‬ツーリングレポートBlog [Full Notch !]

最盛期は月間平均3000kmほど走ってた関東在住ライダーのツーリングBlog。

ツーリングレポートやKawasakiの話題を中心に書いていきます。

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前日の続きで福島駅スタート。
宿にバイクを置いてから観光するパターンが続いたので、今日はその逆を試してみることにしました。
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ルートはこんな感じ

 



起床は5時半、しかし行動開始はゆっくり。
まずはホテルで朝食バイキングをとって、6:30に荷物を置いたまま外出します。
チェックアウトの10:00までに戻るぜ!
こういう時、4輪だとパークアンドライドしやすいのですが、2輪はコインパーキング門前払いが多いですからねえ。
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天候はしっかり晴れ、関東から甲信越は放射冷却の影響で今季一番の冷え込みとなりました。
標高の比較的低い福島駅でも気温は3度まで下がっています。
これは早朝からバイクに乗らないプランで正解だな・・・
ということで、向かった先はすぐ近くの福島駅。
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今日の列車旅は、昨日タッチアンドゴーした奥羽本線の板谷峠越え区間。
列車でちゃんと訪れたことがなかったので、この区間を往復乗車する算段です。
山形線こと奥羽本線の福島〜新庄の在来線乗車はICカードに対応していないので、切符を買います。
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7:14発の始発列車を5番線で待ちます。
奥羽本線は山形新幹線とレールを共有するため、新幹線のレール幅にあわせて改軌されました。
ホームに接続する奥羽本線の線路と、奥の東北本線の留置線で線路幅が違うのがよくわかります。
奥に見える新幹線ホーム脇の工事足場は、アプローチ線新設工事ですね。
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これまでは山形新幹線と東北新幹線の分岐は、つまり東京方を向いて右側の分岐線しかありませんでした。
そのため、山形新幹線からやってきた東京行きが東北新幹線に合流するのには、本線を止めて交差する必要があります。
アプローチ線工事は、これを解消してスムーズにする、いわば信号を廃止して合流ランプを作るイメージです。
なんと、この工事のために今年の3月から来年の3月くらいまで、日中の在来線列車はすべて運休し、区間運転になります。
最近は山手線や京浜東北線なんかも、週末に1日だけ運休して工事する例が増えてきましたが、1年まるまるというのはなかなか特殊ですよね。
これがあるので、この区間をちゃんと列車で走ろうと思うと朝か夜になってしまうわけです。
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前置き終わり。
始発列車がやってきたので、早速これに乗り込みます。
せっかく福島駅夜間停泊列車があるのに、庭坂始発がやってきて折り返すのが一本めです。
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バイクで走ってみてさんざん実感しているその険しい板谷峠区間、列車もただでは越えられません。
特に秋のこの時期の一番列車は、列車の車輪が空回りして進めなくなる障害が多発します。
そのため少しでも重量・駆動を稼ぐべく、通常の2・4両編成に加えて更に回送列車2両をつなげて走ります。
後ろ2両は押し上げのための回送なので乗車不可、さらに空転防止のため、できるだけモーターの付いている米沢方の先頭車両をご利用ください、とアナウンス。
いやはやすごい区間だ。
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列車は地元の人たちを何人か、さらに同じ目的であろうおじさんを何人か乗せ、山へ挑みます。
走っているモーターの音を聞いていると、今滑ったな・・・というのがちょくちょくわかります。
落ち葉はまだそれほど積もらない時期ですが、車窓の木々は一部に霜も降りていて、薄氷の上を走行していますからね。
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2020年に訪れた時点で休止中だった赤岩駅は2021年3月に正式に廃止。
しばらくは遺構も残っていたようですが、車窓から眺めるとほぼ完全に撤去され、土台だけが残っていました。
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色とりどりな木々の中を右に左にカーブしながら列車は進んでいきます。
現代に開業するとすれば間違いなく長大トンネルで一直線になるところですが、開通したのは明治時代のこと。
複線化工事で新しく引かれた線路も1960年代から1970年代初頭にかけてなので、その時代の限界、ということですね。
叫ぶような音を立てて登り切ったあと、力餅で有名な峠駅から先は下りに入り、あとはスムーズな走行です。
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45分ほどかけて7駅を走り、8:00ちょうどに米沢に到着。
駅前は閑散としていますが、列車の時刻にあわせてバスが到着するとやや賑やかになります。
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帰りの列車まで時間があるので駅前や構内を散策します。
高い天井が開放的。
駅内にはコンビニ・立ち食いそば・土産物屋などが入っています。
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推しはもちろん米沢牛。
駅弁も各種取り揃えられています。
こんなことならホテルで朝食取らなければよかったー・・・とは思いつつ、東京駅でも売っているので一通り食べたことのある駅弁ばかりでしたw
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戻りは新幹線で1駅、ノンストップで30分ほどです。
同じ線路を走るのに、在来線はアナログの切符限定、新幹線はネット予約のチケットレス乗車という、文明の差がすさまじい。
福島駅に到着したらホテルに戻って荷物をまとめ、30分ほど余裕をもってチェックアウトです。
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寄り道を終え、ここからバイクで走行。
新幹線の高架下は蔦が真っ赤に紅葉してアーケードのようになっていました。
綺麗だけど強度とか落ちそうで怖いですねw
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時間は早くも10:00前、太陽は十分に高いです。
朝はややあった白い雲は完全に消えて失せ、空は秋晴れの青一色!
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福島市の中心部をぐるっと南側から回り込んで、国道4号バイパスで阿武隈川を二度渡ります。
まずは青い弁天橋。
