11月の26日に、埼玉県三郷市と千葉県の流山市をつなぐ、三郷流山橋有料道路が開通しました。
遅ればせながら走りに行ってきたので軽くご報告。
千葉県北西部の我が家からは、外環道こと国道298号が便利。
距離も短いので一般部を走行し、千葉県発ですが一度埼玉県に入ってから現地へ向かいます。
TXの高架をくぐった先で右折し、三郷市の中央部へ。
大場川沿いの県道21号に入って武蔵野線の三郷駅脇を抜けます。
ここを西に行くとIKEAやコストコなど、商業施設が立ち並ぶ武蔵野操車場跡地。
このあたりは外環道千葉区間開通前の、千葉県道1号線の矢切あたりにそっくりですね。
周りにまともな幹線道路がなく、大型も入り乱れて狭い片側1車線を抜けざるをえません。
そのくせ沿道が栄えていて右折車が多いので流れが悪い。
しばし走ると、視界が広がって大きな交差点。
青看板の通り、ここを右折で三郷流山橋有料道路です。
アプローチ部には不自然な空白地帯。
あきらかに4車線以上の幅が確保されていますが、使われているのは2車線のみ。
暫定2車線での先行開通という扱いになっており、完成系は4車線です。
料金所で本来想定された幅に広がります。
ゲートは三郷方行き・流山方行きともに2レーンですが、訪れたタイミングでは流山方は1レーンのみ開放でした。
支払いは現金と、交通系ICカード、WAON、それからETC GOです。
ETC GOは審査の関係で、まだダイナース系しか使えないとのこと。
支払いはハンディターミナルで、有料道路の料金所というより、個人経営の飲み屋みたいな雰囲気。
料金所を出たらまた2車線に絞られます。
盛土部は4車線分の幅で工事されているようですが、橋梁部は未施工。
有料道路は江戸川を渡って流山へ。
上流側を見て、高い煙突は流山市のクリーンセンター。
あのあたりに常磐道の流山ICがあります。
流山川はしばらく高架道路を通り、県道5号線の旧道をオーバーパスしてから、県道5号のバイパスへの着地となります。
ここも堤防上の土木工事は4車線分。
有料道路上は全線イエローラインのはみだし追い越し禁止。
ゆるやかにカーブを描いて道路は終点です。
料金所は三郷側に集約されていて、こちらは直接一般道に降ります。
しかし、三郷側も流山側も接続する一般道の流れがあんまりよくないのが惜しいですね。
最寄りのコンビニで小休止。
レシートは雑にポケットに突っ込んだらぐしゃぐしゃになってしまった・・・。
インボイス番号が入っているのがさすが、という感じです。
県境をまたぐ道路ですが、主体は埼玉県の道路公社なんですね。
料金所が埼玉側にあるのもそのためなのかな。
ぐるっと折り返して、三郷側に戻ります。
有料道路は県道52号の流山橋のバイパスという扱いになっています。
通行料金は普通車150円、軽自動車や二輪車は100円です。
自転車・歩行者も通行可能で、自転車は20円、歩行者は無料で通行できます。
周辺道路・流山橋の渋滞対策という整備の側面が大きいですが、下流の流山橋まで3km、上流の玉葉橋までは6kmあるので、歩行者としてもここが使えるのは大きいでしょうね。
ちなみに有料道路を含めると、1kmほど上流に常磐道があります。
三郷側はまっすぐ地表に降りるので、眺めがいいですね。
こちらも取り付け道路のアクセスは悪いですが、三郷料金所のスマートICが至近なので、常磐道方面と流山というアクセスではスムーズかも。
帰りは常磐道・首都高三郷線沿いに環七まで抜け、ぶらっと都内を流して帰宅。
距離は70kmちょいでした。
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