4月に入ったので長野北部にも行けるぞ!
ということで、メンテナンス上がりのZRX1200R乗りさんに声かけいただいて2人で走ってきました。

ルートはこちら、立案はZRXライダーさんにお任せ。
ありがとうございます!
集合上里SAに6:30、ということで4:30には家を出ます。
外環道をぐるっと回り、途中の新倉PAで少し減ったガソリンタンクに添加剤をINしたりしつつ、関越道へ。

集合後は関越道から上信越道に乗り換えて、東部湯の丸ICで下道へ下ります。
天気予報通りの曇りのち晴れですが、碓氷〜小諸のあたりでは濃霧の中を走ったためシールドに水滴がつく場面も。
このへんは早朝の山間部だと仕方ないですね。

ICをおりてまず向かうは、大屋駅。
この駅はおなじみ国道152号の始点にほど近い、しなの鉄道しなの線の駅です。
立ち寄った理由は画像をみていただければ一目瞭然。

近代化産業遺産でもある、旧国鉄信越本線時代からのレトロな木造駅舎に、大きな桜の木が二本。
大屋駅を開業させることになった経緯をしたためた石碑を囲むように立っています。
この石碑、明治33年なのでなんと西暦1900年のものだとか。

現在はシンプルな対向式の2面2線であるものの、駅構内はかつての本線だからというには広すぎるくらい広くつくられています。
それは、かつてここが中線や駅舎と反対側に発着する副本線、貨物線や専用線を有するターミナル駅で、果ては上田丸子電鉄丸子線のスイッチバック設備まで存在した駅だから、とのこと。
いやー歴史がすごい。

大屋駅からは千曲川沿いにすこし北へ進みます。
やや雲が多いものの、9:00を回った上田の町はぽかぽかと春の陽気。
目的地はこの画像の奥に見えている鉄橋。

こちらは上田電鉄の千曲川橋梁。
2019年の台風19号で破壊され、先日3月28日に復旧したばかり。

手前の鉄橋1径間が落橋から復活した部分。
堤防が削られ、踏切や橋台ごと消失してしまっていた左岸の橋は、すっかり新品のように綺麗になっていました。

復旧した別所線の車両が颯爽と駆け抜けていきました。
別所線は去年訪れた別所温泉駅へ向かう、12km足らずの短い路線です。
千曲川橋梁をあとにしたら、県道12号から県道55号を経由し、筑北〜麻績〜大町と進んでいきます。

差切峡を越えてさらに西へ。
このあたりの道は長野の山間部ならではの、広くて走りやすいワインディングロードが続きます。
55号で信濃大町近くまで来たら、31号で北へ。

少し走ったところに、手打ち蕎麦 美郷があります。
到着はちょうどオープンの11:00、店員さんが暖簾をかけると同時に入店。

このお店のウリは石臼挽きの蕎麦粉から自家製麺した手打ち蕎麦。
氷水でキュッと締められたコシのある蕎麦は最高のお味。
大ざるには季節の天ぷらもついていますが、ワカサギの天ぷらも追加で注文し、春だなーという感じの食卓!

味噌が利いていて美味しい、蕎麦の薄焼きも大ざるのセットメニュー。
蕎麦を焼くという発想はなかったですが、これがめちゃくちゃ美味い・・・お土産に欲しかった・・・

腹ごしらえが完了したら、そのまま少し西へ走って木崎湖へ。
木崎湖の湖畔にあるこちらの駅へ。

海ノ口駅はJR大糸線の駅。
駅名は、かつて「海之口湖」と呼ばれていた木崎湖に由来します。

駅舎内には某アニメの舞台になった経緯もあり、交流ノートも。

かつてはすれ違い可能駅だったので、ホームの向かいには広めの敷地。
北側に貨物ホームもあったようです。

海ノ口駅からは湖の南側に回り込み、木崎湖キャンプ場へ。

透き通った湖と松林がいい感じの雰囲気です。
湧き水で満たされた木崎湖は、夏でも震えるほど冷たいんだとか。
眺めもとてもいいですし、バンガローがあって手ぶらキャンプもできそうなのでまた来たいですね。

キャンプ場を出たら、木崎湖を西から回り込んで国道に再合流し、再び北へ。
木崎湖〜中綱湖〜青木湖と、仁科三湖を遡っていきます。
対岸の山々は先週までスキー場が営業していただけあり、まだまだ雪が残ります。
標高は青木湖で822m、木崎湖が764m。
諏訪湖が759mなので、少し高いくらいですね。