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そして緑の大仏橋。
どちらも鉄骨トラスの立派な橋です。
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ルートは霊山経由で東へ、なのでオーソドックスにいけば国道115号なのですが、県道317号へ逸れます。
特に目的はなく、地図上で面白そうな道だったのでその場の判断で!
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最悪抜けられないかもなーなとど思っていましたが、そんなことはなく。
センターラインはあったりなかったりですが、地元の交通量はそれなりにあるようで舗装も健全。
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さらにもう一山、県道318号。
こちらは大型通行不能の看板もありますが・・・
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確かにタイトで狭くはあるものの、楽しく切り返して走れる道。
退避場所も落ち葉に覆われておらず、結構な量の地元車が行き交っているのがわかります。
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「へ」の時型に県道をつないだら国道115号に復帰、そのまま東へ。
霊山町の下小国にある集会所には立派な大銀杏が聳え立っていました。
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国道は地形に沿って蛇行しつつ進みます。
並行して相馬福島道路が走っているので、通過交通は少なめです。
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伊達市から相馬市への市境にあるのが霊山。
このあたりは紅葉ハイキングのメッカのようで、登山客と思しき車もちらほら。
沿道にはソフトクリームの有名店もありましたが、ちょっと冷たいものは遠慮したい季節ですねw
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相馬福島道路の霊山飯館IC手前、さらに玉野の集落の中央で脇道へと逸れていき、すれ違い不可の小さな副霊山隧道をくぐって市道を北へ進みます。
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宇多川沿いに俄かに平地が広がり、これに沿ってまた東へ。
沿道の立派なもみじの色づきは8割程度、この葉のボリュームで真っ赤になったら綺麗だろうなあ。
下草が枯れておらず、綺麗な緑色なのが珍しい気がしますね。
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紅葉を楽しむ上ではやや目障りな太陽光発電所の脇を抜けてもう少し進むと・・・
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川は大きな湖に変わります。
この宇多川湖を作っているのは松ヶ房ダム。
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ダムは宮城県と福島県の県境にあたります。
管理事務所や展望台は南側の右岸にありますが、ダム湖の右岸道路は通行止め。
左岸にバイクを止めて、天端を歩いて右岸へ渡ります。
ちなみに、いちどダムの下流まで降りると右岸に側にも車でいけます。
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見下ろす景色は絶景かな。
ダムに比べて周囲の山がそれほど高くないので、空が広く感じますね。
このダムは灌漑専用で、水力発電も洪水調節もやっていないため、立ち位置としては「溜池」に近い感じ。
宇多川はこのまま相馬市の中心部へ流下し、松浦湾を経て太平洋へ。
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ダムを再び歩いて渡って左岸に戻り、川沿いに下ります。
カバンに入れておいたコーヒーをのみつつ湖畔でゆっくりしていたら、時計は12:00目前。
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このあたりは採石場の立地が多く、道の走行には注意が必要。
舗装が欠落していたり・・・
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採石場からの土砂で埋まっていたりします。
県道ならちゃんと綺麗にされているところでしょうが、市道だからなのか、一般の交通がないからか、結構ひどい状態ですね。
線形がいいだけに気持ちよく走れないのが惜しい。
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玉野川が宇多川に合流してくるあたりで市道も国道に合流し、相馬に向けて進みます。
常磐道をアンダーパスすればその先は市街地ですが、ここで右折。
山麓線こと県道34号に入って南へ進みます。
この道は7月末に全走しましたね
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山麓線を南に抜けてもいいかなあと思いましたが、もう一本ダムへ向かうことにします。
真野川沿いの県道268号に折れて、西へ戻ります。
西の空はポツポツと雲が浮かび始めていましたが、雨が降る類のものではなさそう。
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道路愛護会による道路養子縁組制度の看板のついた植え込みに綺麗な赤い花が並びます。
アダプト制度といって、公共財を我が子のように世話できるよう、養子縁組のような指定をする制度なんですって。面白い制度ですね。
ちなみにこの花壇は上栃窪里親道路愛護会が整備しました、だそうです。楽しませていただきました。
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谷が徐々に深くなり、道も上り坂。
徐々に標高を上げていくと・・・
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その先に見えるのが、多目的ダムの真野ダムです。
駐車場には結構たくさんの車やバイクが集まっていたので、ここはスルーします。
ダムは閑散としているくらいがちょうどいい。
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ダム湖は、はやま湖。
このあたりはダムの名前と湖の名前が不一致なのが多いですね。
その湖を渡る大倉大橋を通って、右岸へ。
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閉鎖されがちなダム対岸の周回道路ですが、このダムは両岸に人家があるので珍しく両方通行可能です。
左岸は県道ですが、右岸は市道のためやや狭く、交通量も少なめ。
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対岸から迎えに来るように県道がやってきて、大倉の集落の先で合流。
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その先は川から離れ、南西に向かって山を越えます。
道はぐねぐねしてるぞーと言わんばかりの看板。

