タイトルの通り、タイヤ交換をしてきたので備忘録がてらに記事にしておきます。
1月にタイヤ交換してから4ヶ月、Ninja1000SXではお馴染みのフロントだけ先にスリップサインが出ての交換でした。
先任のBT-023の寿命は10870kmとなりました。
空力が優秀になってフロントダウンフォースが出ちゃってるのか、はたまたマフラー片出しになった影響でずっとハンドルがやや横向きになっているのかも。
リアはまだこんな感じで、5000kmとか使えるくらいだったのでチョットもったいなかったのですが、結局セット交換のほうが色々楽なのでリアも履き替えます。
銘柄も変えたいですしね。
新たに履いた銘柄はAngel STで、メーカーはPirelli。
Ninja1000SXでBS以外のメーカーを履くのは初めて。
2010年発売のBT-023から、同じく2010年発売のAngelST・・・今は2022年ですけどね!
双方継続して長く生産されていて、ファンが多く根強い人気であることと、枯れた銘柄であるためにコストもお求めやすいという利点があります。
AngelSTは無印のNinja1000に乗っている2014年に一度履いていて、実に8年ぶりのリピート銘柄ということになります。
銘柄は古いですが、タイヤの製造がフロントは2022年の03週目(2022/01/17 - 2022/01/23)、リアは2021年の28週目(2021/07/12 - 2021/07/18)ということで、製造は十分に最近です。
Angel STといえばこの天使の輪・目・翼をかたどった化粧溝。
おおよそ1000kmくらいでなくなるので完全にファッションでしかありませんが、登場後数年は他社も追従してちょっとしたブームになりましたね。
タイヤ自体はやや横剛性がしなやかで、直進安定性や切り返しの機敏さよりも、強めのセルフステアによる低荷重での回頭性や、倒したあとの安定感を重視している性格です。
15度〜40度くらいまでの、タイヤが「オイシイ」バンク角に全振りしたという印象。
自分がよく履くBSのツーリングタイヤは直進での安定性や、倒し込み・切り返しのコントロール感、全域で均一な特性を持っているので、正反対のタイヤといえます。
これまで8年間、このタイヤを選んで履いてこなかったのは、決して悪いタイヤだからではなく、単に好みの差。
高速道路走行時のレーンチェンジでその横剛性のしなやかさが仇になり「ぐにゃぐにゃしてる感」があるから避けていたんですよね。
バイクも変わった(MCの後継機種ですが・・・)ので違うフィーリングがあるかなと思い、たまたまセール品がこれしかなかったのもあって選んでみましたが、その辺は変わらずでしたw
当時の自分の感覚は正しかったんだな。
とはいえ、高速走行時の違和感と引き換えにコーナリングはすごく「バイクが回る」タイヤなので、これを活かして楽しんでいこうと思います。
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