1日目 蔵王から肘掛温泉へ
2日目 田沢湖一周と極寒の玉川
3日目 尻屋崎と大間崎を回り下北一周
4日目 津軽半島を回って津軽岩木スカイライン
5日目 リアス式海岸と海鮮丼
東北4泊5日ツーリングの2日目は、前日の宿大船渡を起点に東北の北東部(ややこしいな)をぐるっとループ走行してきました。
途中の立ち寄りは、田沢湖に玉川、八幡平に久慈あたりをチョイスします。

ルートはだいたいこの通り
スタート時刻は4:00。
前日入れ忘れていたのでホテル近くのガソリンスタンドで給油からのスタートです。
大船渡周辺で休日のこの時間から開いているスタンドはIC近くの1軒だけ。

道は1日目の最後に走り抜けた国道107号。
北東方面へ向かって楽しい山間部の道を駆け抜けます。

おおよそ45kmにわたって信号に一つも引っかかることなく、快走 of 快走。
・・・なのは数字の上だけで、冷え込む明け方の岩手内陸は気温が2度から-1度をうろつきます。
いくらなんでも5月に入って2日連続0度以下を拝むのはきついw

走りながらひざをさすりつつ走行し、東北横断自動車道の宮守ICのふもとにあるコンビニで最初の休憩。
大きめのホットコーヒーを飲み干しつつ、コーヒーすっかり凝り固まった体をほぐします。

宮守からは東北横断自動車道の無料区間で東和ICまで乗り通し。
天気は基本的に晴れですが、寒波が来ている影響でところどころにわか雨の予報。
せっかく綺麗なブルーのグラデーションになりつつある空には、濁った雲のワンポイント。

それは幸か不幸か、ツーリングではどうかんがえても不幸しかありませんが、今日はちょっとだけ幸の部分がありました。
斜めの低い角度から射す朝日に照らされ、一本の虹が眼前に現れます。

高速道路の防雪フェンスに遮られて足元は見えないものの、ほぼ180度完全な半円形を描いた薄い虹。
気休めかもしれませんが、ないよりは断然あったほうがいい。

東和で下道に降りたら、IC隣接の道の駅とうわで小休止。
福島にも同じ読みの道の駅がありますが、あちらはふくしま東和。
福島県二本松市東和と、岩手県花巻市東和。
まだ商店が開いていない道の駅には、ダム缶バッジとか信号機とかICカード決済とか、マニアが喜びそうなガチャの筐体が並んでいました。

東和からは県道43号で北へ。
ここからは雨雲の間を縫うようにして次の目的地である御所ダムに向かってジグザグに進みます。

県道224号に乗り換えたら、西へ。
景色は澄んだ青空と水を張り始めた田んぼと菜の花のコラボ。
しかし東の空では雨雲が太陽を隠していて、地面は曇りの薄暗さという複雑な天気。

北を通過中の雨雲を遠くに牽制しつつ、細道を通って東北新幹線の高架に並行して北に進みます。

県道102号に入ったら、雲に近づきすぎないように高架を潜って西へ。
雨雲レーダーを眺めながらのかけひきが楽しい。

大正橋で北上川を渡って更に西へ。
もう少し北に抜けると思っていた雲が西にも発達しはじめ、西と北両面に黒い雲が。
いかん、囲まれた・・・!

国道4号に一瞬だけ入り、今度は県道198号へ。
完全に雲の下に入りますが、ギリギリ降っていない・・・

青空であれば美しかったであろう真っ赤な鳥居や灯籠、桜の居並ぶのは、遠藤の志和古稲荷神社。
住所は紫波郡紫波町、この辺りの通称は志和。
シワだのシバだのと地域の人たちは混乱しないのだろうか・・・

などとよそ見もほどほどに、県道162号からつながる道を北へ。
雨雲はいい感じに避けられたかな?

