しばらく乗ったあとのインプレッション記事はこちら
ということで、表題の通り、2020年モデルのNinja1000 SXを納車いただきました。
購入はカワサキプラザ東京足立さんです。いつもお世話になっております!
これで愛車遍歴はNinja650(13)からはじまり、
→Ninja1000(14)
→Ninja650(17)
→Ninja250(17 WTE)
→Ninja1000 SX(20)となりました。Ninja250も悪いバイクではなかったのですが、
自分の用途や好みと合わなかったためお別れしました。
高速ガンガンつかって長距離いったり、
上り下りの激しい山道を長時間走るにはやや不向きでしたね。
スロットルとギアチェンジが忙しすぎる・・・
さて、Ninja1000は2014年モデルで経験済みでしたが、
6年も歳月がながれ、2017年にはフェイスリフトを受けていました。
さらに今回2020年モデルで電子装備が一挙充実、
名前も末尾にSXが付加されていますし、結構違いがあるんです。
流行の病気で自粛が求められているのもありますし、
とりあえず走行インプレやツーリングはあとまわしにして、
車体の紹介をしていきたいと思います!
超いい天気なのに走りにいけないなんてつらすぎるけど我慢!!!
さて、まずはなんと言っても電子制御。
メーターは今風のフルカラーLCDになり、表示情報が一気に増えました。
Bluetoothでスマートフォンと連携して、走行ログや車体設定の管理が可能に。
画面表示モードは2種類で、どちらのモードでも黒ベースと白ベースが選べます。
メーター内の表示情報も、走行距離を基本として、
これまでデジタル表示されていた燃費や航続距離に加えて更に充実。
リーンアングルや車体にかかるG、スロットルやフロントブレーキの強度、
外気温やバッテリー電圧などなど、多彩に表示可能です。
最近他社も含めてこういう機能を持ったバイクが増えましたね。時代だなあ。
タコメーターは廃止されましたが、
高精細なLCDでバーグラフ表示してくれるなら個人的にはOK。
電子制御はメーターだけの話ではなくて、
走行系のコントロールも完全電子化されています。
電子制御スロットルを装備したことにより、
トルクの味付けを物理特性に依存せずに制御できるのがいいですね。
ちょい開けではどの回転数でもジェントルに、
大きくあければ太いトルクを即時に浴びられるようになっています。
旋回中のエンブレやアクセル開度への追従、
トラクションコントロールによる空転制御も統合化。
更に、クルーズコントロールとクイックシフターがつきました。
ツアラーとして優秀なNinja1000が
クルコン装備で完璧超人になってしまう・・・!
しかもクイックシフターはUp/Down両対応。
ちょっと前ならフラッグシップSSにしかついてない高級装備でしたね。
ヘッドライトは2017年モデルから引き続きLEDの4灯。
左右とも外側がロービーム、内側がハイビームです。
ポジションランプは下側の両端に。
2014年モデルの時は社外品のLEDライトを装備しましたが、
あれ以上に明るくクリアです。
これも純正で必要十分、何も触る必要がなくなってしまっています。
ヘッドライトは2017年モデルから引き続きですが、
2020年モデルからはF/Rのウインカーやナンバー灯がLED化されました。
これで車体の灯火類は全てLEDになりました。
社外品でカスタムする人も多いくらい需要のある変更なので、
これが標準なのはありがたいですね。
電子制御で連動するにはスマホが必要ですが、
そうなると欠かせないのは電源ですよね。
最近のカワサキ車で増えてきたアクセサリ電源用のDCソケットが
Ninja1000 SXでは標準装備に。
もうスマホや車載カメラの充電をしない人のほうが珍しいですし、
みんな納車時につけちゃいますもんね。あって困るものでなし。
さらに定番便利カスタムことグリップヒーターとメットロックも
標準装備となっています。太っ腹バイクだね!!
中身は色々変わりましたが、外見で分かる違いもあります。
一番の違いは、これまでNinja1000/Z1000がずっと通してきた
左右2本出しx穴2つの4穴マフラースタイルをやめ、
右側1本出しのオーソドックススタイルに変更されたこと。
車体の左側がすっきりしてるのに違和感がありますねw
マフラーが変わってもスタンドフックのクリアランスは
残念ながらゲキ狭のままです・・・!
まーでもボトミングしてマフラーにぶつけることはなくなったかな?
