‬ツーリングレポートBlog [Full Notch !]

最盛期は月間平均3000kmほど走ってた関東在住ライダーのツーリングBlog。

ツーリングレポートやKawasakiの話題を中心に書いていきます。

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→Ninja1000 SX(20)と乗り継いでいます。



残暑が続く中、台風シーズン到来。
「なんとかと秋の空」とはよくいったもので、安定しない予報に翻弄されて色々と予定を変えつつも、今期まだ足を伸ばせていなかった奥飛騨方面を走ってきました。
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ルートはこんな感じ

 



 



スタートは松本なので、まずは中央道。
出発は未明のにわか雨が落ち着くのを待って3:30です。
街灯のまぶしい都心を抜け、やや暗闇の中を走行してから、甲府盆地へ降りるころには少しずつ空が白んできました。
上野原のあたりでパラパラと雨粒が落ちてきてひやっとしましたが、幸いにも本降りにはならず。
シールドを軽く拭く程度の降水。
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甲府を横断して北杜に近づき、八ヶ岳が正面に見える頃、ちょうど夜明けを迎えます。
このあたりにも一雨あったようで、路面はやや湿っていますが、左側の走行ラインはドライ。
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せっかく八ヶ岳が綺麗に見えるので、休憩がてら八ヶ岳PAに寄り道。
肌寒いので甘めのコーヒーでカロリー補給もしておきましょう。
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東の山からまだ顔を出していない太陽も、標高が上がれば見える位置。
西側に連なる南アルプスの稜線がちょうど日光を浴び始めていました。
涼しいのでコーヒーは今シーズン初のホットで・・・
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どんどん日が昇り、明るい面積が増えていく山肌。
空に立ち込めていた雲も着実に消えていき、青空の面積が増えてきました。
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朝もやに輝く八ヶ岳を背中に押しやりつつ、さらに中央道を進みます。
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6:00ごろには諏訪湖を通過して、岡谷JCTで長野道へ入ります。
東側にはまだ雲が残っていますが、今日は西へ行くので問題なし!
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前置きが大変長くなりましたが、松本ICで下道へ降ります。
IC直結の国道158号を走り、空に区画線を引いたかのように晴れた西の空の下に向かって進みます。
ついこの間、田植えの季節になったと思っていたのですが、稲穂の黄色に染まり始めていますね。
ツーリングシーズンが終わる前にたっぷり走らなきゃ。
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並行する松本電鉄上高地線の線路脇には植え込みがあり、花が綺麗なツートンのストライプを引いています。
立て看板には「長野銀行波田支店」と書いてあるので、地域の人の寄付で賄われているのかな?
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新島々で上高地線は終点となり、ここからは国道と梓川だけが並行して山を登ります。
向かうはお馴染み、安房峠
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時計の針は6:30を指し、南向きの斜面はすっかり日当。
一方で北向きの斜面はまだ真っ暗で、その影になる谷の深くも暗がりが広がっています。
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八ヶ岳で一度休憩を挟んでいるので、いつも立ち寄る道の駅風穴の里はスルー。
道路から見える駐車場には、車中泊と思しきカーテンを下ろした車が多数います。
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道の駅を過ぎると道幅はぐっと狭くなり、くねくねと峡谷の形にあわせて走っていきます。
少ないながらも退避場所があるのですが、譲るという発想のない前走車が車列を作っており、前の車の皆様もなかなか痺れを切らしている様子w
そんなクネクネ道も徐々に改良の工事が進んでおり、奈川渡改良と名前がついて、東側の2号トンネルは貫通済みです。
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奈川渡ダムの天端を渡ってさらに西へ。
このダムは純粋な発電ダムなので、この季節でも湖水は満タンです。
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梓川沿いに国道はさらに奥地へ。
トンネルと橋梁を繰り返して狭隘な地形を進みますが、速度は相変わらず牛歩。
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進むにつれて左右の稜線がどんどん近くなり、川幅も狭まってきました。
ここでもまだ路面は完全に日陰で、霧の残る中を走ります。
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国道上の斜面の大崩落を迂回する、うすゆき橋を渡りって急に地形が開けたら沢渡。
時間はちょうど7:00。
乗鞍や上高地へ向かう一大観光ターミナルは、5:00には上高地行きのバスが出始めています。
一方で戻ってくるバスは8:00ごろまでは運行されておらず、土産物屋も食事処もまだ静まり返っています。