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ですが、そこまでおかしな線形ではないような。
時折グルービングの掘られた道をスイスイと進みます。
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むしろこの看板が立っている道の先、道が狭くなってからのほうが面白い線形でした。
県道は引き延ばしたカールコードか、はたまた餃子の皮のシワのようにヘアピンと直線を不定期に繰り返して進みます。
なかなか他に見ない線形ですね。
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やや落ち葉が多く注意が必要な道を越えて進むと、南相馬から上がってきた県道12号に合流して平地へ。
沿道の特徴的な看板がやけに色褪せてるなーと思ったら、どうやら営業していなさそう。
田舎でコメリが閉店するとか、そんなことある?と思いましたが、原子力災害関係で休止したあと、2018年の2月に閉店となっていました。
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目的地はホームセンターではなく、その少し先にある、いいたて村の道の駅までい館
時間は13:00、ここでお昼にします。
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メニューはポークカレーをチョイス。
具は少なめに見えますが、野菜は煮潰しているようで、食いごたえありです。
ポークのブロック肉がゴロゴロしていて肉度数は結構高いですが、メンチカツを別で買って乗せてさらにボリュームアップ。
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腹ごしらえをして、どこか他にも回るかなーと思考を巡らせたものの、冬の日暮の速さを考えるとこの辺が戻り時と判断。
県道12号をそのまま走って南相馬に抜けて帰ることにします。
道は改良されており、快走of快走。
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高速に乗る前に市街地に立ち寄って給油を済ませ、あとは常磐道で一直線です。
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この日は朝から重めの寄り道をしたので、距離は控えめの407.0kmでした。
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昨日の走行と合計で86808km。
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ODOは90,000kmを超えて、90356kmになりました。
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