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その後の記事はこちら
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10月半ばで納車から1年半となるので、6ヶ月点検を受けにお店に行ってきました。
あわせて、納車時に取り付けたスマホホルダーもちょうど1年半。
5万km使って内部のプラのすり減りが起きる前に新品にしておきたいなと思っていたところ、新製品が出ていたので、せっかくだから取り替えてレビューしておきます!
まずは点検の話。
お願いするのはもちろん購入店のカワサキプラザ東京足立さん。
カワサキケアモデルなので無料点検でございます。ありがたい・・・。
メニューは6ヶ月の時と同様で、各種油脂類やステムの緩み、エンジンの作動状態、電子診断などなど。
交換時期だった消耗品類は9月に予防交換しているので、今回は交換消耗品もなく、完全無料でございました。
次は24ヶ月点検なので、かなり詳細な点検メニューとなる予定です。
まだ18ヶ月というのか、もう5万km走行というのか、難しいところではありますが、機関はいたって順調だし、オイル漏れや水漏れもなし。
電装系含めてトラブルの兆候もありません。
見た目上も、目立つところはツーリングから帰宅するたびに逐一磨いているので、綺麗に乗れているのではないでしょうか。
ガラスコートの効果も大きいかもしれませんね。
エキパイやカウルの裏側のフレーム、エンジンの奥の方はなかなかに汚れがこびりついてきましたね。
あと砂利道とかボコボコの林道にも平気で突っ込んでいくので、飛び石の傷は増えてきました・・・。
さて、次はスマホホルダーの話。
今回はタイトルの通り、「Kaedear クイックホールド ビートル」の無線充電「Qi」付きモデルにしました。
同メーカーのQi対応スマホマウントを使うのは3台目になりますが、どれも故障や不都合なく動いてくれています。
無線充電は要らないとか、配線が面倒という方はQiなしモデルもあります。
まずはアンボックス。
これまでのKaedear製品の無垢のダンボール箱ではなく、それっぽいデザインが印刷されたおしゃれな箱になりました。
通販だと関係ないですが、店舗売りとかすると箱も綺麗なほうがいいですもんね。
ついでに同社製の短いUSB-C to Lightningケーブルも購入。
MFi表記なしなのでダメ元でしたが、問題なく充電もデータ通信もできました。
箱の中身はこれまで通り、こじんまりと高密度にまとまっていて好印象。
やたらでかい箱は必要ありませんし、バイクに付けるものですから輸送中の振動で壊れるようじゃ困りますから、緩衝材もこれくらいで十分ですよね。
箱の中身はご覧の通り。
ホルダー本体、ミラーマウントアダプター、ハンドル径にあわせるためのスペーサー、それからヒューズと配線工具。
シリコン製の外れ止めバンドとステッカーも付きます。
ビートルの特徴は、まずホルダー本体のこの傾斜。
最近カメラが筐体から一段飛び出したデザインが増えてきたので、カメラと接触しないような配慮です。
USBコネクタはUSB-AだったものがUSB-Cに進化しただけでなく、入出力両対応となりました。
USBにモバイルバッテリーやシガープラグの電源をつないでQiでスマートフォンを充電してもよし、直付の給電ケーブルをつないでUSBでスマートフォンを充電してもよしということです。
伴って電源スイッチは3モードのシーソースイッチから、オンオフだけのシンプルなプッシュスイッチ式に変更。
それからアームが3股で、上部を左右の角でなく面で支持するようになっています。
それぞれのアームにもかなり厚みのあるフィン状に加工されたシリコンの滑り止め兼防振ゴムが装備されています。
市場からのフィードバックを正しく受け取った感じですごく好感が持てますね。
これまで使っていたのは同じKaedearのクイックホールド(ビートルじゃないほう)でしたが、防振とカメラ接触防止の加工をしていました。
フィンと形状の工夫で、これらの加工が不要になったということですね。
