1月最後の週末、気温は最高気温でも8度しかありません。
引き続き感染者爆増中ーということもありますし、人と接触せずに走れるよう、久々に首都高周回をしてきました。

首都高の周回については、過去にも何度か記事にしたことがありますが、首都高の料金計算ルールを利用した走行方法です。
そのルールは、途中で首都高以外の高速に入ったり、ICから一般道に出入りしない限り、進入ICと退出ICまでの最短距離料金で計算される・・・というもの。
首都高の主要区間は乗ったままで同じ場所に戻ってくる(ループ走行する)ことができるので、各JCTの接続さえ頭に入れておけば、ガソリンが切れるまで走り続けることができます。
とはいえ、空いている時間を選ぶとか、走りすぎないとか、ある程度の節度は必要だと思いますけどね。

具体的に周遊走行が可能な範囲は、都心方面は都心環状線(C1)の内側ループと、それをぐるりと取り囲む中央環状線(C2)〜湾岸線(B)の東半分を使う外側ループ。
横浜方面は湾岸線(B)の西半分と、羽田線(1)〜横羽線(K1)〜狩場線(K3)をつないだ南北に長いU字の範囲です。
この日はやや曇り空でしたが、風はそれほど強くなかったので、まず湾岸線を本牧JCTまで走り切ります。
湾岸線は、周遊に使える区間だけでも、葛西JCTから本牧JCTまで、おおよそ36kmにわたって全線が3車線の快走路。
だだっぴろいだけではなく、海底トンネル・羽田空港の直下を通り抜ける区間・横浜ベイブリッジなど、見どころの多い路線ですね。

本牧JCTまで走ったら、Jの字を描くように狩場線から横羽線を経由して羽田線へ。
羽田線は路線番号1が示すように、都心環状線の外側で初めて開通した区間で、ほどよくカーブがあり眺望がいい路線です。
空港自体が沖合に拡張したことと、海底トンネルを作る技術が発達したことで、空港へのアクセスは湾岸線に譲ったものの、港湾付近の工業地帯を結ぶ役割を担っています。
湾岸線と羽田線系統は並行して走り、大黒線(K5)・川崎線(K6)・昭和島〜東海JCTの連絡線が相互に連絡しています。
首都高のループ区間内にはPAがいくつも点在しています。
辰巳(第一・第二)・箱崎・芝浦・大井・大黒・平和島・大師・駒形・南池袋はループの範囲内で利用可能。
特定方向からしか入れないPAもいくつかあるので注意が必要です。
中でも大黒(上下共用)・平和島(上)は軽食も取り扱っていて使い勝手がいいですね。
今日は大黒が閉鎖されていたので、平和島で小休止。

羽田線を上がったら都心環状線をぐるっと外回りに一周。
都心環状線は、いわずもがな首都高を代表する路線で、ビル群の中を右へ左へと常にカーブしながら走ります。
外回り・内回りともにそれぞれ別の個性があり、走っていて飽きません。
右から左からと合流や分流がとめどなく現れ、慣れていないと一周すらできずに放射道路に誘われることもあります。
とはいえ、中央環状線の全線開通後は、誤認防止のためにC1・C2と大きく表示する看板が増えたので、ずいぶん回りやすくなりましたね。

その後、竹橋JCTから池袋線(5)に入り、熊野町JCTからC2を時計回りに走って、堀切JCTから向島線(6)に入ってまたC1へ。
向島線は隅田川沿いに走る路線で、都心方面に向かう上り線には駒形PAがあります。
ここは北方面で唯一の休憩スポットでもあり、よく立ち寄ります。
向島線は、走行中にスカイツリーが間近に見えるのがウリですね。

都心環状を内回りで一周したあとは、谷町JCTから渋谷線(3)、大橋JCTでまたC2へ入り、ぐるっと半周して湾岸線へ。
向島線や渋谷線の他にも、深川線(9)・台場線(11)は双方向にC1の内側ループとC2・湾岸線の外側ループを結んだ走行が可能です。
先述の池袋線はC2との連絡方向が限定されるので注意が必要です。
上野線(1)・目黒線(2)・新宿線(4)・小松川線(7)・晴海線(10)はループの外側に向かうことしかできません。
これらに入ってしまうと、行き止まりで流出するしかなくなります。
特に新宿線や小松川線は立体交差していて、地図で見てC2と接続していると思いがちなので注意。

首都高周遊は覚えるまでが大変ですし、周回ルートなんてナビが案内してくれるわけもないので、ルートトレーニングにはちょうどいいですね。
自信がない人はC1だけ、C2だけとか、横浜方面行って帰るだけからスタートするといいかもしれません。
ということで、ほどよく4時間くらい走行して距離は220.6km

ODOは59786kmになりました。

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