Kawasaki CS2あらため、Motorcycle CS2 Group企画のマスツーリングに参加し、会津若松まで行ってきました。
ショップ主催のツーリングとしては実に2018年末以来、3年半ぶりの参加となります。
集合と集団の出発は、7:00に蓮田SA。
自宅を出るのは朝食の時間を見越して5:00とします。
前日にメンテナンスのためお店に訪れるタイミングでスコール的豪雨に遭い、装備の乾燥状況が心配になったものの、幸いにもほとんど乾いて無事出発。
蓮田に到着し、朝食後にメンバーと集合したあとは東北道を北へ。
自分はカワサキプラザ東京足立・・・もとい、かつての名義であるモトプラザカワサキとして参加します。
今日の先導はシャチョーサンの駆る、最新鋭のNinja H2 SX。
レーダーACC付きのすげーやつ。
高速道路では、あまり長い隊列を作ると迷惑にもなるので、中継地点を決めて自由走行。
この辺の采配と、自由走行になっても問題なく行程を進められる手練れ揃いは老舗ゆえ。
ツーリングガイドなる冊子も配布いただき、知り合いばかりのツーリングとはひと味違った走りをしていきます。
東北道は蓮田SA、上河内SA、安積PAと立ち寄り、福島西ICまで走って時間は10:30。
常連の皆様とも数年ぶりの再会で、バイクを乗り換えた人もいれば(自分もですが)カスタムした人もおり、休憩のたびに話がはずみ、ペースはゆったりになりますね。
週の頭まで雨予報だったところを覆し、天気は上々。
福島西から会津といえば定番ルート、福島3ライン。
まずは磐梯吾妻スカイラインを走ります。
自分は道の状況確認の意味も込めて先週走った道ですが、時間も違えば気候も違い、何よりマスツーリングとソロツーリングでは走り方も全然違うので、重複感は覚えません。
車線変更に気を付けつつ、千鳥配置の隊列走行でスカイラインに向けて走行開始。
青々と輝く水田を街路樹の隙間から眺めつつ山へ向かいます。
午前9時の時点で浄土平は気温1桁との情報。
登り始めからやや涼しい風の吹く山道を、縦列に切り替えて登っていきます。
高湯温泉を通過して本格的にスカイラインに突入。
時間は11:00を周り、交通量がやや多いので基本的には車のペースにあわせた走行になります。
大型プレミアムバイクが得意なカワサキだけあって、参加者もH2 SXを先頭にZX-10R、ZX-14R、ZRX1200系、ZEPHYR1100と大物揃い。
今日のメンツ10台の中では、Ninja1000SXは小さくて非力なバイクの部類に入りますw
スカイラインを登る途上、つばくろ谷駐車場で小休止。
夏っぽい雲の浮かぶ不動沢橋は絶景。
記念撮影なんかも織り交ぜつつ、さらに歩みを進めます。
つばくろ谷から先は、出発時間をある程度ばらして隊列を分散させて走行。
すぐに尾根筋に入って視界が開けます。
気温は低いものの、風がそれほど強くないため、メッシュジャケットの下に厚手のフリースを着込めば適温。
硫黄の匂いの濃い、高原地帯を行儀良く抜けていきます。
浄土平はスルーし、標高1,622mの道路最高点を越えて下りへ。
スカイラインを下り切ったら一度隊列を整えて、国道115号経由で磐梯吾妻レークラインへ突入。
時間は12:00を回りました。
気温が上がると同時に、お昼の気持ちいい走行でテンションも上がります。
朝早くから体をたっぷり動かして走ったので、そろそろ空腹を満たす時間。
レークラインのルート上に位置する、中津川渓谷レストハウスに入り、昼食にします。
三元豚のトンカツがおすすめということなので、自分はカツカレーをチョイス。
お子様にも安心の甘口カレーでがっつりと腹を満たし、満足の再出発。
レークラインの次は、国道459号経由で磐梯山ゴールドラインへ入ります。
こちらは比較的密集した隊列のまま走行し、眺望のよい滑滝展望台で小休止です。
時間は14:00を回って、もう会津若松のお宿はすぐそこ。
宿へまっすぐ向かうと少し時間に余裕があるということで、まずは道の駅ばんだいに立ち寄ってお土産調達。
そこから近傍の観光地である歴史感動ミュージアム 会津武家屋敷へ立ち寄ります。
観覧券を購入して場内へ。