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白骨温泉への分岐をスルーし、さらにそのまま進むと、やがて道が2車線に分かれます。
右の車線は上高地へ行きますが、こちらは自家用車通行止め。
必然的に高山方面の左車線を走り、ヘアピンカーブして安房峠へ。
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高山方面に分岐したあとまもなく、道はそのまま安房峠道路へ吸い込まれます。
安房峠の直下を直線的に貫くこの有料道路を利用せず、今回は脇道へ左折し、安房峠旧道へ入ります。
去年5月の時点では通行止めでしたが、2ヶ月後の同年7月に開通済み。
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安房峠の旧道はヘアピンにヘアピンを重ねた急激な登り坂。
それぞれのヘアピンカーブ自体はかなりタイトなのですが、間をつなぐ直線は木漏れ日の美しい穏やかな道です。
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斜面はまだまだ日向と日陰のツートンカラーに染まっています。
風もなく、穏やかな山の風景です。
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コンクリートとアスファルトが忙しく切り替わるヘアピンカーブは内側がコークスクリューなみの捻り込み。
ここは下りの右カーブが怖いんですよねー。
斜面に建てられた落石防止柵がボコボコなのが、この辺の地形の険しさを物語ります。
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交通量がほぼナシの旧道を楽しく登り切り、峠を越えます。
ここからは岐阜県に入り、下り坂。
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岐阜側も、空はキリッと透き通っていて、向こうの斜面までクッキリ。
しかし西向きの斜面である路面はまだ完全に日陰。
そのおかげもあって、こんなに晴れているのに、気温はなんと12度・・・!
メッシュジャケットで気持ちよく走れる気温じゃないので、とっとと下界へ降りましょう。
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しっとりと濡れた斜面を降ります。
10以上のヘアピンを繰り返した長野側斜面の登りに比べ、岐阜側の峠は普通の坂が主で、ヘアピンは3つ。
沢渡で1,000m、安房峠1,750mまで登り、降った先の平湯温泉は1,250mです。
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平湯温泉では脇道に逸れて、目覚めを迎えた温泉街を抜けます。
脇道は安房峠道路の出口から分岐して、温泉街の裏手を抜けてきた国道471と合流。
新平湯温泉・奥飛騨方面へ向けて北進します。
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沿道の建物にダンプが突っ込んでる!?と思ってよくよく確認すると、取り壊し工事が行われていました。
ここは2007年に閉館したホテルのようで、ぱっと見すごく綺麗な建物なんですけどね。
ちょっと新平湯温泉の中心からは離れたところにあるので、立地的にも難しいのかな。
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471号の沿道には完全英語の道路標識が立っていました。
CAUTIONといえば旧制の道路標識が有名ですが、これは見るからに新しいですね。
法定されている標識ではないっぽいので、インバウンド向けでしょうか。
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そのまま、新平湯温泉の中心部を抜け・・・
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宝橋を渡ったら、突き当たりを左折して高原川沿いに進路を西へ変えます。
東へいくと新穂高です。
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高原川を堰き止める、こじんまりした今見ダムを横目に進んでいきます。
名前はダムですが、15m未満なので分類は堰になるんですね。
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振り返って東向き。
久々に見た太陽はずいぶん高くなり、時間は8:00。
こんな上流なのに、青々とした水がとんでもない水量で流れています。
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西の空は深いブルーから明るいブルーへの美しいグラデーション。
あまりに綺麗すぎてハメコミ合成のよう。
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このままいけば飛騨ですが、少し走ったところで左折。
高原川を渡って脇道へ。
向かう先の地名はネズミのモチ、鼠餅と書いてネズモチという特徴的な名前。
「すれ違い困難」という注意書きがいいですね。
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道路は県道477号を一瞬経由し、県道89号。
477をそのまま走ると、旧上宝村の中心部です。
一方で89は山へ向かって登り坂。
人通りは少ないようで、古めかしいフォントのボロボロになった県道看板がお出迎えです。
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この道、舗装はされているものの、骨材が荒くて半分砂利道みたいな印象を受けます。
どこかで見たことある路面だなーと思ったら、楢峠がこんな感じでしたね。
楢峠は先ほどまで走っていた国道471号を、飛騨の先へ走ったところにありますので、工事事務所が同じとかそんな感じかな。
