今日はツーレポではなく、スマホアプリの紹介。
6月の末にENEOS SSアプリがサービス開始し、モバイルEneKeyが使えるようになったので導入してみました。

ENEOS SSアプリの正式名称は、ENEOS サービスステーションアプリ。
ダウンロードは各種ストアから可能です。
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機能の目玉は、油種・給油量を登録しておいて、簡単に給油ができる「いつもの給油」機能。
更に、事前に紐づけたクレジットカードで決済までできる「モバイル EneKey」の機能。
従来のEneKeyはスティック状のICチップ内蔵デバイスで、基本の機能は同じ。
しかし、タッチしたあとに油種・給油量をタッチパネルで選択する必要があったところ、「いつもの給油」との合わせ技で「QRコード読み込ませて給油開始押すだけ」になります。
バイクでロングツーリングすると、1日に2回も3回も給油することになるので、1回の手間が小さくなるのは本当にありがたいです。

私はオートチャージ設定済みのモバイルSuicaで支払いをしていたので、EneKey機能だけでは追加で保持する動機がなかったんですよね。
Suicaで不便だったのは、ヘルメットを被っているとFaceIDでロック解除できないのでパスコード入力が必要だったこと。
それから支払い後の再チャージです。(プリペイドはクレカと違って与信照会がないので、多めに引いてあとでチャージで戻す仕組み)
もちろん、Suicaを使ってもEneKeyと同じく油種・給油量も指定する必要がありました。

読み取り速度はICカードよりも劣るQRコードですが、モバイルEneKeyでは上記不便点を解消して全部一発でできるという話なので、導入に踏み切ったわけです。

利用には、まず会員登録が必要。
会員登録だけでも油種・給油量指定やクーポンなどの機能は利用可能なので、現金派も安心ですね。
さらに会計までワンストップで実施するためには、EneKeyを設定する必要があります。
クレジットカードの登録が必要ですが、そのために店舗に赴いて店員さんにレシート発行を依頼しないといけません。
従来型のEneKeyを持っている人は、そちらから情報を引っ越しできるので、ネット上だけで紐付け可能です。

カードと免許証を持って店舗に赴いてレシート発行を依頼し、読み取って情報入力をしたら登録は完了。
アプリのTOPで給油用のQRコードと、EneKeyのIDが表示されるようになります。

「いつもの給油」パターンは複数登録可能で、バイクや車を複数台持っている人、出先では1000円ずつ入れる・・・なんて運用をしている人も便利に使えます。
この機能だけでも利用価値がありますね。
基本的にはかざすだけなのですが、給油機の型式によってはQRコードの前にICカードが反応してしまう場合があります。
うまく読み込みができない時は、給油機側の「エネオスSSアプリ」のボタンを押してからかざしましょう。
それで大体ICカード読み取りからQR読み取りモードに変わるはず。

クーポンやポイントカードとの連携機能もついています。
ポイントカードは登録しておけば自動付与ですし、クーポンも給油前に選んでおくと給油時のQRコードで設定されるので追加操作は不要です。
ポイントカードを読み込ませて、クーポンレシートを読み込ませて、さらに会計を・・・という手間がないのはありがたいですね。
レシートクーポンだと、もらった後に財布の中でクシャってしまうことが多いですし。

とりあえず登録したら、5円/L引きの特典クーポンがつきました。
20L入れても100円にしかならないので、バイクだとまぁ・・・という感じですw
欲を言えばICカードで給油ができると嬉しいですが、クーポンの選択があったりするので都度生成できるQRコードのほうが都合がよいのでしょう。

EneKey以外の機能で実用的なのは、給油履歴機能。
これはアプリで給油すると自動で記録されるので、いちいち手入力する必要がなくなってよいです。
個別の給油単価が出ないので割り算する必要があるとか、反映されるのが翌日とか、ちょっと痒いところに手が届かない感はありますが、利便性に比べれば許せる点ですね。

近隣のENEOS検索もついてます。
これはカーナビなり地図アプリの方が便利なので、オマケ程度ですね。

9/30にアプリがアップデートして新レイアウトになりました。
これでQRコードの読み込みがさせやすくなった?
前のレイアウトは画面の大きなスマートフォンを使うと読み取り部の面積よりコードの表示が大きくなってしまって、読み込みづらい給油機があったと推測。

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