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最盛期は月間平均3000kmほど走ってた関東在住ライダーのツーリングBlog。

ツーリングレポートやKawasakiの話題を中心に書いていきます。

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8月になりました!
例年ならばたっぷりと時間をとって泊まりのツーリングをするところですが、去年に引き続き今年も自粛して日帰りで刻んでいくほかありません。
観光地・外食を控えつつのソロツーリングで行ける目ぼしいところはほぼ行き尽くしてしまったため、何度かやっている国道・県道走破ツーリングをまたやることにしました。
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ルートはこちら。
国道294号です。

国道294号線は、千葉県は柏市をスタートし、国道4号より少し東寄りの山の間を白川まで抜け、白川からは4号とクロスして天栄を経由、会津若松へ至る、全長200kmほどの道です。
今日も渋滞を避けて早めに帰路につくべく、4:00前の出発。
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294号のスタートは国道6号との重複区間となるため、まずは国道298から国道6号に入ります。
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4:30の空は真っ赤な朝焼け。
低いところに立ち込めた雲が真っ赤に輝きます。
柏の市街地もこの時間はさすがにガラガラ。
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国道6号がオーバーパスで国道16号を越える呼塚交差点が294号線のスタート地点。
今日第二のスタートです。
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書類上のスタートは呼塚ですが、実態としてのスタートは6号を少し北東に進んだこちらの交差点。
その名も「国道249号入口」です。
わかりやすい名前ですが、今走っているこの道も249なのでちょっとだけ嘘つきw
ここから先は294号の単独区間。
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まずは常総・筑西に向けて北上。
この区間は関東鉄道の常総線に沿って進みます。
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守谷を通過する頃に5:00を周り、北の空は真っ青。
東側はまだ朝焼けの名残が残っています。
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守谷の北側を抜ける常磐道をくぐって進みます。
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常総のあたりは鬼怒川と小貝川の間を抜けるように走っていきます。
看板にある常総ICは圏央道。
すぐそこみたいな看板の表記ですが、まだ結構先。
圏央道の外に出ると首都圏脱出という感じですね。
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国道354号の岩井水海道バイパスを超えると、風景が一気に田園地帯になりました。
リッチに片側2車線と中央分離帯、側道も確保された、だだっぴろい道をひたすらまっすぐに北へ。
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先程の看板から7.5kmほど来たところで圏央道をアンダーパス。
首都圏の高速道路を見慣れていると、防音壁も道路灯もない本線車道の高架は違和感がすごい。
まるで未成道みたいです。
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田んぼのど真ん中、唐突に西側に見えてくるお城は、豊田城こと常総市地域交流センター
なんと市内で一番高い建築物なのだとか。
かつてこの辺りには確かにお城があったものの、元来の豊田城は天守のない城郭だったので、これは完全にオリジナルの建築。
個人的には緑青のグリーンは大阪城で見慣れているので親しみがあります。
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東にはまだ低い位置にある太陽と、笠雲をかぶった筑波山がよく見えます。
このあたりは本当に土地が平坦なので見通しがいいですね。
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常総線・水戸線を一気にオーバーパスすると、筑西の町。
筑西市中心部にある下館駅で常総鉄道は終点ですが、代わりに真岡鉄道が並行してきます。
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わずかな蛇行はあれど、道は概ねまっすぐ北を指し続けます。
筑西までは茨城県ですが、その次は県境を跨いで栃木県に入ります。
県境には特に山や川もなく、田んぼのまんなかでぶっつり。
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栃木に入ってまもなく北関東道をくぐります。
ここで時間は6:00、2時間でここまで来れるとは思っていなかったです。
早朝だとペースがいいですね。
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真岡の手前で五行川を渡って道は東向きに。
このあたりから宇都宮を中心とする北部の関東平野を避けるようなルートで、進路は北東向き。