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砂利っぽい安全な道だと思ったら、本物の砂利も出てくるので油断はできません。
林道や作業道の接続部分とかは結構危ないですよね。
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途中で県道473号の合流を受けますが、これを無視して県道89号を引き続き走行。
入り口の県道看板はボロボロですが、この看板はテカテカで綺麗ですね。
だいたい山間部の道路は地名つきの看板が立っているので、この道路番号だけの標識を見かけるのは珍しいかも。
都市部では割とたくさん見かけるやつですけどね。
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473との交差点からはやや道がよくなります。
やっぱりバイクだと舗装の良し悪しで走行の快適さが全然違います。
道幅がさらに広がり、一挙に視界が広げたところで見えてきたのは、丹生川ダム。
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2012年に完成したばかりの新しいダム(といっても10年前ですが・・・)で、無骨になりがちな堤体のデザインにもこだわったのだとか。
コンクリートがまだまだ白いですね。
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ダムをひときしり眺めたら、そのまま下流へ。
折敷地の集落を抜けて進みます。
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橋の欄干に不思議な銅像が飾られており、何だろう、と思ったものの現地ではスルー。
帰宅後調べたら、橋の名前が大黒橋なので大黒天の像ですね。
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そういえば続くトンネルは恵比寿トンネルでした。
この辺の地域の構造物を探すと、七福神にちなんだ物が色々あるのかもしれないですね。
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県道は前半の暗い峠道から一点、田んぼの美しい気持ちのいい直線道路に。
左手に見えている小高い丘を西からぐるっと回り込んで進みます。
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見えてきたのは飛騨エアパークの看板。
日本一高いところにある空港なのだとか。
以前近くを通ったふくしまスカイパークと同じく、ここも農道飛行場で、正式名称は飛騨農道離着陸場。
各地に造られた農道飛行場の中で、唯一本来の目的で利用されている!と聞いて、よかったよかったと思ったのも束の間、その輸送頻度は年に1〜2回だとか。
ほぼ形式的な活用ですね・・・。
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エアーパークの滑走路西端をぐるっと回り込んだら、国道158号にぶつかります。
国道は東から来て南へ、県道は北から来て西へと「><」のようにクロスするので、直進すると国道に入ることになります。
国道の脇には高山から伸びてくる予定の中部縦貫道の橋脚がにょきにょきと生えていました。
将来的には安房峠ともつながるはずです。
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丹生川町の中心部で給油とコンビニ休憩。
スタンドの向かいがコンビニだったので都合がいいです。
時間は9:00を回り、ここからは帰路。
折り返して別ルートで諏訪湖まで戻ります。
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コンビニから見える道路看板、「古い街並」という記載のシュールさがすごい。
日本語が苦手な方が作られたのですかね・・・。
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復路はまず南進。
美女街道という通称のついた国道361号です。
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美女高原の脇を抜け、大西の集落を見下ろしながら下っていきます。
飛行機雲がつーんと真っ直ぐ克明に駆け抜けていて、まだまだ夏ですね。
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国道は大西で県道87号とぶつかり、弾かれるように東へ。
時間が10時近くなってきたこともあり、ツーリングしているバイクが目立ち始めました。
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国道は案内の通り御嶽山方面へ。
野麦峠は去年8月の土砂崩れで不通となっており、本年中通行止めというアナウンスが出ています。
なぜかGoogleMAPでは道が消滅してしまっていますが、ちゃんと通行実績があります。
2ヶ月差で通れなかった安房峠とは逆に、3ヶ月差で通れたという巡り合わせ。
本当に山道はその時々、通れるうちに通っておかないとですね。
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国道はそのまま山の奥へ奥へと入っていきます。
このまま国道をまっすぐいくと高嶺乗鞍湖経由で日和田高原に出ますが、今日は別ルートの別ルートで日和田高原へ向かいます。
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秋神ダムを右手に見て、湖畔にたどり着いてすぐ・・・
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右折して南に折れる、青いトラスの水洞橋を渡り、県道435号に入ります。
時間はここで10:00。
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県道435号は国道の南を走り、秋神川沿いに走っていきます。
その先柳蘭峠で県道463号に移って日和田高原で国道に合流します。
