3月に入り、暖かさは安定しないものの、春めいた日差しの日が増えてきました。
土日連続晴れの週末を利用し、公道デビュー間もない新参の友人を誘って近場へ走りに行ってきました。
集合は西東京方面。
125クラスとのツーリングということで、下道を明るい時間に走るべく早めの行動です。
5:45の集合に向けて4:00過ぎに自宅を発ち、中央道で西へ。
コンビニに集合したら、まずは南西へ進みます。
きりっと晴れた夜が明ける直前の日野市は、放射冷却でよく冷え込み、-2度。
前日雨が降っていたら凍結が怖いところですが、幸いその心配はなさそう。
徐々に色を増してくる朝焼けが気持ちいいですね。
寒いのは当然嫌ですし、行ける場所も限られるこの季節ですが、このスカッと透明度の高い空だけは、なかなか他の季節には真似できません。
下道をだらりと走って、まず訪れたのは相模川の城山ダム。
関東平野からアクセスしやすいダムなのでこじんまりしています。
日が明けてくる津久井湖を眺めながら小休止し、ここからは南へ向かいます。
相模川沿道を右岸に左岸にと渡り、たまに景色を求めて回り道しながら河口を目指します。
時間が7:00を回った頃から急速に気温が上がり始め、インカムの話題も寒さより走行や景色の話に移り変わり。
当然圏央道は使えないので、一般道バイパスを繋いで進みます。
ペースはゆったりながら、信号も少なくそこそこのペース。
平塚に入ったあたりで、時間は8:00を回り、ふと思い出したタイミングで朝食。
沿道のコメダに入ってモーニングで体を温めます。
1時間弱の滞在で、すっかり太陽も高くなって気温も上昇。
体内のカロリーも増えたので体感の暖かさはかなり向上したところで、太平洋がお目見え。
いよいよ肩慣らしも終わってツーリングらしくなってきました。
相模川の河口からは沿岸を東に走り、いく先は初心者ツーリングのメッカ、江ノ島です。
到着は9:45ごろ。
低空の空気は少し濁りはじめましたが、上空の冬晴れは健在です。
江ノ島大橋からは美しい富士山もバッチリ遠望。
しかし冬の富士山は白い部分が多過ぎて、頭の中のイメージとはちょっとギャップがありますね。
江ノ島はかるーく観光。
甘味に興味があるということで、団子を買い食いしたり・・・
神社の鳥居までだけ登ったり。
10:00過ぎとまだ時間が早いことや、海のシーズンではないことと重なって、ほどほどの人出なのがいいですね。
それでもたこせんは嫌になるほど並んでいましたが・・・
当初は江ノ島で2〜3時間つぶしてからそのまま戻るつもりでしたが、あまり観光する気分ではなかったので別の目的地を追加。
国道134号から国道1号に入って西へ向かいます。
湘南の綺麗な海を見ながらゆったり車列に混じって走ります。
普段は小田原厚木道路や西湘バイパスで通過してしまうだけのことが多いので、ここの下道を走るのはかえって新鮮。
行き着いた先は、小田原。
駅前の駐輪場にバイクをとめ、てくてくと歩いて城址へ。
沿道にはきれいな挿し木の花が咲いており、ひと足先の春の色。
多分河津桜・・・?
そのまま雑談しながら、だらだらと城内へ。
天守の下まできて、「おー」と一言。
空が青いので白亜の漆喰がとても生えますね。
あちこちにある桜の木は、まだまだつぼみの存在も見えないほど冬模様ですが、見事な枝葉は満開の時の景色を想像するに十分。
早朝とか平日とか、人の少ないタイミングで来たいですね。
ちょうど12:30と時間もいい感じなので、天守脇にある本丸茶屋にて昼食。
とろろ月見の早雲そば(そううんそば)の冷と・・・
イチオシらしい、ねぎとろを単品で注文。
口も腹も満足です。
小田原からは帰るだけ。
小田原厚木道路の側道で厚木へ戻ったら、あとは国道16号です。
天気・気温は予報通り、昼前から日没前までは10度を上回る暖かさで風も弱く、気持ちのいい走行になりました。
帰りは西東京方面までまた送り届け、16:00には解散。
中央道の渋滞を避けるべく下道で都心を横断して帰宅です。
この日の距離は無給油1発の306.2kmでした。
ODOは113508kmになりました。
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