感染拡大もずいぶん落ち着いてきて、医療体制にもやや余裕が出てきたということで、ちょっとだけ足を伸ばして伊豆まで河津桜を見に行ってきました。
もちろん聖地は花の名前にもある通り河津ですが、さすがに混雑が予想されるところに行くわけにはいきません。
密集を避けて伊豆の国へ行ってきました。
ルートはこんな感じ
今日は寒くはないものの、そこまで気温が上がる予報でもないため、出発は遅めに7:30。
伊豆に行くなら当然東名高速で、その先は厚木から小田厚道路とします。
いつもなら休みなしでいっちゃいますが、あまりに寒くて平塚PAで最初の休憩。
出発1度、横浜町田で2度はキツい・・・!
木曜日あたりにまた寒波がきたこともあり、富士山の雪もずいぶん厚化粧。
しかし天気は上々なので、9時〜10時ごろにはぽかぽかしてくるでしょう。
ただし、時間的にはその前に箱根超えをこなさねばなりませんw
時間はちょうど頂上で9:00、気温は0度ぴったり!
一瞬だけ-1度の表示も拝みました。やめてくれえ・・・
上半身はカウルもあって、スクリーンも1段あげれば風も防げるし大したことないのですが、膝がモロに風を受けるので冷たいんですよね。
ステップの上で屈伸運動をしながら箱根新道〜1号線で三島に入ります。
ちょっと風がつよいので地表付近はガスっていますが、空はスッキリで真っ青。
国道136号を南下して、函南あたりで再度休憩し、甘めのコーヒーでカロリー補給。
血糖値が上がらないと冷えるいっぽうですからね!
そのまま国道を南に走り、伊豆の国市の南西、狩野川の堤防にある桜並木にとーちゃく!
ちょうど修善寺道路と並行するように、堤防に河津桜が植っています。
目論見通り人出はまばら。
地元にお住まいと思しき人が犬の散歩や子供連れでゆったりと眺めておられました。
時間はちょうど10時になったところで、太陽もほどほどに高く上がってきたのでソメイヨシノより濃いめの桜色が映えますね。
さすが堤防だけあって、余計なものが何一つない「ザ・桜並木」といった感じ。
目線の高さに枝があるので、桜に埋もれるような視点で楽しめます。
咲き方は日当たりによって7割か8割というところ。
まだ蕾もたくさんありましたし、来週末〜再来週くらいまでは楽しめるのではないでしょうか。
惜しむらくは、明け方の冷え込みが影響してか、花びらがややシワになっていること。
凍っちゃうとこうなるんですよね。
今日明日の暖かさでまた瑞々しく持ち直すかも。
桜のピンクは空の青と合わせると何倍も映えますね。
あとは下草がもう少し青々としていればいいのですが、そこは早咲きの桜、芝が息を吹き返す頃には葉桜でしょう。
ぶらぶらと並木周辺で20分ほどゆっくりして退散。
帰るにはまだ早すぎるので、西伊豆方面へ向かうべく、そのまま狩野川沿いに南へ走ります。
さすがに交通量が増えてきました。
と、その前に寄り道。
11:00と少し早いですが、道の駅伊豆月ヶ瀬に立ち寄って昼食にします。
ここは2019年末にできたばかりの新しい道の駅だけあって、施設もピカピカです。
この辺りの名物であるワサビを食べるなら、ざる蕎麦がいいんですが、ちょっと寒いな・・・ということで、今日はまぐろの漬け丼をチョイス。
しっかりワサビが乗っているからセーフ!!
暖かいわかめスープが沁みます。
月ヶ瀬からは船原峠をトンネルでくぐって、西伊豆へ。
沿岸は風が強いですが、走行に支障があるほどではないです。
白波のたつ西伊豆の青い海が美しい。
土肥温泉からは海沿いに南へ進路を取ります。
走行中、八木沢地区で目に飛び込んできたのは一面の黄色!!
お昼前の日差しであまりにまばゆかったのでこれは足を止めずにいられません。
地元のボランティアの方が育てている菜の花畑だそう。
まさに「一面の」という感じの綺麗な菜の花畑。
苦手な人もいる菜の花の香りですが、海風が強めに吹いていて中和されちょうどいい感じ。
ここは夏になるとひまわり畑になるそうで、夏にも是非来たいですね。
さてツーリング再開。
引き続き沿岸を南下していきます。
宇久須クリスタルビーチは砂の色と海の青が混ざり合って夏の海のような色合い。
沿道にはあちこちで河津桜が花をつけており、ゆったり走るのが目に快感。
当初宇久須から内陸へ入って西伊豆スカイライン・・・と思っていましたが、お昼の海岸沿いで気温が11度。
これは仁科峠は2〜3度しかないな・・・ということで、西伊豆スカイラインはやめておきます。
風もつよいから尾根沿いの吹きさらしの道は余計に冷えますしね!
ということでさらに南へ進み、松崎までいったら県道15号で東へ折れます。
稲梓で国道414号へ。
そのまま行くと河津は目前ですが、冒頭の通り立ち寄らずに国道沿いに北へ折れます。
逆川地区では伊豆縦貫道の工事が大規模に行われていました。
これが開通したら東伊豆の沿岸道路もちょっとは混雑がましになりますね。
片側一車線の山岳区間をあえて県道に迂回せずにクネクネ楽しんだあとは、おなじみ河津七滝ループ橋へ。
ループ橋かずあれど、全区間橋梁で2周きっちり周り、さらに真円に近いこともあって壮観。
ここも桜の名所なので、ちょうどループ橋からも斜面の桜並木が見えていました。
桜をぐるっと回り込むように走るループ今日はいつもよりも楽しい。
南から北へ抜けるルートだと、半時計周りで内側を通れるので桜がよく見えますね。
ループ橋のあとは天城峠・・・ですが、交通量が多いので普通に走ると退屈な道。
ゆえに、ここにきた時は大体こっちを走ります。
天城峠は、ちょうど峠超えのてっぺん付近で旧道が6kmにわたって残っているのですが、ここはあえて舗装を剥がしてダートになっています。
基本的にはフラットダート・・・なのですが、雨が流れて川になり、洗堀されたところがそのままになっている場所あり、路面の砂利に紛れて巨大な落石もあり、結構ハードな区間。
南側から2kmくらいの地点で現道との接続があるので、北4km+南2kmくらいですね。
転ばないようにえっちらおっちら抜けていきます。
リッターフルカウルツアラーでくる道ではない。
ということで無事天城山隧道を通過。
国の重要文化財に指定されているこの重厚な隧道は、著名な小説にも登場したりと由緒のあるもの。
ツーリング的にオマケとして楽しむにはもってこいです。
トンネルを出たら現道に合流し、道の駅天城越えで最後の休憩を入れます。
時間は13:30ですが、そろそろ帰らないと日が暮れる。
復路も三島からは往路と同じルートとし、国道1号〜箱根新道〜小田原厚木道路を経由してまっすぐ帰りました。
今日の距離は426.4kmでした。
ODOは28627kmになりました!
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