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秋神の集落では、沿道に整えられたコスモスのピンクが田んぼのグリーン・空のブルーといいコントラスト。
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がしかし、さらに脇道に逸れて別ルートを選びます。
ここから右折する道へ入って、鈴蘭高原へ。
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コスモスに代わってサルビアが沿道を賑わします。
ゴルフ場や別荘地などが造成された高原に向かって、ゆったりと登る道。
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施設は現役のはずですが、途中の案内看板はもはや朽ちる寸前。
それもそのはず、この看板は2006年に廃止された鈴蘭高原スキー場への案内だったようです。
ここから右折した道の先にあったので、下の赤い線が本来右側への矢印だったんでしょうね。
直進した先にあるゴルフ場など、高原の一部施設は今も現役で稼働していますので、お金払って撤去するよりはちょっと加工して高原へのウェルカムボードにした、ということかな。
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わざわざ観光誘致する地形だけあって、景色は最高。
これを横目に見ながら走っていくと・・・
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鈴蘭高原の中心部にたどり着きます。
まずはゴルフ場やテニスコート、ガソリンスタンスまであるエリアを抜け・・・
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コンビニの跡地を通り過ぎます。
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その先に石碑があり、駐車スペースの広がる展望スポット。
地形として一番高いのはここですが、鈴蘭峠と呼ばれる地点はこの少し先、下ったところにあります。
おそらくこのズレが発生しているのは、元の道より高いところにリゾート開発で道を啓開したからですね。
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このこじんまりした小さな1250mの看板が鈴蘭峠。
ここは市境にもなっていて、高山市から下呂市に入ります。
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下呂市に入ってすぐ、道は県道441号につきあたります。
ここまでの道を鈴蘭スカイラインと呼・・・んだり、ここから先の県道411号を鈴蘭スカイラインと呼んだりするようです。
ネット上では県道441号の区間をそう呼ぶ記事が優勢ですが、鈴蘭という名前を考えるとここまでの市道なんじゃないかなという気がしなくもなく。
県道には県道で、「飛騨御岳はなもも街道」とか「御嶽パノラマライン」という別称がありますしね。
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ということで、鈴蘭スカイラインだか、飛騨御岳はなもも街道だか、御嶽パノラマラインだかを走りますw
確実に正しいのは、ここが県道441号であること!
先ほど別れた県道435号とは、濁河温泉で再び出逢います。
濁河温泉からは435号を走り、柳蘭峠で県道463号に乗って日和田高原へ向かう寸法・・・。
つまり国道ルートと、並行する435→463ルート、さらに迂回の鈴蘭高原経由、441→435→463ルート
ややこしいので要約すると、まぁとにかく面白そうなルートで日和田高原へ行こうという話です!
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峠道はひたすら山肌に張り付き進んでいく道。
やや落石や落ち葉が多いですが、性格としては奥只見樹海のラインのうち、枝折峠付近に近いイメージです。
メインの売りは、谷を挟んで南側に見える山々の眺望。
途中、いくつか展望台も設置されて・・・いますが、下草や斜面の木が伸び放題で何も見えない場所もw
路肩から普通に見ても絶景なので、展望台は休憩場所として使いましょう。
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途中、岳見峠経由で秋神温泉へ戻る道も分岐。
鈴蘭高原を経由せずにこっちの道でくるのも手でしたが、「スカイライン」と名前をつけた道がある以上そっちを走りたくなりますよね。
この日はこの短絡路を見送り、予定通り濁川方面へ。
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崖道から山中への道に性格を変えつつも、なおも走っていきます。
路面は通して落石がやや目立つものの、1.5車線程度の楽しいワインディングロードです。
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プロポーショナルフォントを使っているので数字が全体的に右寄り(1の幅が狭いから・・・)看板を眺めつつ、そのまま進みます。
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ひたすら走って濁川温泉の入り口。
ここで先ほどの説明通り、県道435号に変わります。 
右へいけば温泉、左は柳蘭峠です。
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このあたりの道はそこそこ改良が行われているようで、いくつか旧道敷の跡が見えました。
東京の奥地とか山梨はすぐこういった痕跡を消しにかかるので、そのまま残ってるのはいいですね。
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市境である濁河峠にたどり着いたら、高山市へ入ります。
「これより高山市」の看板がやたらに主張します。
青いやつ一枚でよくない・・・?
