1日目 蔵王から肘掛温泉へ
2日目 田沢湖一周と極寒の玉川
3日目 尻屋崎と大間崎を回り下北一周
4日目 津軽半島を回って津軽岩木スカイライン
5日目 リアス式海岸と海鮮丼
3日目は太平洋岸を北上し、尻屋崎と大間崎、そして脇野沢と大湊を経由、下北半島の沿岸部をぐるっと周回してきました。

ルートはこちら
1〜2日目の寒さのおかげで体力を消耗したので、3日目のスタートは少し遅めの5:00前にしました。
既に空は明るくなりはじめています。

まるで首都圏スタートのツーリングがごとく、最初は一気にノンストップで200km走ります。
違うのはこの道が高速道路ではなく、三陸沿岸道路なので無料ということ。

早朝の三陸道はガラガラで、規制速度ぴったりで走行していても追いつく・追いつかれることはほとんどありません。
たまに早い車のヘッドライトが見えたら追越車線まで速度を合わせ、スムーズに先に送り出しつつ進みます。
1回の追越車線で1台行かせるか行かせないかという具合。

三陸道にもPAがあるにはあるのですが、どこも売店どころかトイレも自販機もなし。
あくまで非常時や仮眠時に利用する駐車帯に毛が生えた程度のもの。
そのため、ICの近くに道の駅がある場合には案内が行われており、一度流出して休憩するスタイルです。
無料区間ですからそれで不足することはないわけですね。
今回は田老にある道の駅たろうで休憩を挟みますが、併設のコンビニがまだ開いていないのでトイレと自販機・・・。
道の駅の近くにあるコンビニは24hなのですが、道の駅のコンビニは7:00〜20:00。

田老南で流出して田老真崎海岸で流入、更に北へ。
昨日走った久慈を過ぎて150km、更に北へ向かいます。

三陸道の最終ICは八戸是川。
その一個手前の八戸南ICで降り、下道へ。
時間は7:30、3時間弱でおおよそ200kmなので平均70kmくらいでしょうか。

国道45号バイパスでもある三陸道を降りたあとの下道は、更に国道45号。
国道は太平洋から少し離れた位置を北西へ向かって進みます。

八戸JCTを経由して百石道路になった高速道路と再開し、ここで国道45号は一度東へ逸れ、その後西へ向かって国道4号とともに青森方面へ向かいます。
沿岸を走る道は国道338号、および並行する県道8号に成り変わります。

県道8号を直進すると、いつのまにか浜街道と呼ばれる農道に。
沿岸近くを通る国道ではなく、交通量の少ないこちらの道を選んで走ります。

平坦な田園地帯をまっすぐ北上していきます。
時間は8:00を回り、今日は5月らしいまともな気温。

途中、三沢空港近くのコンビニで休憩を入れます。
この駐車場の広さよ・・・

コンビニから先は沿岸の国道338号に入ります。
こちらはチラホラと出てくる街の中を抜ける道。

人家のあるあたり以外は、太平洋から吹き付ける風をいなすかのように防風林が居並びます。
まるで山間部の高原地帯のような雰囲気の道をひたすらまっすぐ。

三沢市にある淋代海岸離陸した飛行機が世界初の太平洋無着陸横断飛行を成し遂げたことにあやかって、案内板にはそのミス・ビードル号が描かれています。
三沢空港近くには三沢航空科学館もあるのですが、オープン時間が旅程に合わないので今回は見送り。
来る時はせっかくだから飛行機で訪れたいですね。太平洋は横断しませんがw

国道はやがて、線形改良の跡も真新しい高瀬川の渡河部にさしかかります。

クランク状に曲がって高瀬川を渡り、六ヶ所村に入ります。
地形的にはここからが下北半島といえるでしょう。
小川原湖から海に繋がるこの高瀬川から北、下北半島付け根の東側にはいくつもの湖沼が点在します。