Appleも公式で「スマホをでかいバイクにくっつけるとカメラがダメになるよ」と勧告したので、この対策は今後あたりまえになるでしょう。
また、構造上アームの開閉が固定比率なので、一般的なスマートフォンより縦に長かったり短かったりすると比率が合わない問題がありました。
それを解消すべく下部のアームにはこのようにツメが設けられていて、ネジを緩めてずらすことで様々な幅のスマートフォンに対応できるよう配慮されています。
上部は面支持になっているので調整不要、ということですね。
他のメジャーなマウントは、左右のみ挟み込みで摩擦力で保持する方式だったり、下は受け皿だけで上部の固定なしだったりします。
さらに、本体直出しの給電ケーブルはSAEコネクタを中間に挟む形になりました。
これでホルダーの交換をするときにはコネクタをつなぎ直すだけで良くなっただけでなく、他のアクセサリーと分岐させる時にも利便性が高い。
バッテリー接続側の端子もギボシの装着加工済みとなっていて、使い勝手がめちゃくちゃ上がってます。
自分はちょんぎって繋ぎ直しましたが・・・w
電源の改善は既存のクイックホールドにも行われているようです。
装着したのがこちら。
Qiの出力は15Wと、以前のホルダーと同じでQi規格上の最大出力です。
スマホが熱くなってしまって充電制限がかかっている状況でもなければ、十分な速度で充電ができるでしょう。
ただ、無線充電はどうしても有線充電よりは遅くなるので、急速充電したい場合はケーブル接続しましょう。
一緒に購入した短いケーブルはその時のため・・・とはいえ、前モデルから使ったことないですけどね。
真ん中の赤いボタンが回転軸兼ロックボタンとなっていて、ここにスマホを押し当てることでアームが閉じ、ガシッとホールドされます。
アームを広げるには左右に飛び出したレバーを握るだけ。
このワンタッチ構造、ツーリング中に写真を撮りまくる自分のスマホ利用方法には欠かせないものです。
接続はボールジョイントで、角度は自由です。
ボールはこれまでと同様金属素材で高耐久。
噛み込みが発生しなくてありがたいだけでなく、ボール径が大きくなってホールド性も向上しました。
ハンドルバーへの締め付けは、これまで滑り止めと振動吸収のためにビニールテープを巻いてから装着していましたが、スペーサーが硬めのゴム材質に変更になったので、これも対策は不要になりました。
いやーほんと、真面目に痒いところに手が届く進化をしていて良い。
後日談ですが、さらにバイブアブソーバーもラインナップされたのでこれもつければ更に安心かな。
真夏にツーリングしているとスマホが熱くなって、充電制限や機能制限がかかることもありますが、その対策のためにサンシェードもラインナップされています。
Qiの充電が遅い!と思ったら熱のせいでスマホ側が受電を絞っていたとか、あるあるですね。
自分はバイクのライポジの関係もあって割と寝かせたアングルで使うので意味が薄く、購入を見送りましたが、立ててつかう人は馬鹿にできない効果があるんじゃないでしょうか。
そうそう、同メーカーからスマホを防水ケースに入れてしまうタイプのホルダーも発売になっていました。
これもQi対応でなので、スマホ自体が防水でないので保護したかったり、取り付け・取り外しを頻繁にしない人にはこっちの方がおすすめかも。
iPhone11 pro、12 proでは問題なかったですが、13proはカメラ自体がさらに大きくなってしまって角度によって接触の危険性があったので、念の為クッションテープの貼り付け対策を実施。
この状態で実際に200kmほど走行してみましたが、ホールドは安定。
走行中にスマホを触った時の振動も防振加工していた以前のモデル並みでした。
いい買い物をしました。
コメント
コメント一覧 (4)
新しいホルダー良さそうですね。
毎回、素晴らしい情報をありがとうございます。
順当に改良されているようでした。
ややゴツめの固定アームが好みに合うならオススメ出来るホルダーですね。
こちらのレビュー見てKaedear クイックホールド ビートル(充電非対応)の購入を決めました!ありがとうございます^^
選択の一助になれたのなら嬉しいです!
良いバイクライフをお祈りしています