北の空ばかり見ていたのですっかり朝焼けも終わったと思っていましたが、東の空はまだほんのり黄色いですね。
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ここまでの294号は概ね改良された区間が多く、ほとんどが信号も交差点も少ないバイパス道路か拡幅された一本道でした。
しかし真岡から益子にかけては旧来の街中を抜ける道に変貌。
家々の間を縫うように右へ左へ進んでいきます。
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益子の中心部に入る前に、南からやってきた294と北からやってきた121が仲良く合流し、東へ。
そのままくねくねと市街地を分け入って益子を通過。
今までは、やや離れたタイミングこそあったものの、ずっと右手に小貝川が並行していました。
これをはじめて渡り、左岸側へ移ったら進路はまた真北を向きます。
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が、北に向かったのも束の間、西から国道123号の合流をうけ、また東に流されます。
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益子を抜け切ったら、真岡鉄道と山一つ分挟んで反対側を回り込んで進みます。
線形もとてもいいので、この辺は付け替え道路かな。
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天矢場駅のあたりで真岡鉄道と再合流。
踏切で線路を渡り、重複していた123と真岡鉄道は茂木方面へ。
呪縛から解放された我らが294はまた北へ向かいます。
ちょうど線路を渡るこの標識、汽車のマークはコミカルでかわいいし、道路の線形が船の碇のようで面白いですね。⚓️
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交差点直前には「汽車ぽっぽ」なし版もあります。
県道69号芳賀バイパスは2013年に全通して宇都宮につながったばかりで、那珂川町は2005年に合併で誕生したばかり。
パッチワークのように表記を上書きした跡が生々しいですね。
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北に向かい始めた294号は、市街地の影響を受けなくなったものの代わりに関東平野外縁の山の影響を受け始め、カーブが続きます。
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茂木の近くまできたのに123と別れて町外れを走るのは違和感があるなーと思っていましたが、実は294号も元々は茂木市街に入ってから、坂井川沿いに戻ってくるルートでした。
この青看板で消された「おにぎり」の跡はそのことを教えてくれるヒントです。
今走っている道は元々国道でなく、消された右の道が国道だったものの、改良付け替えの今のルートで市街地を迂回するようになったみたい。
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茂木を抜けたら、次なる目的地は那須烏山。
ずっと鉄路と並行で走ってきた294は独り立ちし、山間部を抜けていきます。
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改良と整備が重ねられた走りやすい道をくねくね。
時間は6:30を回ったので、やっと東から目に刺さる朝日がマイルドな感じになってきました。
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那須烏山の手前で西から烏山線、東から那珂川がずいずい寄ってきて、挟まれるように進みます。
この看板も色々と不自然に手直しがされていますね。
294は国号4号とも国道6号とも離れていて、それほど著名な都市を結ぶわけではないのですが、国道118号や国道349号とともに北関東と東北の重要な南北連絡線。
こうやって地道に何年もかけて改良されたのが今の線形ですし、次走りに来たらまた道が変わっているでしょうね。
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那須烏山の中心部をサクッと抜けたら、河岸段丘から飛び降りるように放物線を描いて進む気持ちいい高架道路。
赤い欄干と、正面に見える興野大橋のトラスがマッチしていていい塩梅です。
空の青、水田や山の緑、人工物の赤がいい感じの配分。
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烏山の次は那珂川町。
ここもいい感じにパッチワークしてますね・・・
昔は直進だった294は、2013年にここで293とともに右折方向に付け替え。
その後すぐ左折で小川南バイパスに行く道となっています。
西にはHONDAのF1エンジン開発で俄かに有名になったさくら市の名前もありますね。
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小川南バイパスはご覧の通りの道。
走りやすいったらありゃしません。
ここで時間は7:00を過ぎました。
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バイパスは那珂川町小川の街を抜け、旧来の道に戻ります。
那珂川に注ぎ込む箒川をわたって北へ。
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湯津上のあたり、那珂川沿いは一面水田。
今日は風が弱いので、1枚1枚の田んぼがフェルト生地を貼ったような均一な質感に見えます。
「緑のじゅうたん」という言葉が相応しいですね。