たびたび出てくる青森の名所を記した活彩あおもりの看板には観光地までの距離が。
しかしどこでみても50km先とか100km先とか、あまりに広域すぎる・・・

80km先の観光地を案内するということは、80km何もないということでしょう。
覚悟を決め、だだっぴろい湖沼地帯を北上していきます。

むつ小川原港の物流会社にある巨大なクレーンを横目に見つつ、北へ北へ。
このあたりで国道は394号と重複しつつ、バイパスが内陸へ曲がります。
しかし気にせず沿岸を走り抜けます。

六ヶ所村の中心地、役場に綺麗に咲く花を見つつ、更に北へ。

変わり映えのない景色が続きます。

三沢をはじめ、下北地域には自衛隊施設が多く点在します。
戦後ながらく仮想的であった北海道の向こうのヤバい国に向けた矛ですね。
六ヶ所村周辺も陸自の射場などが立地します。

やがて地名は東通村になりますが、眼前の景色は何も変わらず。
時折思い出したように左右にくねくねと曲がりますが、基本的には延々と北上を続けます。

東通村内を進むと、沿道には風車がいくつも見えてきます。
このあたりは風力・太陽光など、自然エネルギーの大発電地帯。
反面、ダムは多くありません。

まもなく見えてくる変わった建物はトントゥビレッジ。
東通(ひがしどおり)を格好良く音読みにしてエセ英語調にした感じw
ここは東通原発のPR施設です。エネルギー地帯の主力はだんぜんこっち。

エネルギー的には東北の心臓部ですが、道は変わらず延々と真っ直ぐ進みます。
愛知の伊良湖岬に向かう渥美半島もそうでしたが、「あくまで岬への通路だから・・・」感がすごい。

通路たる国道は尻屋崎ではなく大間崎をターゲットに定め、ここで西へ向かって一気に内陸を横断しにかかります。
しかし目的地は東岸の先端、尻屋崎。
県道248号に乗り換え、直進していきます。

岬に近づくと地形にやや起伏が出始めます。
もっと正確には、道がやや内陸の起伏のある部分を走りはじめます。

潮の匂いは濃く感じるものの、海がほとんど見えない不思議な道をずっとずっと進みます。
もうこの辺、サムネイルでもどの画像がどこかわからないくらいずっと同じ風景w

県道248は県道172号にぶつかっておしまい。
右に行けば尻労(しりつかり)、左に行けば尻屋。
時間は10:00、まだお尻を労わるには早いので尻屋へ。

県道172は下北半島の東岸の突端である尻屋崎の西岸に突き当たり海岸沿いを北へ。
何を言っているかわからないかもしれませんが、こういうことです。
でもサムネイルはずっと同じ。

ここにきて一気に海が見える道になります。
やや奥まった位置になるものの、かの津軽海峡が眼前に。
これまでずっと防風林状の地形の中を走っていたので気づかなかったですが、今日の下北はめちゃくちゃ風が強い・・・!

白波が立つ中、遠くを走る船を見ながら進みます。
視界がよければ大間まで見える角度なのですが、残念ながらもやの向こう。

海沿いには高い鉄塔が巨大なプラントへ向かって点々とつながります。

本州大二位の北端に見合わないこのプラントは尻屋鉱山。
全国でも有数の石灰石の鉱山です。

そのプラントの先、ビジターハウスの脇にゲートがあります。
尻屋崎はこの先。

ゲートをくぐる前にコーヒーでも・・・飲めませんね。
いっそ撤去してくれw

ゲートから先も景色は同じ。
このゲートがあるのは、寒立馬と呼ばれる天然記念物に指定された農用馬の放牧のため。
馬が域外に出ないようにしつつ、時間帯閉鎖するためのゲートです。
入場通過可能時間は7:00〜16:45。

ゲートの向こうを少し走ると、崖上の平原に立つ真っ白な尻屋崎灯台に到着。

先ほど空振りに終わったコーヒーブレイクついでに・・・

早めのお昼にします。
厚切りの生姜焼きが贅沢に乗った豚丼をガッツリいただきます。

そして灯台の周りを散策。
スタンドの角度が浅いバイクは倒れるんじゃないかという猛烈な風ですが、気温は15度を超えていて幸いにも寒さはなし。
波が岩にぶつかるたびに細かい飛沫を周囲に撒き、まさに津軽海峡という気象。