青木湖の北へ行くと、徐々に白馬の街に入っていきます。
時間は13:30を回って、避暑地で有名な白馬でも気温は15度以上。

元々は県道31号で東に戻る予定でしたが、遠目に見える白馬岳が美しいので、地形の開ける北側まで走りましょう!
ということでさらに北へ。

飯盛駅の北側で大糸線の線路をまたぎ、橋を越えると・・・

美しく連なる山々は絶景です。
以前来た時は5月の後半でしたが、やはり雪が多い季節は迫力が違います。

斜面という斜面にスキー場が建設されていて、まさにスキーのメッカという感じ。

このまま北に向かってしまうと、東に抜ける道はもはや日本海までありません。
ここでUターンして、国道406号で東へ戻ります。

時間は14:30、鬼無里のいろは堂でお昼のおやつとしゃれこみます。

店内は古民家のように天井の高いあたたかな雰囲気のつくり。
炉端を囲んでおやきを食べられるお店です。
いろは堂のおやきは、バゲットのような香ばしい生地に具を包んで焼いたもの。
つぶあんから野沢菜まで、様々な具材のバリエーションがあります。

鬼無里からは、そのまま長野市街を通り、犀川・千曲川沿いに走ります。
山を降りてきたので、また桜が満開。
そのままガソリンを入れて高速へ・・・

の予定でしたが、沿道に保存車両を見つけてUターン!
目に入ったのは保存車両の長田2500系(元東急5000系)、C10編成でした。
渋谷にあった同型車は大館に移動し、展示すべく整備中ですが、あちらは床上だけの車体。
こちらは台車も床下機器も残っているので貴重ですね。

ここにはトレインギャラリーNAGANOがありましたが、3月の14日に館長さんの体調の問題から閉館となったよう。
引き取り手を募集しているそうで、保存車はここでしばしのおやすみといったところ。
行き先が見つかるといいですね。

帰りは須坂長野東ICから上信越道に入り、そのまま往路と同じ復路で自宅へ。
寄り道たくさんで、満足度たっぷりの1日でした。

行き帰りの高速の比率が高いですが、今日の走行は649km

ODOは33651kmとなりました。

ということで、メンテナンス上がりのZRX1200R乗りさんに声かけいただいて2人で走ってきました。

ルートはこちら、立案はZRXライダーさんにお任せ。
ありがとうございます!
集合上里SAに6:30、ということで4:30には家を出ます。
外環道をぐるっと回り、途中の新倉PAで少し減ったガソリンタンクに添加剤をINしたりしつつ、関越道へ。

集合後は関越道から上信越道に乗り換えて、東部湯の丸ICで下道へ下ります。
天気予報通りの曇りのち晴れですが、碓氷〜小諸のあたりでは濃霧の中を走ったためシールドに水滴がつく場面も。
このへんは早朝の山間部だと仕方ないですね。

ICをおりてまず向かうは、大屋駅。
この駅はおなじみ国道152号の始点にほど近い、しなの鉄道しなの線の駅です。
立ち寄った理由は画像をみていただければ一目瞭然。

近代化産業遺産でもある、旧国鉄信越本線時代からのレトロな木造駅舎に、大きな桜の木が二本。
大屋駅を開業させることになった経緯をしたためた石碑を囲むように立っています。
この石碑、明治33年なのでなんと西暦1900年のものだとか。

現在はシンプルな対向式の2面2線であるものの、駅構内はかつての本線だからというには広すぎるくらい広くつくられています。
それは、かつてここが中線や駅舎と反対側に発着する副本線、貨物線や専用線を有するターミナル駅で、果ては上田丸子電鉄丸子線のスイッチバック設備まで存在した駅だから、とのこと。
いやー歴史がすごい。

大屋駅からは千曲川沿いにすこし北へ進みます。
やや雲が多いものの、9:00を回った上田の町はぽかぽかと春の陽気。
目的地はこの画像の奥に見えている鉄橋。

こちらは上田電鉄の千曲川橋梁。
2019年の台風19号で破壊され、先日3月28日に復旧したばかり。

手前の鉄橋1径間が落橋から復活した部分。
堤防が削られ、踏切や橋台ごと消失してしまっていた左岸の橋は、すっかり新品のように綺麗になっていました。

復旧した別所線の車両が颯爽と駆け抜けていきました。
別所線は去年訪れた別所温泉駅へ向かう、12km足らずの短い路線です。
千曲川橋梁をあとにしたら、県道12号から県道55号を経由し、筑北〜麻績〜大町と進んでいきます。

差切峡を越えてさらに西へ。
このあたりの道は長野の山間部ならではの、広くて走りやすいワインディングロードが続きます。
55号で信濃大町近くまで来たら、31号で北へ。

少し走ったところに、手打ち蕎麦 美郷があります。
到着はちょうどオープンの11:00、店員さんが暖簾をかけると同時に入店。

このお店のウリは石臼挽きの蕎麦粉から自家製麺した手打ち蕎麦。
氷水でキュッと締められたコシのある蕎麦は最高のお味。
大ざるには季節の天ぷらもついていますが、ワカサギの天ぷらも追加で注文し、春だなーという感じの食卓!