と、思って走っていたら、ほとんど雲のないところで唐突に降雨。
空は真っ青、真上も曇ってないのにしとしとと弱い雨。
狐の嫁入りとはこのことですね。

幸いにも、シールドやカウルに水がつくもののウェアは走行風で乾く程度で済み、晴れ間の広がる盛岡市の西部へ。
正面にどーんと大きく見えるのは、頭を隠しているもののまるで富士山のような立派な峰。
その名も岩手山、さすが県の名を冠するだけあって堂々たるもの。

時間は6:30を回り、ここで少し休憩。
水も滴るいいバイクになってしまった。

雨雲は軌跡を引きながら東に向かって現れては消え、現れては消え・・・という予報。
ツーリングは弾幕STGじゃないんだぞ・・・!!

ここで休憩したのは、この先に向かうルートが通行可能か確かめるため。
6時に更新された八幡平市観光協会公式のページを見ると・・・だめみたいですね。
せっかく雨雲を抜けてきたのに目的が半分削がれてしまった。

とはいえ、観光スポットに立ち寄ることができずとも、走るだけでも楽しいのがツーリングのいいところ。
まずは予定通りに御所ダムへ。
ダムの真上はすっきりと晴れ渡っており、朝日がまぶしい。
逆光でロックフィルダムの立体感がいい感じに強調されます。

その先はひとまず予定のルートを辿ります。
国道46号を西へ。

右手、北側に脈々と連なる白い山々は、岩手山や八幡平を含む、奥羽山脈と出羽山脈を繋ぐブリッジ。

赤渕駅までは田沢湖線と並走して西へ向かいます。
田沢湖線は昨日の記事で取り上げた通り、秋田新幹線と直通。
大曲駅でスイッチバックして秋田へ至ります。

ここでも道路と線路は別の沢を登り、ともに県境を越えるべく進んでいきます。
道路が目指すのは仙岩峠、仙北と岩手を結ぶので仙岩という名前。

2桁国道だけあって道幅は広く、線形も穏やかなものの、設備はどんどん物々しくなっていきます。
この辺の道の作りは関山峠にそっくりですね。

峠の手前には国見温泉に向かう県道266号が分岐しています。
5月中ばまでは雪に閉ざされてアクセスできない、山深い温泉地です。

県道の分岐をやりすごすと間もなく、峠と同じ仙岩の名前を冠するトンネルで頂を越えます。

抜けた先はもう秋田県、峠道は下りへ。

更に太平トンネルやいくつものスノーシェッド、特徴的な堀木橋を抜け・・・。

田沢湖の湖畔に広がる市街地へ向かいます。
視界が開けてくる頃、谷の底から現れた田沢湖線とも再開し、並走して西へ。

国道46号と田沢湖線は市街地を通ったあと、湖畔には向かわず南西の方向へ逸れていきます。
ここで北へ折れて玉川を渡り・・・

ようこそ田沢湖へ。
時計はここで8:00を回りました。

田沢湖は日本で最も水深の深い湖として知られる、半径3kmほどの丸い湖水です。
その水深は最深部では250mほどにもなるとか。
おっそろしい深さですね・・・それは同時に、この水を湛える山々の深さをも表しています。
250mもの高さに水が貯まるほど、川となる谷筋が少ないということですから。
人口の湖だと黒部ダムの堤体が186mほどなので、それよりも60mも深い自然の要害ということに・・・

しかし湖に落ちない限りは、穏やかな水面をもつ明媚な日本百景の一つです。
まずは湖畔の気持ちのいい道を南に走ります。

やがて見えてくるこの立派な桜並木は、秋田の県民の森。
湖畔に向かっておちる緩斜面の下端に桜並木が作られています。

駐車スペースも斜面に向かって作ってあるので、停めるとご覧の通りw
ギアをローに入れておくのを忘れるとズルズル・・・ガシャンですね。

県民の森のメインは、斜面に沿って植えられた木々。
遊歩道が張り巡らされており、森の中を快適に歩くことができます。

桜並木のすぐ裏にあるのは、「都道府県の木」ゾーンと「世界の木」ゾーン。
それぞれの県の木や国の木が植えられています。
なるほど勉強にもなる。

木立の間を軽く散策したあとは、湖畔の道を時計回りにぐるっと一周します。
起点は東、おおよそ3時の方角です。
湖畔の5時の方角はしっとり濡れており、雨上がりだったよう。
降られずに訪れられてラッキーでした。