海の要衝である津軽海峡をサポートするのは灯台だけでなく、レーダーや防災無線も。
陸上交通はひたすら直線の退屈な道路でしたが、その先の海上交通はまさしく生命線です。

尻屋崎をぐるっと回るように道路は走っており、反対側のゲートに向かって抜けます。
ずっと東岸を走ってきたのになぜ西に出て東に回ってまた西に向かうかというと、尻労と尻屋の間は通行不能の断崖だから。
なかなかに難しい地形をしていますね・・・

尻屋崎の東側は岩礁地帯になっており、沖にポツンと浮かぶ小さな岸島のてっぺんにある小さな鳥居と祠は岸島大明神小祠。

ちょうどゲートの手前で寒立馬の群れを見かけました。
刺激してもよくないので遠くからながめます。
足が短くてかわいい。

尻屋崎の次は、下北半島東岸の先端である大間へ向かいます。
まずは尻屋崎からの脱出、唯一の道である県道6号。
往路ではバイパスを使ってスルーした岩屋漁港の道を走ります。

漁港は細い崖下の平地に所狭しと家がならび、見た目以上に密度が高い。
外れの方には同一の構造の漁具入れの小屋が立ち並びますが、その破損具合から気候の厳しさがわかります。
これだけモロに海風をうける地域、しかも多雪地帯ですから、それはもう。

海岸は南向きからゆるやかにカーブを描き、やがて西向きに。
このあたりは外海からやや遠いので、おだやかな牧草地が広がります。

県道はくびれ部分をショートカットしてむつ市街地へ向かってしまうので、ここで脇道に逸れます。
県道266号で沿岸へ・・・またこの景色か!!

沿道の施設で、警備が厳重なものがあればだいたいは原子力関連施設。
六ヶ所村や東通村は最終処理施設とか核燃料リサイクル施設が立ち並ぶ、原子力街道です。

海岸のゆるやかなカーブはやがて反転し、北西へ。
下北半島の中央部、南北ともに範疇に収めるむつ市のうち、北側最大の大畑は中央部に大規模な市街地が広がります。
道沿いに植えられた桜並木が、やや葉桜になりながらも綺麗にさい・・・ていますが、眺める余裕がないくらい風が強い!

容赦無くびゅんびゅん吹き抜ける風は風速12〜15mくらい。
時折突風も吹くので、気をつけていないとバイクを転がしてしまう・・・
細心の注意を払いながら大畑川を渡って、西へ。

大畑川の左岸側からは、一気に地形の印象が変わります。
尻屋崎のテリトリーから大間崎のテリトリーに入ったということでしょう。

大間へ向かう道は国道279号。
2021年の8月9日に降った大雨でこのあたりは激甚な被害を受け、復興の只中。
雪国は真冬に本格的な工事ができないので、春になって工事もたけなわ、といった感です。
写真の小赤川橋もまだ仮設橋。

このあたりは未成線である大間線の廃線跡が国道に並行してちらほらと見え隠れします。
2015年に来た時に見てから気になっていたのですが、残念ながら豪雨で結構な被害を受けて路盤ごと押し流された箇所多数。
更に片側交互通行となっている区間も多く、ちょっと見学できる雰囲気ではない・・・

下風呂温泉郷の西側あたり、突端を回り込むところが最大の渋滞。
法面修復の片側交互通行で20分ほどドン詰まり。
本来なら県道284号が迂回路になるんですが、まだ冬季閉鎖中。

やっとのことで渋滞を抜けたら、あとはスムーズ。
短い片側交互通行はあれど、おおむね支障せずに進みます。

地形が開け、海岸が緩やかになりはじめたら・・・

大間崎に到着。
さすがGWのお昼過ぎ、人出がすごいw

岬の中心部や魚市場周辺は人混みでままならなかったので、ちょっと離れた東側の防波堤脇で小休止。
相変わらずものすごい風がふいていますが、ここから弱くなる予報。

西から吹いてくる風に逆らって飛ぶ海鳥、ほぼ空中静止状態で写真撮り放題。

岬の周辺で息をつけるところはあまりなさそうなので、ちょっと漁港内を進んで・・・

フェリーターミナル側へ。
ライダー的にはこっちのほうが「大間崎っぽい」でしょうか。
町役場もこっちにあるので、地元の人の生活もこちら周辺が中心のはず。
岬の東側エリアは観光客向けですねw

