朝から雨の降った日曜日、午後からの暖かい気候に誘われてふらっと海沿いに散歩に行ってきました。
11:00ごろに自宅を出て、千葉の北西部を抜けて走るところからスタート。
地味に流れの悪い鎌ケ谷あたりを抜け、国道464号から成田を経由し、国道51号で水郷大橋を抜けて茨城へ。
お昼過ぎの北関東は20度を越えて暖かく、のどかな雰囲気。
まったりフル下道のツーリングにもってこいです。
沿道にはコスモスやマリーゴールド、セイタカアワダチソウが咲いており、すっかり秋の雰囲気。
一ヶ月前はまだ真夏日、ここから一ヶ月もすれば雪の降る季節なわけで、季節の巡りは早いですね。
とはいえ巷で言われる「春や秋がない」というような気候ではないのは、この数週間の過ごしやすさからも明らかです。
県道185号・県道186号とつないで、丘を越えたら海!
・・・ではなく、こちらは北浦。
日本二位の湖水面積を誇る霞ヶ浦の一部で、北というよりは東に位置する湖です。
湖の向こうには午前中に関東平野に雨を降らせた雲がまだ残っており、海上は雨天。
しかし真上の空には薄雲と青空という、まさに「何とかと秋の空」のような。
5連アーチの北浦大橋を渡り、北浦の東側へ抜けます。
時間はここですでに14:00を超え、太陽はやや傾き気味。
県道18号で北浦沿いに北上し、鹿島臨海鉄道と交差。
公団線ならではの高規格な高架に、3セクの簡素な駅が特徴的。
そのまま県道182号でぐるっと回って海沿いに走り、到着したのは鹿島灘海浜公園。
ここで時間は14:30。
鹿島灘海浜公園は太平洋に面した砂浜と、その背後の丘陵地の自然公園です。
ここからちょっと歩きで散策。
園内のウリは砂浜と、海の見渡せるボードウォークなのですが、半分くらいは通行止め。
木製の公園施設って、行政ウケがいいのかあちこちにつくられていますが、メンテナンスが大変でことごとく閉鎖されているイメージがあります。
まして潮風をかぶる外海の公園に建設してしまったらね・・・。
通行止めになっていない区間を散策し、海へ。
波も風もほどほどで、気持ちのいい海風を楽しみます。
30ほど散策したあとは公園の駐車場から少し北に移動し・・・
大竹海岸側の駐車場脇からは海岸近くに降りる道が伸びているので、波打ち際までバイクで入れます。
一部未舗装ではありますが、踏み固められているのでバイクでも安心。
東向きなので、西日の時間が順光になりますね。
この日は曇っているのでどっちでも同じw
鹿島灘海浜公園を離れて、海岸沿いを南へ。
15:30ごろになって小腹が減ったので、コンビニへ寄り道。
北海道のコンビニチェーンですが、茨城にはなぜか90店ほどあり、関東的には茨城名物。
唐揚げを買ってパクつき、先に進みます。
時間は16:00を周り、空は真っ青に透き通っているものの、地表はもう暗くなってきました。
太陽の角度的にも当然地表付近から日が翳るのですが、この日は低い位置に雲があるので夕焼け色になる前に暗くなり始めています。
海岸沿いにゆったり走って、たどり着いたのは鹿島港。
港をぐるっと回り込んで、さらに海岸沿いに南へ。
海岸の一番近くの道は防潮堤の工事で通行止め。
居並ぶ風車の下を走りたかったのですが仕方ないですね。
一本内側の道を淡々と南へ。
16:30に近づくにつれ、一気に空の色が変わります。
鹿島港から南の海岸道路は、波崎シーサイド道路です。
昨年末に訪れた際は、地権者との交渉トラブルによって通行止めが続いていましたが、2023年の7月10日に開通したので再訪。
シーサイドパークに立ち寄って、さらに南へスムーズに進むことができます。
かつて通行規制が敷かれていた区間も、まったくその存在を思い出させないほどのスムーズな道路に。
しかし、こうマトモに通行できるようになってしまうと、これといって特徴のない直線道路ですね。
生活に使っている人にはとても便利になったと思うのですが、観光目的では特に海も見えないですし、トラブルがったからこそ訪れる価値があったというか。
シーサイド道路を終点まで走り、あとはゆるっと帰るだけ。
銚子大橋を通って千葉県へ戻ります。
時間は16:40、海上にはまだ雨が降っていますね。
一方で西の方角には地平線の向こうに消えたばかりの太陽が、空を綺麗な夕焼け色に染めています。
九十九里を抜けて、渋滞にハマりながら帰路。
背中からフラッシュが見えるなと思ったら、稲光を伴った巨大な雨雲。
朝からにわか雨が点々と降っているようで、完全に晴天で走れたのは雲が良かったのかも。
昼前出発のフル下道としてはスムーズに走れた今日の走行は269.8km。
ODOは111192kmになりました。
途中でゾロ目も迎えました。
6桁のゾロ目は最初で最後かな。
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