雲と青空のまだら模様になった西の空を眺めつつ南に回ります。

少し湖畔から離れ、山を回り込んだら6時の方角。

湖畔近くに面して平地があるのは僅かで、大半の場所では斜面が直接水面下に落ちます。

7〜8時の方角はまたもや狐の嫁入り。
ラックはここまでか。
シールドについた水滴がキラキラと光ってまぶしいので、拭いながら走行。

9時の方向は空だけ曇り、地面は晴れ。
水面の標高は300mとそれほど高くないですが、山に囲まれた内陸だけあって緑はまだ芽吹き始めです。

ぐるーっと回って12時の方向。
北西側はずっと曇り空で、雨も降ったり止んだり。

そして一周ゴールの東側。
西側にあった雲が東まで流れてきてしまい、スタートの時に晴れていた場所もどんより。
天候が目まぐるしく変わるのも春の山の楽しみの一つという感じですね。
湖畔にはキャンプ場や公園、発電所、遊覧船乗り場など、さまざまな施設が立ち並んでいました。

一周は20〜30分ほど。
走り切ったあとは東側に抜け、国道341号に復帰。
そのまま北へ向かって進みます。

徐々に標高を稼ぎ、最初に見えてくるのは鎧畑ダム。
ダム湖は秋扇湖と名付けられています。

ダム湖をそのまま上流に進み、新玉川大橋を抜けて進みます。
どんよりと曇った空ですが、湖水の緑色は不気味なくらい彩度が高め。

湖畔を覗き込むと、木立が点々と顔を出していました。
人口の湖ですが、どちらも自然の色のはずです。
しかし二つの緑が混ざる風景はなかなか不自然な感じ。
鎧畑ダムはもう65年も前のダムなので、最近沈んだわけではないのですが、湖に浸かった木は腐らないものなのかな。

やがてまた、しとしとと雨が降り始めます。
強い雨ではないのですが、標高が上がってきたのもあって気温も低く、寒い・・・!
斜面は豪雪地帯であることを誇るように、屈強な雪崩防止工が無骨に刺さっています。

お次は玉川ダムのダム湖である宝仙湖。
この流域のダムはダム名がシンプルなのに、湖名がやたらと凝っていますね。

宝仙湖は男神橋と呼ばれる立派なコンクリート橋が架かっているのが特徴。
渡った先、国道のすぐ真上にあるのが男神山で、そこへ刺さるように向かう道。
対岸には温泉施設もあります。

ダム湖地帯を過ぎると、更に道は登り始めます。
残雪の量もどんどん増えてきました。

ダム湖の上端、大きな沢のほとりにあるのがプレイパーク戸瀬。
キャンプ場、散策路、釣り堀、ボートなど、さまざまなアウトドアの楽しめる施設です。
敷地が目についたので軽く立ち寄り。
ここの桜はなんと5月半ばの開花で、今日の時点ではまだつぼみがふくらみはじめたばかりでした。
「桜の季節」というものがここまで幅広いとは、意識して考えたことなかったなあ。

沢からは大量の雪解け水が猛烈に流れ出していました。
冬の間止まっていた時間が早回しで進み始めるかのような景色。

道は更に北へ上へ。
国道はほぼ河床と同じ高さを走ります。
一般的な・・・というか関東以南の川では「こんなに近いと多雨の時浸かりそう」と心配してしまいますが、雪深い地域では雪解け水の季節が最大流量。
山頂も近いですし、大雨で増水するよりも今この水量のほうが多いんでしょうね。

山頂に向かうにつれて景色はどんどん灰色になっていきます。
雨も引き続き降ったり止んだりしており、もはや修行・・・

玉川温泉近くで勾配はひと段落!ですが、この先は北側の斜面です。

勾配が緩やかになり、走りやすくなるかと思いきや、大量に雨が降った後のようで路面はぐっしょり。
気温はほぼ0度で、ピカピカ光ったアスファルトは凍ってるんじゃないかと不安を引き起こします。
しかし対向からバイクやノーマルタイヤと思しき車が結構くるので、凍結は大丈夫なんでしょうね。
というか、凍っていたらきっと通行規制がかかっているはず。

