30000kmを突破したので本格的なバイクシーズンを前にオイル交換にいって、そのまま軽く走ってきました。
行き先はタイトルの通り、勝沼のフルーツラインから奥多摩へ。
ルートはこんな感じ
朝はどんよりくもり空。
雨予報はなくなったものの、前日降った雨でまだ道路には水たまりがちらほら。
ただしこの日は都内が20度を超える予報で、日が出たらあっというまに乾きました。
お店の予約時間までお台場あたりをぶらっと流してから入庫します。
開店直後の10時予約で、今日の作業はオイル交換に加えて前後ブレーキパッドの取り替え。
カワサキプラザ東京足立さんは増床のための工事の真っ最中ですが営業中。
作業をやっていただいている間に適当にぶらぶらと。
意味もなく見沼代親水公園にいったりして時間をつぶします。
伊豆や自宅の湾岸付近では、先週すでに葉桜だった河津桜も足立のあたりでは今日が見頃でした。
2時間ほど時間をつぶしている間に空が晴れてきて、天気も予報通り上昇。
支払いしたり店員さんと雑談している間に時間は12:30過ぎ。
このまま帰るのももったいない天気と気温だ・・・ということで、ここからソロツースタート。
板橋本町から首都高に乗り、C2で中央道へ。
そのままぐぐっと笹子をこえて、やってきました勝沼。
IC近くの交差点から脇へ入り、丘をぐぐぐーっと登っていくと
どーんと開た甲府盆地。
この左手の見晴らしの良さと、路面のゆるやかな高低差やカーブがフルーツラインの醍醐味ですね。
オイル交換したばかりなのでエンジンの回転フィーリングも最高。
牛奥トンネルを抜けた先、牛奥みはらしの丘にて休憩。
ここは自販機があれば最高なんですけどねー。
時間は14:30、甲府の空はすっかり晴れ渡っています。
実はこの日、なーんにも考えずにとりあえず「甲府いくかー」で走ってきたので、この先のルートも未定。
フルーツラインを北に流して、どこいこうかなーと逡巡していたら国道411号につきあたりました。
この気温なら奥多摩方面だってそんなに寒くないだろう、ということで、北へ。
県道218号〜県道201号をつなぐ上日川ダム経由の大菩薩峠はまだ冬季閉鎖なので、411号をずっと走ります。
どんどん改良が進んで、カーブが大回りのバンク付きばかりになってきた大菩薩ライン。
自分がバイクに乗り始めたころは狭小なヘアピンだらけでしたが、ずいぶん抜けやすくなりました。
とはいえ、この日は前日の雨水がトンネルの中に滲み出てウエットなコンクリート路面はスリップ注意。
気をつけながら登っていき、柳沢峠へ向かいます。
やや寒いとはいえ10度くらいはあり、春装備でもそれほど寒さを感じない気温。
快適に走って峠を越え、一之瀬川〜丹波川沿いに走れば丹波山村です。
時間はもう15時。
そういえば朝から何も食べてないな・・・と思い出したので、道の駅たばやまに寄り道。
別棟になっている食事処で遅めのお昼にします。
メニューは朝昼と夜兼用のつもりでがっつりと、鹿肉カレーとたぬきそばを注文。
鹿肉はしっかりやわらかく煮込まれていて、言われなければ「あっさりして美味しい牛肉ですね!」と思ってしまうほど。
店内には薪ストーブも焚かれていて、パチパチと薪の爆ぜる気持ちいい音と、たっぷりの赤外線を受けながら腹を満たします。
丹波山からもルートは未定。
そのまま帰ってもいいけど、せっかく暖かいんだし多少遅くなってもいいかな、ということで、奥多摩周遊道路に足を向けます。
最短ルートは国道411号をそのまま走るコースですが、県道18号で小菅村へ越えるルートを盛り込みます。
ここは交通量も少なく、タイトなヘアピンが連続する密度の高い道。
スピードを出さなくても存分にバイクを倒し込めるお気に入りのスポットです。
小菅村に出たら、国道139号で三頭橋方面へ抜け、そこからはおなじみ奥多摩周遊道路です。
いわずもがな、綺麗な線形と整った舗装で、関東で1〜2を争う有名なツーリングルートです。
著名がゆえに交通量が多く、飛ばしすぎる人も多いので普段の走行では避けがち。
とはいえ今日は3月頭なのに特異的に暖かい日、かつ16時前のオフピークということで、今日はマイペースで走れました。
奥多摩周遊を走ったあとは、県道33号に抜けて上野原へ。
甲府のあたりもそうですが、このあたりでもところによっては梅や桃が綺麗に花をつけはじめていました。
山を降りるころには17時目前。
帰るにはやや心許ないガソリンを棡原(ゆずりはら)で念の為補給し、そのまま高速で帰路につきました。
14時スタートにしては距離が伸びた印象で351.3km
ODOは30380kmとなりました。
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