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走り始めて、このアピールの理由がなんとなくわかりました。
高山市区間は道路改良が結構大規模に行われていて、堀割や桟橋、盛土でかなり走りやすい道になっています。
旧道の残っている規模も相当なもので、十分使える片側1車線の広い道路が結構な箇所で作り替えられていました。
「こっからは俺の手柄だからな!」なんでしょうねw
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スキー場跡地なども横目にみつつ、とてもいい景色の走りやすい道をクネクネと走っていきます。
見えている稜線は乗鞍のあたりかな。
時間は11:00を回り、標高が高いとはいえ、ずいぶん暖かくなりました。
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気温が上がったのにともない、積乱雲もガンガン成長していきます。
とはいえレーダーで確認する限り、しばらくは雨の心配はなさそう。
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まるで黎明期の3D映像のように浮く雲。
空気が澄んでいて標高も高いおかげで空のグラデーションがとても深いこともあり、なんだか非現実的な風景です。
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しばらく下ってきた先に、高山市側の道の改良の意図が見える石碑がありました。
「飛騨御嶽尚子ボルダーロード」と書かれたこの石碑、オリンピックマラソン選手の高橋尚子選手の生まれが岐阜なので、それにちなんで高地トレーニングの拠点を整備しているよう。
県の排出した有名人の名前を後ろ盾にしたスポーツ振興、ということですね。
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柳蘭峠で県道463号に乗り換え。
ここまで走ってきた435は元の秋神まで戻るはずですが・・・なぜか記載が消されています。
せっかく濁河峠側を改良したので、そっち使えということかな?とも思いましたが、2020年7月から通行止めが続いているようです。
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日和田高原まで降りてくると、高地トレーニングの本拠である日和田ハイランド陸上競技場の脇を通ります。
緑の芝生にブルーのトラックが目立ちます。お金かかってるなあ。
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日和田高原で予定通り国道361号に復帰し、長峰峠を越えると、久々に長野県に戻ります。
峠の茶屋は廃墟になって久しい様子。
2010年頃までは開いていた様子がネット上にあるんですけどね。
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国道は開田高原経由で快調に木曽町の中心部へ下っていきます。
さすが国道、という快走路。
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沿道の開田郷土館には木曽森林鉄道の保存車両が置いてあります。
この客車のちっちゃかわいい感じがいいですね・・・!
林鉄幅なので横幅も狭いはずですが、プラレールよりさらに短い前後長がいい。
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敷地には木曽馬も放牧されていました。
こっちも寸詰りでかわいいです。
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さらに進んで、こちらの目立つ建物が見えてきます。
この建築様式はきっと廃校だろうなあとおもったらその通り、旧黒川小学校の校舎を利用した、ふるさと体験館きそふくしまでした。
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右に左にと目移りしながら進むと、国道19号にぶつかります。
しばし山道とはお別れの、幹線国道。
ここで361号は終わらず、重複して進みます。
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わかっていましたが、19号はひたすらトラックの車列に飲まれる道路。
この日も例外ではなく、ただただ退屈。
面白いことといえば、国道を移動するうちに「木曽町」から「木祖村」に入ったということくらい。
ややこしいよ名前が!