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いつのまにか道は大田原に入り、今度は国道461号の合流を受けて右折。
湯坂川をわたったらすぐ道なりに北に進路を戻し461号は那珂川の向こう岸に向かって分離。
すぐにまた単独で進んでいきます。
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黒羽のあたりでは刈り取られた稲藁か牧草か、ビニールでロールにされた農産物がゴロゴロと転がっていました。
マシュマロをぶちまけたようなシュールで可愛い光景。
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黒羽ふるさと物産センターでは、まさに今日のため、釜の蓋まんじゅうの予約ができるということで結構な人が集まっていました。
釜の蓋饅頭ってなんだ?と思いながら通過しましたが、帰ってから調べたらこの時期に炭酸饅頭を食べる習慣があるのだとか。
感染症関連の自粛がなかったら立ち寄って買い物したかったところ。
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なぞのお饅頭の文字を見たせいでやや腹の虫が鳴りつつも、我慢して進んでいきます。
沿道の小さな森から張り出した葉っぱが綺麗にトラックの形に残っていて面白い。
まるで天然の庇みたいですね。
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その後、道は那珂川沿いに走る鍋掛街道と別れを告げ、支流の黒川とともにやや東寄りの進路に。
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黒川・余笹川、三蔵川、奈良川と複雑に入り組んだ水流とともに、道路も分流。
こういう「あ、こっち旧街道だな」という分岐点、大好きです。
このあたりも改良が重ねられていますね。
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道は数ある支流のうち、奈良川を選んで進んでいきます。
途中、なかなか珍しい国道と県道の重複表示がありました。
重複区間自体は珍しくもないのですが、そういう時って概ね県道が国道に「食われる」ので、県道もしっかりアピールしているのがいいですね。
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奈良川と組んず解れつ、道はひたすらに北へ。
時間はここで7:30、夏の白くて濃い雲が地上に落とすまだら模様の影が楽しい。
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那須町寄居地区(埼玉の寄居と同名ですね)のあたりは街路樹が面白い形に剪定されていました。
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片手をあげて踊っている人間にも見えれば、アヒルのようにも見え、なんだこれは・・・と思いながらモヤモヤして通り過ぎます。
これ夜見ると結構不気味なんじゃなかろうかというか、歩行者飛び出しに見えそうで怖いですね。
帰宅後調べたらどうやら鳥で正解だった模様ですが、剪定から時間が経って草がモリモリ伸びた結果、嘴が想像以上に育ってしまったみたいですね。
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リアルではモヤモヤしたまま走っていましたがツーレポではサックリ解決して次に行きます。
山間部を走ってはいましたが、文字通り山の間ばかり走っていて、これまで峠という峠は越えてきませんでした。
それがここにきて、わかりやすく丘を登って掘割へ向かっていきます。
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急に道の雰囲気が変わったのもそのはず、ここが県境です。
長かった栃木県区間は終わり、福島県へ。
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県境をこえたら、すぐに白河の市街地にさしかかります。
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白河の市街地は益子も顔負けのグネグネ具合。
右折、左カーブ、左折、右カーブ、右折、クランク、右折、左折、左折・・・と白河小峰城の城下町を巡るかのごとく進んでいきます。
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とはいえ、それも近いうち過去のものになりそうです。
白河バイパスはバッチリ事業中で、改良が進んでいました。
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すでに阿武隈川を渡る橋も桁がかかっていることですし、2020年代初頭に共用開始目標とのことなので、この先3〜4年で開通するでしょう。
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阿武隈川を渡った先でダメ押しの大きなクランクをもう一つクリアして、北に抜けます。
どけどけ天下の国道4号だ、といった趣。
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ここで東北道をアンダーパスし、さらに内陸へ。
内陸へといっても道はほぼ真北を向いていて、海岸線や主要街道が東に張り出していくイメージですね。
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看板にはついにゴールである会津若松の名前が出てきました。