そうそう、ウインドスクリーンも調整段が1つ増えて、4段になっています。
自分は純正オプションのスモークハイスクリーンにしてみました。
手元までしっかり防風されて、スタイルを崩しすぎない設計。
細かいところで、標準装備のETCが2.0になりました。
バイクだとETCから交通情報もらっても表示する術があんまりないので
やや2.0の利点に欠けたりもしますが、割引通行料の恩恵は受けられます。
おかげさまでシート下の収納は書類とお守りくらい、ですねw
あと個人的にいいなーという変更点は、イグニッションスイッチが
キルスイッチと一体のスライドスイッチになったこと。
自分は駐車時や信号停止などで
結構キルスイッチを使ってエンジンストップする人なので、
ここが一つになってくれていると毎度一手間減るので嬉しいですね
忘れちゃいけない大事な点、積載。
2014年モデルから始まって、
今やカワサキの大型ツアラー定番装備となった
密着感のある利便性の高いサイドパニアですが、
これも引き続きオプションとして提供されます。
これに惚れて2014年モデルを買った自分としては、
継続設定ごっちゃんです!という感じ。
今はパニア用のグラブバーがデフォルト装備なので、
オプションとしてつけるにも廉価になりましたね。
走りに関しては、タイヤがBridgestoneのS22になりました。
サイズは120/70ZR17、190/50ZR17と変わりなし。
ただ、車体側の足回りに若干の変更があり、
0.5度ほどですがキャスター角が垂直に近くなりました。
交差点の曲がり始めや切り返しが前よりクイックになったのが体感できますね。
そんなこんなで、今はバラして装備をつけたり眺めたり、
買い物にいくのに使ったりくらいしかできていないので、
この先しばらくは用品インプレ記事を書いていこうと思います。
お楽しみにー
スペック:
車体
全長2100mm/全幅830mm/全高1190-1225mm
軸距
1440mm
地上高
135mm
シート高
820mm
キャスター/トレール
24.0度/102mm
ハンドル切れ角
31度
ブレーキ
フロント300mm/リア250mm
装備重量
236㎏
エンジン形式
水冷4st DOHC 並列4気筒
排気量
1043cm3
ボア/ストローク
77mm/56mm
圧縮比
11.8
最高出力
104kw-141ps(10000rpm) [東南アジア仕様]
最大トルク
111N.m-11.3kgf.m(8000rpm)
燃料タンク容量
19L
タイヤサイズ
120/70-17/190/50-17
コメント
コメント一覧 (6)
初めてのコメントです。
わたくし20年あまりの時を経てリターンした
へっぽこオヤジライダーです。3年間CB400SSを乗った後
昨年(2019年)に忍千を購入し週末ライダーをしております。
この度は2020忍千の御納車おめでとうございます。
2019型も電子制御化されていましたが2020型では更に進化し
オートクルーズまでついているんですね すごい!
こちらのブログはツーリングの参考にと拝読させてもらっています。
コロナが落ち着いてからのツーリング記事楽しみにしております。
よろしければ私のへっぽこブログもご覧ください。
「はなぶさ君の忍者でGO」で検索できます。
失礼しました。
2019年モデルいいですねー!
2017年モデルが出た時、IMUによる姿勢制御うらやましい!と思った記憶が蘇ります。
記事をご参考いただけているようで嬉しいです!
そちらのBlogも拝見しますね!
ブログ拝見させていだきました。
自分も現在2014年型Ninja1000に乗ってます(しなもプラザ足立、旧モトプラザ)で購入しました。
この度2020年式に乗り換え今月末に納車予定です。
何せ2021年式が出たのはいいですが、カラーがイマイチで慌てて2020年式を探しましたが、足立には在庫なく、川越のプラザで購入と相成ります‥‥足立なら電車でも直ぐなんですけどねー
ブログ参考になりました!
またお邪魔させていただきます。
ひとまず2020モデルの契約おめでとうございます。
2021年カラーは2020年のと方向性がだいぶ違うので好き嫌いが分かれますね。
自分は逆に足立は結構遠いのですが、お店が信頼できるので通わせて頂いてます。
立地や在庫は本当に難しい問題ですね。
わたしは2011年型の赤忍に乗っていますが、クルコン着いたら買い換えようと思っていたのですが、赤系が出て来ないかな~と待ち状態です
純正バニアはあまり興味無かったのですが、記事を読んでバニアもいいな~と思う様になりました
ブログいろいろ参考にさせて頂きますね
ちなみに私も「セローなブログ&NINJAなブログ」やらせてもらってます
良かったらリンク張らせて貰っても良いですか?
11年、15年モデルとも指名買いした人が多かったと記憶してます。
来年あたりでるかもしれませんが、いっそ全塗装も良いのではないかと思いますよ!
リンクは是非どうぞです。