インカムはSMH-10の頃からずっとSENAを愛用しているのですが、8/8に新機種50S/50Rが発売になったので早速50Sを購入しました。
取り付けて走ってきたので、インプレッション・レビューを書こうと思います。
ちなみに、これまではSMH-10、20S、30Kと買い換えてきています。
30Kもそろそろ3年使ってるので、バッテリーの寿命がくる前の買い替えです。
今回は、久々にデュアルパックを購入。
最近タンデムは滅多にしないですし、共同購入でもないので1台で十分ではあるのですが、一人でツーリングする時に電池がヘタったときに交換したり、2日以上のツーリングの時に充電器を持ち歩かなくていいのが便利そうだったのと、やっぱりたまにバイク乗り以外を乗せる時には、あると嬉しい。
1個を2回買うより2個同時に買うほうが安いので、先行投資って感じで!
知り合いと共同購入する人はデュアルだとちょっとお得ですね。
ちなみに、50Sと50Rの違いは機能的にはそんなになく、主に筐体の違い。
50Sが今までと同じジョグダイヤルで、ベースから取り外し可能なオーソドックスタイプ。
50Rはボタン式でスリムになっているかわりに、バッテリーがやや小さいのと、基本的に付けっぱなしスタイルです。
ベースが大きい分、外部マイクや外部スピーカーをつけられるのが50Sの利点ですが、そういうのが不要な人は50Rって感じでしょうか。
1日走りっぱなしのロングツーリングが多く、ヘルメットを結構買い換える自分は迷わず50Sを選択です。
付属品は膨大なので公式サイトを見ていただくのが良いと思いますが、フルフェイス用のマイクやジェット用のマイク、予備のスポンジ複数や両面テープ、スパイラルのオーディオケーブルまで入ってますので、不足することはないかと。
SMH-10の頃はシガープラグ充電器なんかも入ってましたね。
Wi-Fiアダプターが新規に追加されていて、これはPCなくてもファームアップが可能なシロモノです。
アップデートが面倒だとか、PCよくわかんないって人にはいいのかも・・・?
うーん、・・・ちょっとお遊び要素が強いかもしれませんw
Wi-Fiが2.4GHz帯にしか対応してないのがちょっと残念。
それから、SENAで忘れてはいけないのがアプリの充実。
音楽の再生コントロールやペアリング、通話の開始、マニュアルの閲覧など、インカムの操作はこれひとつでできてしまいます。
複数人でペアリングしてると誰とつながってるのかわからなかったり、バッテリーどれくらい残っているのか曖昧だったり、インカムってハードウェアがシンプルなせいで操作に困ることが多いんですが、アプリ入ってれば全部解決するので最高です。
30Kとの比較はこんな感じ。
ベース部分は共用できるともっぱらの噂。試してないですけど。
ボタン配置などは変わらず、デザインは黒ベースから銀がちょっと増えた感じになりました。
目に見える大きなアップグレードポイントはスピーカーがよくなったことですね。
今までは高音が強すぎて低音が弱く、会話にはいいけれど音楽を聴くと「まーそれなりか」という感じでしたが、充分楽しめる音質になりました。
走行中は風の音やエンジン音もあるので、音質はそんなに気にしないって方もいるかもしれませんが、副次的な要素として音量を上げた時にも音割れしづらくなっているので、そこはかなりのアドバンテージを感じます。
あとはクイックチャージがかなり嬉しいですね。
20分充電で6時間使えるそうなので、集合場所への到着前や休憩中に充電すれば無限に使えるというレベル。
SENA的に推しなのはMESH2.0。
FMラジオやMESH通信は自分はほとんど使わないのですが、5人以上のツーリングでリーダーが全員に指示を出すような状況だとかなり有利なんじゃないでしょうか。
・・・個人的には隊列長くなると他の交通の妨げになるので、小隊分割しろよという気もしなくはないw
タンデマーが混ざってくると台数に比べて人数が増えがちなので、そこが使い所かもしれません。
ちなみに30KもファームウェアアップデートでMESH2.0に対応したので、廉価版として30Kは引き続き競争力がありそうです。
コメント
コメント一覧 (3)
充電端子などは共用ですか?
2つないのは箱と説明書くらいですね。
説明書はwebで見れるので不要だと思いますが。
「充電端子などは共用」の意味が理解できなかったのですが、充電に使うWiFiアダプターは2セットあります。
コンセントからUSB電源を取るアダプターは1つもついてないので、市販のスマホ用などのもの(USB TypeA)を用意する必要がありますね。