ターミナルに停泊する津軽海峡フェリーを眺めながら、コンビニで一息。
このまま海岸沿いを南下し、脇野沢漁港へ。

ここから国道は338号。
延々と岬を回って、むつ市中心部までずっと一本です。

マグロを食わずに大間町を抜けて、縦に長い佐井村へ。

これまでと違い、外海に面していない津軽海峡の内側は断崖絶壁が続く道。
肩慣らしがごとく、材木山を超えて進みます。

佐井村の中心部を抜けてどんどん進みます。
このあたりは交通結節点になっていて、下北半島内陸を走る県道がいくつか分岐します。
県道46号かもしかラインはいつか走ってみたい道。
何年後になることやら・・・

国道は崖に沿って曲がりくねりつつも、おおむねセンターラインを保持したまま進みます。
このあたりは海峡ライン、と名前がついている道だけあり、ドライブルートとしても優秀。

積雪地帯としては破格の舗装の綺麗さ。
ひび割れや砂利浮きもほとんどなく、快調に進んでいきます。

どんよりと雲が立ち込めていますが、雨雲レーダー的にはクリア。
気温はやや冷え気味になりますが、10度を切ることなく進んでいきます。
福浦漁港の先、ぐぐぐっと内陸に向かって切り込み、標高を稼ぎます。
尋常じゃないこの迂回の先には・・・

仏ヶ浦の展望台。

奇岩の数々がならぶ仏ヶ浦は天然記念物。
強風に舞い上げられた潮風の先に霞んで見えるその岩肌、まるで船底のフジツボのよう。
直接海岸に降りられる遊歩道や遊覧船の運行もありますが、この天気この風ではあまりにつらい!
しかしちらほらと人影が見えていて、みんなすごいなあと思うわけです。

仏ヶ浦は展望台から見て大満足。
ツーリングはあくまでツーリングです。
仏ヶ浦周辺だけヴェールをかけたようにモヤっていましたが、その先は太陽が顔を出します。
高低差も激しく回り込むような崖のカーブも多く、しかし路面はそれなりに綺麗。
対向車は来ますし、稀に砂利や枯れ枝が吹き溜まっているので、注意が必要でもありますが、見通しのいいカーブではスイスイと車体を倒して走ります。

ド直線の尻屋、交通量が多く渋滞している大間北岸、そしてこの神がかった快走路の大間西岸。
バイクでくるならこの道を走らない理由が一つもないですね。
今後下北半島を走る時はここを最優先にルーティングしようと心に誓うレベル。

野平高原あたりで一度内陸に入り、県道253号と接続します。
このあたりも断崖すぎて海岸線を走れないんでしょうね・・・

ここから巨大な勢力圏を誇るむつ市に入ります。
標高500m近い高原地帯はやや残雪が目立ちますが、路面は綺麗。

山々の間から海まで見渡せる絶景ポイントであろう駐車スペース。
残念ながら眼下は全て灰色、おまけにトイレも閉鎖中。
「流汗台ゆとりの駐車場」とは名ばかり、虚無感につつまれます。