ちなみにこうなった顛末は、周辺の町村が合併するときに木祖村だけが独立を保ったから、とのこと。
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退屈しのぎ、かつトイレ休憩がてら、道の駅 奈良井木曽の大橋に立ち寄ります。
下調べせずに立ち寄ったのですが、ここは道の駅であるものの、一般的なイメージと違い土産屋も食事処もありません。
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代わりにあるのが、その名の通り奈良井木曽の大橋。
基本的にこの道の駅は奈良井宿の付帯物、といった趣です。
奈良井宿は2018年に訪れていますね。
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橋の上から黒川を眺めます。
護岸のコンクリートと、川岸にあったであろう桟橋がボコボコにされていますね。
大雨こわい・・・
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道の駅に立ち寄ってレストランがないという情報を調べ、思い出しました。
朝から何も食べていない。
ということで、少し先の道の駅 木曽ならかわに入り、つけとろそばをいただきます!
19号沿いは道の駅が山ほどあるので、立ち寄るのに困りません。
気温は27度となり、朝の安房峠12度との気温差、+15度・・・。
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食事が終わって13:00、このまま国道19号から20号に進めば諏訪湖ですが、最後に地形をショートカット兼寄り道2つ。
まず1つめ、最近旧道になったばかりの桜沢改良区間。
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去年11月28日に開通したばかりの、桜沢トンネルの旧道区間は通り抜け可能
旧道化してからまだ1年も経っていないというだけあり、路面のペイントも鮮明・・・なのですが、何やらおかしい。
そう、写真左側、北行き車線の幅が狭いですね。
旧道を残すにあたり、歩行者交通を保護するために1.5車線道路に減らした上で歩道を独立させたようですが、ペイントを完全に消していないので、旧センターラインが元の位置のままで残ってしまってるんですね。
まぁ地元の人と物好きくらいしか通らないでしょうから、これでも十分。
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制限速度50の文字もぶったぎりw
ストリートビューでは往時の写真がまだ残っています
しかし、バイクはこの幅でも不自由なく走れるんですよね。
高速道路もこんな感じで狭めのバイク車線作ってくれないかなあ。
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旧道区間を走ったあとは、すぐ脇から分岐する県道254号へ。
3ナンバー車どころか5ナンバーでも車種を選ぶ車幅1.8m制限。
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道の雰囲気は朝通った岐阜の県道そっくりそのまま。
国道走行で眠くなった頭がふたたび目覚めます。
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しかしこの道、川が近い。
ガードレールもあったりなかったりなので、深夜とか走るとドボンしかねないですね。
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どんどん登って尾根近くへ。
視界が開けました。
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堀割の峠を抜けて山を下ります。
集落の中を抜けていく道は峠部分よりも狭小な気がします。
入り口にあった幅1.8m制限は「この先600m」でしたが、ここへの注意喚起も必要かもしれませんね。
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集落を抜け切るとおだやかで広い道に変わり、国道153号へ。
沿道の田園には米と蕎麦のコラボで、さっき昼食済ませたばかりなのに食欲が湧きます。
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国道を右折して、その先ですぐに左折。
線路を渡って、塩嶺王城パークラインに入ります。
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塩嶺王城パークラインは非常に走りやすく、気持ちのいい快走路。
スイスイと楽しく走って山を登ります。
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キャンプやバーベキューの楽しめるしだれ栗森林公園の道路脇のお花畑を見ながら一息ついて、最後の寄り道へ。
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ちょうどすぐ脇に案内のある、「日本中心の標」へ向かいます。
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向かいm・・・入り口には不穏な看板。
「この先林道、未舗装部分においては、車両通行が困難な区間もあります。通行する際は十分ご注意ください」
まじでか。
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実はあまり調べてこなかったのですが、ガッツリとオフロードでした。
あらかじめ数箇所だけ軽くストリートビューを見たのですが、たまたま見たところは簡易舗装だったんですよね。
で、実物はこれでした。