観光用ではない、枝がちくちくと飛び出した雪の壁が迫り出す道を下っていきます。

道路の外側を見るとこんな景色。
これはもう冬ですよ冬。
都心の完全な真冬よりもよっぽど冬っぽい!
とか思いつつ進みますが、この辺の冬の厳しさは到底こんなもんじゃないんですよね。

やっと雪が少なくなってきたころ、路面脇の駐車場で小休止。
この地面の濡れ方と異様に明るい空、知っている、これは雪の翌朝だ。

ここはちょうど北緯40度線上にあたるらしく、それっぽいモニュメントも立っていました。
ぐしゅぐしゅの雪解け斜面の中に立っていたので遠くから眺めますw

この広場脇から分岐する道が、当初通過予定だった八幡平アスピーテライン。
登り始める前の玉川温泉であの寒さと雪の量、そして降ったであろう雨量・・・通行止めも止むなしというか、開通してても登りたくないですねw

さて、盛岡でわかってはいましたが、アスピーテラインにはいけないことを追認したので、ここからは迂回路。
まずは国道341号をそのまま抜けます。

春が戻ってきた・・・と言わんばかりに咲き誇る桜。
空も青空が戻ってきたようで、修行感が一気に薄れてツーリング感が出てきました。

修行で得たものは忍耐と泥w
洗車したいけどあと2泊3日お家に帰れません。

田んぼの中の平坦路を緩やかにカーブしながら進む気持ちのいい道。
クルコン任せに走りつつ、時折やってくる急いだ車に道を譲りつつ進みます。
きっとみんな八幡平で肩透かしくらって苛立っているんだな。
反面、今から登っていくバイクのハンドサインの威勢のよさとのギャップがちょっと笑えますw

国道341号は国道282号に突き当たっておしまい。
そこから少し282号を進んで脇道に入ると、こちらの建物が八幡平駅です。
八幡平へ行けなかったので、八幡平駅でお茶を濁す魂胆です。

路線は花輪線。
上下とも1日に6本しかない閑散路線です。
八幡平駅ですが、所在地は鹿角市で、八幡平市ではありません。
あちこちに引っ張りだこな「八幡平」という名前がこの地域で象徴的なのがわかりますね。
関東甲信あたりだと「富士」とか山裾のあちこちに名前が散らばってますからね。

駅自体はシンプルな単線の駅・・・
向かいにあるホーム跡にはもう線路がひかれていませんが、わずかにカーブした現役線のホームへのアプローチがその名残をとどめています。

駅前には線路に並行した年代ものの倉庫。
不自然に広い駅前の広場、変に新しい線路側の商店・・・かつて賑わっていたころ駅敷地だった場所の典型ですね。

「八幡平に行った」と言える十分な実績を得たので、東に戻ります。
国道282号で東北道に並行して走っていきます。

県境を越えると岩手県、市区町村は八幡平市。
たこがひっぱられていますね!
ちなみに八幡平市内には、同じ花輪線で松尾八幡平駅が所在します。
離れること道のりで50kmほど、列車にして1時間の距離。

開け放たれた防雪フェンスが春の幕開けを演出する、のどかな道です。

沿道にはちらほらと桜。
滋賀県あたりではあちこちで桜並木が作られていましたが、東北の桜は数本ということが多いですね。
雪の重みで折れたりまがったり、寒さで弱ったりするから手入れが大変なのかもしれないですね。

道は田山のあたりまでずっと花輪線と東北道と3本並行。
レールがすごく近いので、ここで列車と並走すると楽しそう・・・だけど上下あわせても1日12本しかないから、偶然には期待しないほうが良いですね。

やがて綺麗に3本の交通が分かれ、単独走行。
道は特筆すべきことなく東へ。

国道はそのまま東北道と共に南へ折れ、八幡平市の中心を経由して盛岡へ向かいます。
ルートはそのまま東へ進むべく、県道6号へ入ります。
高速道路は引き続き並行するものの、安代JCTから先は八戸道。

