ツーリングBlog [Full Notch !]

関東を拠点にあちこち旅する在住ライダーのツーリングレポート。

交通量の少ない山深い道や交通関係施設、史跡などが好物。

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→Ninja1000 SX(20)と乗り継いでいます。




先日、パンクに見舞われたこともあり、新たなツールを購入してみましたのでご紹介。
製品名は「AsrtoAI Portable Lithium Battery Air Compressor OK81」で、タイトルの通り、いわゆるバッテリー式空気入れですね。
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購入した製品はこれ。
円筒型で持ち運びしやすく、バッテリー搭載なので外出先でも使える一番小さいモデル。
実売は3,000〜3,500円くらい。
 



私は常時持ち運ぶつもりでこの製品を選びましたが、バッテリー製品はバッテリーの劣化によって寿命が短く、小さい分空気を入れるのにも時間がかかるのは承知の上。
シガソケから電源をとれる大きめなモデルもあるので、車庫に常備したり車に積んでおく方はそちらのほうがよいでしょう。
エンジンかけて使えばバイクでもバッテリー上がることはないと思いますし、値段も変わんないですしね。
(バイクで使う時は標準ACCのヒューズでは電流値全然足りないのでバッ直とかでソケット増設しましょう)






モノはこんな感じのシンプルな箱で届きました。
流量値(L/h)は書かれていませんが、185/70 R14の車のタイヤを36PSI(250kPa弱)まであげるのに10分くらいだとのこと。
実際に使ってみたところ、フロントタイヤ(120/70 R17)を240kPaから250kPaに上げるのに8秒といったところでした。
無理やりな仮定ですが、等速で入るとすれば200秒といったところです。
最大圧力は150PSI、kPaに直すと345kPa弱なので最大圧力としては十分ですね。
Ninja1000SXの指定空気圧はFが250kPa, Rが290kPaです。
バッテリーは1,500mAh x 3 を謳っているので、概ね4,500mAhという感じ。
わざわざx 3と言っているのはポンプが60W弱もあるので、直列に繋いでいるからと思われます。
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サイズ感としては500mlペットボトルより少し大きいくらいですね。
(画像は550mlですけど)
重さもペットボトルの2割り増しといったところで、620gです。
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付属品は充填用のホースと、ボール用・仏式バルブ用・浮き輪用のアタッチメント3つ。
それから充電用USB Type A - Type Cケーブルです。
シティサイクル・・・いわゆるママチャリによく使われる英式バルブは別途アタッチメントが必要です。
英式から米式への変換コネクタは数百円くらいで売ってます。
マニュアルは日本語もあり、ありがたいところです。
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使う時は本体のお尻にホースを捩じ込んで、ホースの先をタイヤバルブに捩じ込みます。
ホースはそこそこ長さがあるので、ディスク径の大きいバイクでも問題なく使えると思います。
Ninja1000SXではもちろん問題なく、Fキャリパーの後ろにバルブがあるような面倒な状態でも無理なく取り付けできました。
ホースを収納できるものがないので、ポーチがあるといいかも・・・水筒カバーとかかな。
コードレスなのでこれだけで完結してしまうシンプルさは利点ですね。
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アタッチメントは本体裏の蓋に収納できます。
これがわからなくてレビューで低評価をつけている人もいました。
機械好きとしては開けられるところは全部開けてしまうので、気持ちがわからない・・・
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蓋を開けるとこんな感じ。
こういった細かい部品類は失くしがちですし、紫外線にあたるとゴムが劣化するので中に入れておけるのはいいですね。
バイク用と割り切るならこれは入れておかなくてもよさそう。
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ホース側には手元を照らすライトも装備。
絶対必要ではないですが、地味にありがたい機能です。
手元は明るいのですが操作ボタンが光らないのはちょっとマイナス。
ボタン配置を覚えておくか、スマホのライトがあればよいでしょう。
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本体の頭側には表示パネルとコントロールボタンが付いています。
電池残量は4段階表示で、2段階まで減ったら充電したほうがいいよとのこと。
下部のUSB Type Cは本体の充電用の入力、USB Type Aはモバイルバッテリーとして使える出力です。
入力電圧はせっかくUSB Type Cなのに、5Vのようです。
出力は当然5V、電流は公称値が書かれていないので、1Aか2Aか・・・
iPhone 14 Proは3,200mAhなので、ロスを考えなければおおよそ1.4回満タンにできます。
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空気入れは設定圧力で自動停止する機能がついており、設定には自動車・バイク・ボール・カスタムと4つのプリセットが使えます。
圧力単位はPSI、BAR、KPA、KG/CM^2の4つに対応、ここはSI単位系のkPaを積極的に使っていきたいところ。
通常0表示で、タイヤと接続すると現在の圧力が表示されるため、チェッカーとしても利用可能です。
空気入れとしての電池持ちは、当然普段の調整であれば全く問題なしだと思いますが、バイクで2本とも完全にパンクしてからフル充填だと、ちょっとギリギリかも?
まぁ前後同時に空になることはそうそうないですし、150kPaくらい入れれば自走可能ですから、そこを求めるなら大きなモデルを買うべきですね。
いざとなればその場でバイクから充電すればいいですし。
ちなみに、空気を入れ始めるとモリモリ表示が減っていくので焦りますが、これはポンプの放電で電圧が下がるからですね。
ポンプを止めた時の値が実質の残量です。
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昔ながらのコレは保険用に車庫の肥やしになっていただきます。




 
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