですが、GPSのLOGがSDカード上にありません。その為、動画を取り込んでもInvalid GPS signalと出ています。撮影時に本体上で何か設定が必要なのでしょうか?教えて頂けると嬉しいです。
その上でですが、本体設定などは必要ありませんでした。
(マニュアルも確認しましたがそのような記載はなかったです。)
本体メニュー上にGPSステータスが出るはずなので、ちゃんと受信できているか確認してみるのが良いかもです。
P6F用のGPSモジュールも装着して、受信も確認しております。時刻も正常に表示してます。
試走後、本体からSDガードを外して、Macに接続してみると.movファイルしかない状況です。本来はこの時点でNMEA形式の.logもあるのではないんでしょうか?
メーカーに確認してみます。
ありがとうございます。
別売りGPSモジュールを接続済みで、受信もOK、時刻も正確に表示している状態です。
試走後本体よりSDカードを取り出し、Macに接続しDCIM>ForRと開いていくと.MOVファイルしか存在していません。<MapsAndMoviesのプレビューではGPSの情報がNMEA形式で.logで表示させていますが...>
.movファイルを取り込んだだけだと左側に映像は表示していますが、右のmapではinvalid GPS signalとなり経路が表示させていません。
GPSの情報がどこにあるものなのか、もし分かれば教えていただけませんか?
これで無理なら、メーカーに確認いたします。
お手数ですが、よろしくお願いします。
スマホのGPSと違ってAGPS(基地局やWi-Fiでの位置特定機能との総合測位)ではないので、
単に試走が短いなら測位前なのかも?
GPS情報は同じフォルダにあった気がしますね。
(しばらく見てないので記憶がおぼろげですが)