鶴ヶ城の城下である会津若松で、羽黒山の麓に建つこの武家屋敷は、代々会津松平家に家老として支えた西郷家の屋敷を再建したもの。
屋敷の中を歩くと、時代劇で見たような座敷や縁側や中庭の風景が広がります。
窓から覗く綺麗に手入れされた庭が、昼下がりの太陽に照らされて大変明媚。
敷地は山と外壁に囲まれていて、余計な風景が目に入ってこないため、江戸時代末期の生活風景に没入するような感覚で楽しめます。
敷地内は、武家屋敷の他にも陣屋や茶室、資料館などが居並び、派手さはないもののさながらテーマパークのよう。
旧道体験などのアクティビティもあり、1.5時間ほどガッツリ楽しんで、この日の予定は全て完了。
今日の宿は武家屋敷のすぐ裏手、山の斜面にある東山温泉 御宿 東鳳。
2棟で全160室の大規模な旅館です。
山だけあって物騒な注意書きが。
外に出る用事は早めに済ませておきましょうw
CS2の加入20店舗から、今日は130台ほどの参加者がいたそうで、3面ある駐車場の1面は貸切状態。
我々は最後の到着のようで、駐車場はすでに圧巻の台数。
CS2の面々は27部屋ほどなので、これでも1/6程度の専有率ですね。
夜の宴会は感染対策のため、密集しやすいビンゴゲームを見送ってランダム呼び出し方式のクジ。
参加各社や協賛会社からいただいた景品で一喜一憂しつつ、美味しい料理に舌鼓。
温泉旅館ならではの食事、宴、そして入浴を楽しみつつ、1日目は無事に終了。
2日目は朝風呂から開始。
5:00起床でゆったり風呂と朝食をし、荷造りをして出発です。
金曜日くらいまでは曇り時々雨の予報が優勢だったのですが、幸いにも晴れ時々曇りまで回復。
この日も楽しく走れそうです。
出発は9:00、まずは国道121号に入って南へ向かいます。
メンバーは宿で現地集合した1人を加えて11人。
長閑な内陸の山間の街道をゆったり抜ける道は、目を覚ますのに最適。
千鳥走行を維持したまま、車の後ろについて走行。
芦ノ牧温泉から大川ダムを経由して進みます。
ダム沿いの道は高低差が増えてきて、ウォームアップが1段階進んだ感覚。
湯野上温泉で東へ折れ、国道118号へ入ります。
湯野上温泉からは甲子道路に入ります。
バイパスで改良された気持ちのいい道は、大きく流れるようにカーブ。
交通量はほとんどなく、気持ちのいいペースで甲子峠へ登っていきます。
峠を抜ける前に、道の駅しもごうで小休止。
時間はここで10:00を周りました。
気温も湿度もツーリングにもってこいで、快適。
巨大な橋と長大なトンネルを抜け、峠を下ったら県道290号に入り、南へ。
若葉萌ゆる高原の快走路を散開しつつ走っていきます。
30分ほど走り、県道17号へ寄り道。
茶臼岳に向かってぐんぐんと標高をあげていきます。
到着したのは、大丸園地。
那須ロープウェーの山麓駅近くに位置する、お土産屋の密集地です・・・が、半分くらい廃墟。
目的は廃墟ではなく、この眺望。
ここで記念写真撮影などしつつ、少し時間をつぶします。
一部希望者は、行き止まりを承知でさらに上へ。
くねくねとした道をあがっていくと・・・
那須ロープウェーの山麓駅。
さらにその奥には、登山口と峠の茶屋。
何か用事があって上がってきたわけではなく、単純に楽しい道を往復しただけなのでした。
大丸園地に戻って全員集合すると、残りはあと少し。
県道を那須高原まで降りると、その先に今日最後の目的地であるミスタービーフダイニングがあります。
到着は12:00、最後にここで昼食を食って今日のシメ。
分厚いステーキをぺろっといただいて、今日の予定は全て完了。
帰りは那須ICから東北道。
上河内SAで解散し、雨の様子を見ながら各々帰宅となりました。
1日目の走行距離は399.8km
2日めは短めの282.7kmでした。
2日間の合計は交流や食事がメインのマスツーならでは、控えめに682.5kmとなりました。
ODOは73142kmになりました。
こういうツーリングが当たり前にできる日常に戻ってきはじめたのが嬉しいですし、この先も続いてほしいですね。
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