梅雨明け二日目のツーリングは、6月に雨天中止となった友人の納車祝いツーリングのリベンジをしに伊豆へ行ってきました。
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集合は朝7:00の海老名SA。
高速の渋滞を避けるために1時間早めに出ましたが、それでもソロツーリングとくらべて1時間ほど遅い行動になります。
5時代でもすでにばっちり明るい7月の半ば。
海老名SAで集合したら、御殿場から新東名に入って駿河湾沼津ICまで高速移動。
お互いのペースや癖を掴みつつの隊列走行で肩慣らし。
駿河湾沼津からは伊豆縦貫道で南へ。
函南で一般道に降りたら、狩野川を渡って西へ進みます。
時間は8:00を周り、気温はしっかり上がってきました。
川沿いの草がそよそよと風にたなびいて涼しげな朝。
今日は1日晴れですが、最高気温は28〜29度と過ごしやすい1日になる予報。
おなじみ狩野川放水路経由で駿河湾へ。
西伊豆はまだ交通量が増える前の時間で、前走車はいるもののスムーズに進んでいきます。
暑い日は水分補給を密にしていきましょう。
コンビニで夏満喫セットを購入して一息。
遅ればせながら今日のメンツは6月に納車されたばかりのZX-6R、Ninja400、それからおなじみZRX1200RとF3 800の5台。
感染症が流行り始めてからしばらくマスツーリングは控えていましたが、ワクチンも普及がはじまりましたし、マスク徹底と食事の回避をしつつ行動することで解禁。
バイクでインカムとジェスチャーを使ってコミュニケーションする分にはリスクもないですから、大事なのは休憩中の対策ですね。
西浦からは内陸に入り、西伊豆スカイラインへ。
標高が上がって空に近くなると、空の青さもいっそう濃くなります。
ただ晴れているだけでなく、空気がきれいで見通しや良し。
西伊豆スカイラインの一番のウリである、稜線近くをクネクネと結んでいく草原の中の道路風景もはっきりくっきり。
隊列をバラしてそれぞれのペースで快調に走り、殿で西天城高原に到着。
宇久須の街を見下ろす草原で水分補給。
時間は9:30少し前、遠くの静岡市街までよく見えます。
のどかな牧場の牛たちを横目に、高原から海まで一気に降ります。
最初はセンターラインもばっちりな走りやすい道ですが・・・
峠の中腹ではやや狭くタイトな道へ変貌。
とはいえ交通量がそこそこにある道路なので、道は荒れていません。
海沿いまで降りてきたら、国道136号線を左折して南へ。
標高を下げてくるとむわっと暑い空気がまとわりつきますが、海風がそれをうまく中和してくれて、ほどよいクールダウン走行。
松崎まで海沿いを走ったら、梅月園の桜田店に到着。
早々ですが、ここが本日のメイン目的地です。
和菓子のお店である梅月園さんは、さくら葉餅が有名。
お土産の箱とその場で食べるバラを1つ購入。
遅めのブレークファーストとします。
程よい塩味と甘くて滑らかな餡がよくマッチして、静岡名物の緑茶によく合いそうな美味しい和菓子。
ZRX1200Rさんのご好意で水饅頭もご馳走になりました。あざす!
すっきりと冷やされた餅は夏にぴったり。
店内飲食は感染症対策で停止中なので、駐車場のすみでほどよく距離をたもっていただきます。
味わって食べたあとの水が美味いこと・・・
おなかとカバンにほどよい重さを追加して梅月園さんをあとにしたら、引き続き国道を南へ。
時間は11時に近づき、遠くの空には白い雲がもくもく。
オーシャンビューの丘や漁港の中を気持ちの良いワインディングロードで駆け抜け、向かうは伊豆最南端。
途中、県道16号に入ったら、まもなく伊豆半島最南端の石廊崎にある石廊崎オーシャンパークに到着です。
まずはオーシャンパークの駐車場から5分ほど歩いて、岬の先端へ。
石廊崎の石室神社で景色を楽しみ、拝殿に参拝して一息。
薄い雲が点々とあるおかげで、暑さはずいぶんと和らぎます。
30度を越えた時にこの丘までの徒歩はこたえるので、たった1〜2度の差でも大きい・・・!
岬まで往復した後はオーシャンパークに戻ってしばしの休息と軽食を済ませ、次の道へ。
ここからは帰り道。
まずは引き続き漁港の連なる南伊豆の道を東へ進んでいきます。
伊豆下田の市街地を一本迂回して進み、国道414号へ。
ここから内陸を目指し、真北に進んでいきます。
天城越えの414号といえば、河津七滝ループ橋。
迂回路の少ない幹線国道ゆえペースはあがりませんが、ぐぐーっと2周まわって山を登ります。
昼下がりの青い空が360度、ぐるっと景色を楽しみます。
相変わらず壮観!
ループ橋のあとは車列に混じって天城峠を抜けて、途中の県道59号で東へ折れます。
一気に交通量が減った脇道をくねくねとペースよく走っていき、冷川ICから伊豆スカイラインへ。
スカイラインはそれほど交通量がないものの、ペース差の出やすい道。
ここでも隊列を散開して、好きに休憩を挟んだりペース調整をして熱海峠まで走ります。
マスツーリングだからといって、全区間で隊列走行しなければいけないというわけではないですからね。
自分はペースをそれほど上げずに追いつく回数を減らしつつ、休憩なしでゆったりと走行。
時間は15時ですが、まだまだ真昼間のような空の青さ。
やや長く路面に落ち始めた影だけが時間に正確。
朝走ってきた函南あたりと、その奥の沼津の湾岸までスッキリ見渡せる稜線からの眺め。
ツーリングの締めとしては御誂え向きの、最高の景色です。
夏の午後そのもの、といった感じのもこもことした高い雲。
雨雲に怯え続けた梅雨とは雲泥の差です。
夏は夏で夕立という危険はありますけどね。
しんがりからスタートしましたが、熱海峠には一番に到着。
休憩せずタラタラ走るのは得意技です。
入り口でもらった通行券を配るべくゲート前でしばらく待ち、全員が揃ったら最後の休憩。
時間は15:30、もう少し走ってもいいかなと予定を組んでいましたが、暑い中ワインディングロードをたくさん走ったので早めに切り上げ、ここで解散とします。
熱海峠からは箱根峠経由で箱根新道、小田原厚木道路に向かって帰路へ。
大和トンネルが4車線に拡張されたおかげでそれほど長くなっていない渋滞を抜け、それぞれ都心方面へ。
ソロツーリングにはマスツーリングにはない楽しさがありますが、その逆もしかり。
やはりマスツーリングでしか得られない何かがありますね。
とはいえ、現地グルメや打ち上げの晩酌が交わせるまでにはあと数ヶ月必要そう。
今日の走行距離は509.3kmでした。
ODOは43625kmになりました。
コメント
コメント一覧 (2)
私も17日は、金精峠に行って来ました。
無料の伊豆スカ&西湘バイパス開通にも惹かれていたので、行っていたらニアミスだったのかなぁ~?
私もソロとマスのバランスを楽しんでいます。
たまには仲間と走るのもいいもんですよね。
夏の金精峠、涼しくて気持ち良さそうですね。
きっと伊豆方面に行かれていればニアミスしていましたね。
伊豆スカイラインは無料の影響で混雑しているかなと思いましたが、幸いにもほどほどでした。
まだ夏は長いですので機会があれば是非。