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最悪戻ろう、先月もオフロード走ったしね、ということで突入します。
リッターツアラーでオフロード走るのは普通じゃないので、みんなは真似しないでね。
路面は基本的には締められた砂利道なのですが、あんまり整備をしていないようで、結構川になって抉れていたり、大きい落石が敷石に混じって転がっていたりします。
これをうまく避けるようにラインどりしていくのが安定して走るコツ。
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とはいえ、石は硬いので、スピードを出さない+フロントブレーキを握らない+重心に気を付ける、さえ守っていればそうそう怖くないのです。
深い溝も、リッターバイクのトルクであれば、よほどでなければ軽くアクセル開くと脱出できます。
こんな感じの部分はまぁ余裕余裕・・・
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しかし、怖いのは泥。
190サイズのタイヤの‪Ninja1000SX‬はタイヤの接地面幅が広くて、泥に埋まるとすぐ接地圧が低くなります。
オンロードタイヤなら溝もすぐに泥が詰まって埋まってしまい、機能しません。
そうすると、轍や泥に混じった石に足を掬われてリアが好き勝手な方向にすっ飛んでいくんですよね。
motoGPのバイクがハイサイドするときみたいな感じ。
惰性で転がせばいいのですが、坂にあったりすると絶望的です。
ということで、泥濘部分や緩そうな砂は脇によけて進m・・・
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進めませんでした!上り坂の道路全幅に広がる深い泥地帯、これはさすがに無理w
見る限り正解のラインが一本もなく、固そうなところは崖側のみで、轍も深くてカーブしており、惰性で抜けられる深さでもなさそう。
足をついてもずるっとすべって転ぶのが目に見えていますし、起こせない可能性もあります。
崖側の地盤が安定している保証もなく、失敗すれば谷底。
あきらめてヒーコラいいながら引き返します。
もう少し乾いた日か、オフ車買ったらリベンジしたいですね。
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舗装路に抜けられるルートは2箇所あったのですが、北行きのルートは同じくぬかるみに道を塞がれており断念。
北に行ければ展望台もあったので、少しは成果もあったのですが・・・。
結局きた道西に戻り、5kmのオフロードを往復・・・10km走行するという苦行を積んだのみで、成果はゼロでした。
チェリーパークラインの北のオフロード区間は6.6kmとこの往復より短く、さらに綺麗に均されていたので、今日の方が5倍くらいすり減りましたw
そんな日もあるさ・・・ということで、塩嶺王城パークラインで気を取り直して諏訪湖へ回り込みます。
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諏訪湖にたどり着いたら、最速は岡谷からの中央道。
しかしこのまま帰るにはガスが足りないので、スタンドに寄るついでに北からぐるっと時計回りに諏訪湖の湖畔を走って南岸へ。
オフロードで1時間もロスしている間に危ない感じの積乱雲も育ってきてしまいました。
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湖畔をまったり走ってオフロードの心の傷を癒やしつつ走行、なんなら展望目当てで立石公園にでも寄るか・・・と思いながら走っていると、あれ、立石公園の真上だけ雨めっちゃ降ってない・・・?
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すごい天気だなあ、くわばらくわばら。
と思いながら走っていたら、他人事ではなくなってしまいました。
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この青空の下、ボツボツとヘルメットを叩く音が重く感じるほどの大雨の降り始め。
足元の道路が濡れていないのに信号の向こうの路面が飛沫あがるほど濡れてるんですけど!
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やばい、逃げろー!と右折して、上川を西に渡ったら・・・ピタッと止みました。
本当にピンポイント、数百mの範囲だけ大雨で、残りは晴れ。
夕立ってのはすさまじいな・・・
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ということで、対岸の雨粒を見てくわばらくわばら、と思いつつ、自分はICで高速に乗るまでに乾くくらいの被害で済みました。
本当にタッチの差だった。
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帰りの高速は至極順調で、雨雲どこへいったのやら状態。
やや渋滞が始まってしまっていたものの、天気が不安定な影響か、普段の半分くらいの長さでした。
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オフロードがんばって雨に2回軽く打たれたことの見返りか、帰りの首都高でものすごい空を見ながら帰宅。
反薄明光線という現象だそうです。
終わりよければすべてよし、ですね。
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そんなこんなで、どっと疲れたツーリングでしたが、距離は746.9kmでした。
うち450kmくらい高速で、300kmくらいが下道走行ですね。
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ODOは83922kmになりました。
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