ツーリングBlog [Full Notch !]

関東を拠点にあちこち旅する在住ライダーのツーリングレポート。

交通量の少ない山深い道や交通関係施設、史跡などが好物。

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去年の9月に交換したクイックホールド ビートル Qiの調子が悪くなってきたので、 新しいスマホホルダーを買いました。
商品はKaedear デビルホーンQi USB。
無線充電のQi規格対応、上部のツメがバネで動いて挟み込むタイプのホルダーです。
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元々利用していたビートルは可動するツメのロック部分がすり減ってきて、ロックしてんだかしてないんだかわからない状態に。
動きも渋くなってきて、内部のバネもそろそろ寿命かもしれません。
ツメをカチカチとロックしてボタンで解除するタイプのホルダーは、ロック部分の摩耗・折損がウィークポイントになることが多いですね。
前回取替時にも話しましたが、私はかなり頻繁につけ外しをしますし、取り付けてから雨の日も炎天下も含めて23,000kmは利用できたので、こんなもんでしょう。
また同じものを買ってもよかったのですが、せっかく新製品が出ましたから新製品を試します。





さて、まずはアンボックスと付属品の紹介から。
ビートルの時と違って印刷のある化粧箱ではなく、シンプルな無地の箱です。
毎度のことながらAmazonで購入しました。
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中身はこんな感じ。
値段が高め(公式サイトで6,534円)というだけあって、付属品は充実しています。
各種ホルダーの固定関係の部品と、配線関係の部品。
それから日本語説明書とお馴染みキラキラのステッカー。
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ホルダー本体を裏から見てみます。
上端にあるノブは、上部の稼働ツメを固定するための締め付けネジです。
4角の丸いゴムボールは振動を吸収するショックアブソーバーの役割をします。
これまでは別途バイブアブソーバーというオプションパーツを取り付けていましたが、これが標準装備になったイメージですね。
ドライバーで指しているネジはスマホに合わせて位置を変更するホールドの調整機構です。
下部の受けは多少ずれても固定はできますが、Qiのコイルが中心に合うようにしないと無線充電の効率が悪くなります。
サイドは左右各2対のポールで固定しますが、私はつけ外しのしやすさを考えて1対外して使うことにしました。
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電源部分は、ホルダーとSAEコネクタの間に電源ボックスが挟まる構造に変わりました。
これまでのKaedearのホルダーは、ホルダーから直接SAEコネクタが生えていましたが、Qiのコイル部分や電源部分を別パーツとして、アフターパーツによる修理をしやすくするための施策だそう。
熱設計的にも12V→5Vの降圧部分がQiと分離できるので有利かな。
USB-Cの給電コネクタや通電スイッチは電源ボックス側に装備。
ホルダー(Qiコイル)→丸型コネクタ→電源ボックス→SAEコネクタ→ヒューズ→バッテリーという配線ですね。
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SAEコネクタから先のコードにはヒューズも装備されています。
ここも新しくなっていて、これまでは丸型のガラス管ヒューズだったのが平形ヒューズに変わりましたね。
車載ヒューズと同形状なので、予備品の管理が楽になって助かります。
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ヒューズ容量は10A。
電源ボックスより上流で12V部分なので、最大120Wということ。
ちょっと大きすぎる気もしますが、USB-Cは最大12V 3Aの36W出力ですから、Qiと両方使うことを考えれば5Aでは不足しますからね。
最近30Wとか40Wで充電できる端末が多いですし、36W出力はありがたい。
Qiの側は明記がないですが、これまでどのモデルもQi規格最大の15Wだったので、おそらく同じでしょう。
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電源コードはギボシからクワ形端子への変換コネクタや、平形端子からの分岐用配線もついています。
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配線割り込みで作る場合に備えて追加のギボシ端子も。
私はすでに過去取り付けたSAEコネクタがあるので、これらはまるっと不要です。
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さて、やっと取り付け。
まずは古いホルダーをサクッと外します。
ボール径が全く違うので、ボールマウントの根元ごと交換ですね。
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ボールマウントをつけるボルトは4mmの六角。
工具も付属しています。
ボール径は1インチ。
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調整ネジのついた中間マウントを介してホルダーを装着。
電源ボックスは中間マウントにセットするツメがあります。
中間マウントの外れどめボルトは2.5mmの六角で、こちらも工具付属。
外れどめナットを緩めると蝶ネジの緩み限界が増え、中間マウントが大きく開くようになる仕組みです。
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電源ボックスから生えているSAEコネクタで既設のケーブルに繋ぎます。
車体側の面倒な配線をやり直さなくていいのが最高ですね。
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ホルダーがスマホと接する部分は、上下左右のツメやパッド背面含めてシリコンで保護されています。
あえてコストの高い中間マウントにする理由は、ボールを大きくしてホールド性を高めたかったからなのかな。
取り付け位置の自由度が増すのも利点ですし、もしかすると他社のボールマウントからの流用とかも考えているのかもしれません。
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ものの5分ほどで取り付け完了。動作もばっちりです。
今度のホルダーはフリーストップの調整なので、長く使えそうな気がしますね。
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