道は特筆すべきことなく、東へ。

道は、特筆すべきことなく、東へ。

なーんにも特筆することがないまま、気づけば国道4号に突き当たって終わります。
一戸町をかすめて二戸市へ。

二戸市役所前にある九戸城の脇を抜け、給油を済ませたら県道24号へ折れます。

こちらも延々と無心で走れる良い道。
書くことがないとは言いましたが、退屈しているわけではないんですよね。
GWだというのに交通量の大して多くない道を、エンジンの振動が気持ちいい速度に合わせて進む、最高の田舎道ツーリングです。
・・・そう、ただ一つ、気温がずっと1桁であることを除いて最高・・・

そうこうしているうちに九戸村の中心部に降り立って県道24号も終了。
そういえば九戸城なんで二戸にあって、九戸村にないんだろう・・・と思ったら、二戸市にある九戸城は地名ではなく九戸氏(市ではない)の苗字なんですね。

国道340号を少し北上し、今度は県道42号に乗り換えて更に東へ。

こちらもてんで特筆することのない道が延々と。

山深くなり始めたな、と思ったらスノーシェッドが登場。
五枚橋峠スノーシェルターを通り抜けると、久慈市に入ります。

積雪地帯の山間部にはパーキングが豊富に用意されています。
雪捨て場であったり、チェーン着脱場であったり、除雪車の展開場であったり。
それが増え始めたので、いよいよ「特筆すべき」地形。

県道の終わりから国道281号に入り、左右の山々が切り立ちはじめ、落石防護ネットが現れ、にわかに勾配も着き始めると、そこ一帯は久慈渓流。
この道は改良が重ねられていて、川が折れ曲がるたびに旧道の跡が分岐しています。
多くの釣り客が思い思い旧道敷に車を突っ込んで、渓流釣りに勤しんでいました。

久慈渓流クライマックスは、鏡岩園地にある不老泉。
「持病が治り不老長寿になるという言い伝えがあります」とは岩手観光ポータルサイトの弁。
不老の泉も結構ですが、土木好きライダーとしてはこの巨大な岩をぶち抜くトンネルに心躍ります。

そんな尻跳トンネルからシームレスに尻跳一号橋につながり、渓流を抜けると、場面転換したかのように一気に久慈中心部の平地に出ます。

国道281は久慈の駅前をかすめ、国道45号と三陸沿岸道路につきあたります。

ここから国道45号で南へ少し走ります。
道は三陸沿岸堂だけでなく、三陸鉄道リアス線とも付かず離れずの並走。

リアス鉄道の路盤は住宅街や川向こうに位置していて道路からはなかなか見えません。
非電化なので陸橋があっても目立たず。

間も無くたどり着いたのは道の駅のだ。
岩手県の野田村にある道の駅です。
さすがに沿岸、これまでの長閑な道のりとは違って大賑わい。
ここの塩ソフトが美味しいよ、と職場の人に教えられてルートに組み込んでみたのですが、気温12度、風強し・・・!
朝から冷えっぱなしなので並んでまでソフトクリームを食べるコンディションではなかったです。
またの機会を作りましょう。

ということで、アスピーテラインやソフトクリームは空振りに終わりましたが、延々とした道を走るルートは東北ツーリングとしてはかなり悪くないチョイスでした。
残念ながら私の語彙では「いい道でした」以外の言葉は出てこないのですが、今日は11時間近く走ってインカムの電源を一度も入れなかったあたり、退屈していないことは間違いないのです。
ということで、締めに三陸道の無料区間に乗っかって、150kmの旅。

宮古、陸中山田、大槌、釜石・・・三陸のリアス式海岸に位置する並み居る漁港を通り過ぎ、出発地点である大船渡に帰着。

事故通行止めになっていた大船渡北〜大船渡を裏道でサクッと迂回して、適当に食事を済ませてこの日のツーリングは終了。

2日目は528.0kmの走行でした。
明日は北上します!

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