でも道が楽しいから全部許せるね!!
バイク最高・・・となる線形が延々続きます。
交通量も僅少なのが良い。

標高を下げるとモヤも晴れ、 ようこそ脇野沢村へ。
といっても脇野沢村という行政区分は2005年にむつ市に食われて消滅しています。

楽しい道も終わり、ゆるやかな下り坂で脇野沢の中心部に下ります。
ここで時間は14:00を回りました。

暖かくなるにつれ、思い出したように桜が咲き始めます。

Rの大きなカーブをスイスイと抜け、脇野沢川沿いに走って海へ。

国道は漁村である脇野沢の中心部で左折し、陸奥湾沿いの道となります。
左折せずに右折すると牛ノ首岬ですが、岬というほど岬でもない地形なのでスルーw

陸奥湾沿いになった国道は、断崖の滑走路から沿岸の絶景路に表情を変えます。

能登半島や伊豆南部に負けず劣らず、マリンブルーの海を右手にしてスイスイと走ります。
つい数時間前の暴風やモヤのかかった崖とは別の日のような青空とおだやかな海。

潮風を気持ちよく受けながら、クールダウンラップのような走行が続きます。
退屈しない程度に蛇行し、市街地と漁港と小高い丘を繰り返して東へ。

宿野部川をこえ・・・

川内川を越えるあたりで時間は14:30。
かもしかラインを通った場合、内陸を抜けてここにつながります。

のどかな道は延々と続きます。

にわかに住宅が増えてきたな、と感じたら、間もなく大湊。

まず最初に目に入ってくるのが、釜臥山。
山頂には展望台もありますが、目立っている白い建物は自衛隊の施設。

大湊は言わずと知れた防衛の要衝。
街中の看板にも「航空隊 80m」とか書かれるレベルです。
広域情報が多いこの青看板で、メートル単位の表記ってすごいなw

国道沿いにはヘリコプターの目立つ大湊基地航空隊の施設や・・・

桜と日の丸でビシっと決まった弾薬整備補給所。

そして由緒正しき大湊鎮守府の後継組織、大湊地方総監部。
街の観光交流施設も「北の防人大湊」と名前がつくほど、軍港との関わりの深い街です。

国道は大湊の中心部をこえ、しもきた克雪ドームを右手に進んですぐ右折。
県道176号に入ります。

県道は南東に向かって大湊線と並行しつつ進みます。
ここまでで「手斧型」の下北半島の刃の部分が終わり、柄の部分に戻ります。

県道は国道279号に吸収され、同じように南東へ。
ガソリンをここで補給したのち、延々と続く直線道路に身を投じます。

時折見える大湊線ですが、列車は1日に片側10本、合計20本だけ。
列車に出会うことなく走りつづけます。

まっすぐ走って海岸にあわせて少しまがり、まっすぐ走って曲がりと繰り返します。
高低差がそこそこあるものの、ローポリゴンなゲームのようにカクカクと曲がりますw

道路も道路ならレールもレール。
ただただまっすぐ。
これはこの手斧の柄の部分の反対側、東岸を走る尻屋崎への道と同じですね。

吹越で思い立ったように陸橋を上ると、大湊線をオーバーパス。

ここから先はバイパス、下北半島縦貫道路です。
縦貫といいつつ、ぜんぜん縦貫できていないのですが、とりあえず末端区間は無料のBPとして供用。

動物注意の看板が熊なのが北国らしいですね。
本当に高速に熊が出るのかはさておき・・・

バイパスを横浜吹越から六ヶ所の1区間だけで降り、下道へ。
南東に向かう道で、朝走った東岸へ戻ります。
沿道には国家石油備蓄基地が立地しています。
下北半島はまるで軍事要塞だ。

石油基地の脇には国道の両側に大規模な太陽光発電施設も立地します。
豪雪地帯ゆえか、角度が深いのが面白いですね。

国道に突き当たったら右折。
ここは朝スルーした国道394号のバイパス部分。
鷹架沼を仕切る水門をわたり、南へ。

朝きたルートに復帰。
この日の宿は八戸市街なのですが、帰りに寄りたい場所が。

それは朝8:30ごろに休憩したコンビニ。
時間はここで16:30、ちょうど8時間ぶりの再訪です。
三沢空港に近接するコンビニですが、ちょうど滑走路の東側に位置するので、離発着が見えるんですよね。
三沢空港は別名三沢基地で、民間エアラインだけでなく、自衛隊や米軍も利用するバリエーション豊かな飛行場です。

三沢でちょっと飛行機を眺めたら、ゆるっとチェックインにあわせて八戸へ。
一部大間の工事渋滞があった以外は、終日閑散路線ばかりで走りっぱなしの1日でした。

今日の走行距離は615.9kmでした。
明日はもう一本の半島へ!

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