味噌が利いていて美味しい、蕎麦の薄焼きも大ざるのセットメニュー。
蕎麦を焼くという発想はなかったですが、これがめちゃくちゃ美味い・・・お土産に欲しかった・・・

腹ごしらえが完了したら、そのまま少し西へ走って木崎湖へ。
木崎湖の湖畔にあるこちらの駅へ。

海ノ口駅はJR大糸線の駅。
駅名は、かつて「海之口湖」と呼ばれていた木崎湖に由来します。

駅舎内には某アニメの舞台になった経緯もあり、交流ノートも。

かつてはすれ違い可能駅だったので、ホームの向かいには広めの敷地。
北側に貨物ホームもあったようです。

海ノ口駅からは湖の南側に回り込み、木崎湖キャンプ場へ。

透き通った湖と松林がいい感じの雰囲気です。
湧き水で満たされた木崎湖は、夏でも震えるほど冷たいんだとか。
眺めもとてもいいですし、バンガローがあって手ぶらキャンプもできそうなのでまた来たいですね。

キャンプ場を出たら、木崎湖を西から回り込んで国道に再合流し、再び北へ。
木崎湖〜中綱湖〜青木湖と、仁科三湖を遡っていきます。
対岸の山々は先週までスキー場が営業していただけあり、まだまだ雪が残ります。
標高は青木湖で822m、木崎湖が764m。
諏訪湖が759mなので、少し高いくらいですね。

青木湖の北へ行くと、徐々に白馬の街に入っていきます。
時間は13:30を回って、避暑地で有名な白馬でも気温は15度以上。

元々は県道31号で東に戻る予定でしたが、遠目に見える白馬岳が美しいので、地形の開ける北側まで走りましょう!
ということでさらに北へ。

飯盛駅の北側で大糸線の線路をまたぎ、橋を越えると・・・

美しく連なる山々は絶景です。
以前来た時は5月の後半でしたが、やはり雪が多い季節は迫力が違います。

斜面という斜面にスキー場が建設されていて、まさにスキーのメッカという感じ。

このまま北に向かってしまうと、東に抜ける道はもはや日本海までありません。
ここでUターンして、国道406号で東へ戻ります。

時間は14:30、鬼無里のいろは堂でお昼のおやつとしゃれこみます。

店内は古民家のように天井の高いあたたかな雰囲気のつくり。
炉端を囲んでおやきを食べられるお店です。
いろは堂のおやきは、バゲットのような香ばしい生地に具を包んで焼いたもの。
つぶあんから野沢菜まで、様々な具材のバリエーションがあります。

鬼無里からは、そのまま長野市街を通り、犀川・千曲川沿いに走ります。
山を降りてきたので、また桜が満開。
そのままガソリンを入れて高速へ・・・

の予定でしたが、沿道に保存車両を見つけてUターン!
目に入ったのは保存車両の長田2500系(元東急5000系)、C10編成でした。
渋谷にあった同型車は大館に移動し、展示すべく整備中ですが、あちらは床上だけの車体。
こちらは台車も床下機器も残っているので貴重ですね。

ここにはトレインギャラリーNAGANOがありましたが、3月の14日に館長さんの体調の問題から閉館となったよう。
引き取り手を募集しているそうで、保存車はここでしばしのおやすみといったところ。
行き先が見つかるといいですね。

帰りは須坂長野東ICから上信越道に入り、そのまま往路と同じ復路で自宅へ。
寄り道たくさんで、満足度たっぷりの1日でした。

行き帰りの高速の比率が高いですが、今日の走行は649km

ODOは33651kmとなりました。

コメント
コメント一覧 (2)
私も無事にニンジャ650が納車されて初陣に行って来ました。
乗りやすいですねぇ~!!
8月1日に長野でKCBMが開催するようですが、こちらの記事を参考にさせていただきます。
8月の長野の高原はとても気持ち良いですね。
戸隠や志賀高原方面もとても良いので、満喫なさってください!