4号とか6号は割と早々に「仙台」とか出てくるのですが、294は通しで走ろうという数奇者がそうそういないようで、あんまり遠方の案内はしない感じです。
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これまでは、山間部とはいえ旧街道沿いの街並みや、川沿いの開けた地形をつないでいくイメージでしたが、白河から先は人里離れた感じが増します。
もちろん原生林というわけではなく人の手が入った山並みですし、田んぼもおおいのですが、見渡す限り建造物がない風景が一気に増えます。
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ここまでほぼ真北、あえていえばやや東に向かって進んできた道が、天栄村あたりで一気に西に向かって折れます。
天栄村の北端で国道118号と合流したあとすぐに左折で分岐し、道は北西にの会津に向けて、山越えを開始。
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いくつもの小さい峠を越えて進んでいきます。
とはいえ、改良盛んな294号、峠という峠はほぼ全てトンネルで抜けます。
1994年に開通した勢至堂トンネルもいい例。
旧道はがっつり藪の中になっており、覗き見すら憚られました。
右に見える小さい通行止めゲートが旧道。
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沿道では、この背の高い黄色い花をつける草が異様に繁茂していました。
調べたらキクイモが近い感じかな?
見た目にはいいんですが外来種だと大変そうですね。
ここだけ空が曇っていて写真映えしないのが惜しかった。
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猪苗代の南までたどり着いたら最後の市街地である湖南。
ここを左折して、猪苗代湖を西側に大回りで迂回します。
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福良・赤津のあたりで久々のクランクが登場し、街の中を抜けていきます。
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西側の平野部をぐるーっと回り込んだあたりで、時間は9:30。
郡山から会津までは曇り予報でしたが、幸いにも薄曇り程度で済みました。
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関東や太平洋沿岸は真夏日予報の今日ですが、そこはさすがの会津、気温はまだ23度と肌寒いくらいです。
今日は結局長袖を脱がないまま最後まで来てしまいました。
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猪苗代湖の北西、若松赤井のあたりで標識には国道49号の文字。
「どこへ行くか」ではなく「どの道に向かうか」で通じるあたり、さすが2桁国道です。
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予告通り49号と合流。
ここで294号の単独区間は終わりを迎えます。
千葉は柏から会津までやってきたのに、最初は6号に、最後は49号に食われるのは切ない。
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特に294号に関しては何の案内もないまま、交差点で49号に入ります。
書類上はまだ294号は続いているので、最後まで走りましょう。
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国道49号は猪苗代湖の外輪山の地形に沿うように一度北に進み、ぐるっと反時計回りに回って南へ向き直します。
書類上の294号も同様。
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磐越道と2回クロスして逆U字を描いたあと滑らかに西に向き、会津若松市街地の北側にある北柳原交差点が294号の終点となります。
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ちょうど終点の角にコンビニがあるので、本日最初の(!)立ち寄りとしてスポーツドリンクを購入。
道中、自宅から持ってきたペットボトルと道路脇の自販機で水分補給はしてたのですが、お店に立ち寄るのはこれが最初です。
時間はちょうど10:00を回ったところなので、6時間の行程でした。
距離はおおよそ270kmだったので、平均45km/hといったところですね。
バイパス化が進んでいる影響でスムーズな走行のかわり、やや変化に乏しい印象でした。
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さて、目的達成。
会津まで来たら馬刺し!!!というのが自分の中で定番なのですが、今はちょっと首都圏から来た人が外食するには厳しい情勢。
そのまま蜻蛉返りしてしまいましょう。
ということで、ガソリンだけ入れて最寄りの会津若松ICから磐越道に乗り、東北道・外環道経由で帰路につきます。
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国道294号は、特段これといって見所がないものの、道路好きとしては各所の改良やバイパス化工事の変遷を見ながら走るのが面白い国道でした。
帰宅時間は想定通りお昼過ぎ、渋滞に巻き込まれずに579.2km走りました。
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ODOは45850kmになりました。
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