さて、やってきました毎年恒例、Motorcycle CS2 Grouopの一泊ツーリング。
今年は草津温泉へ、ということで、お誘いいただき参加してきました。
出発は5:00。
集合は中央道、石川PAに6:45なので、集合時間までの余裕兼朝食タイムとして、やや早めの行動です。
石川PAへは予定通り到着。
天気は上々で、暑過ぎず寒過ぎず、ツーリング日和。
朝食にはラーメンを選び、英気を養いつつ集合に備えます。
数人の遅刻は合流ポイントを変え、総勢15人中12人での移動。
そのうち、スタッフさんは2名、お世話になっているカワサキプラザ東京足立のお二人。
まずは中央道を双葉PAまで。
PA/SAとPA/SAを結ぶ走行は再集合が容易で道間違いの可能性も低いので、人によって隊列を組んだり単独で走ったりと自由な走行。
双葉SAまでつつがなく走り、時間は8:20。
ここからは高原を走りますが、太陽も高く上がって、準備は万端というところ。
ガソリン価格はハイオク202円とのことで、悲鳴が出るレベルですが、Ninja1000SXはまだまだ余裕があります。
薄い雲のかかる八ヶ岳を見ながら、その山麓を目指して小淵沢ICへ向けてもう少し高速を走ります。
小淵沢ICで下道に降りたあとは、県道11号、通称八ヶ岳高原ラインを走り抜けます。
朝の気持ち良い木漏れ日の中をスイスイと隊列走行するのは、ザ・マスツーリングといった趣です。
八ヶ岳の山腹、標高1,300m程度の位置をぐるりと南から東へ回り込みます。
空は青く、ほどよくかかった雲がコントラストを際立たせます。
霧の中に入ってしまうと、眺望もなく肌寒い走行になりますが、幸い雲はもっと上にかかっています。
高原ラインを走り切ったあとは国道141号で北上。
こちらも高原ラインのように、標高1,000m以上をゆったり上り下りしつつ、ほどよくカーブしながら走り抜ける道路。
県境をまたいで長野に入り、野辺山高原の畑作地帯を走り抜けて高原を小海・佐久穂に向けて下ります。
時間は10:00を回ったので、標高が下がることとあわせて涼しさよりも暑さが優ってくる頃合いです。
そうなる前に、コンビニで小休止。
炭酸飲料で水分に加えて爽快感もチャージして先へ進みます。
佐久穂からは中部横断自動車道の長野区間へ入って市街地をパス。
長野区間は無料開放中なので、実質はバイパス道路のようなもの。
見晴らしのいい高架道路を通り、佐久平で下道へ。
国道141号に復帰したら、千曲川の作り出す美しい河岸段丘の左岸を走って西へ。
しばらくいった先、道の駅 雷電くるみの里でお昼にします。
時間は11:50と狙い澄ましたお昼時。
メニューはくるみだれ手打ちそばと、モツ煮の単品。
名物のくるみだれは、くるみの甘く香ばしい味がよく生きた調味料。
味のイメージとしてはビーナッツとカシューナッツの間くらいの感覚ですね。
日本相撲界の名力士、信州雷電こと雷電為右衛門の名前を冠した道の駅らしく、メニューはどれもボリューミー。
器満タンに漫画盛りされたモツ煮も、他の方が頼んだ大きく厚いカツが乗ったカツカレーも評判良し。
道の駅を出たら、県道94号で北上し、地蔵峠に登っていきます。
地蔵峠と名のつく峠道は数あれど、ここは湯の丸高原に登っていく道。
2022年の夏に走りに来て以来の通過です。
いくつかヘアピンカーブもある道を抜け、地蔵峠は1,732m。
野辺山より400mほど高いですが、時間は13:20と気温ピーク時間帯なので寒さはありません。
峠にあるロッジ花紋でソフトクリームブレイクとします。
ロッジ併設のお土産屋では、牛乳・こけもも・巨峰・ブルーベリーの4種のソフトクリームや、かわりだねのソースをさまざま組み合わせた50種類のソフトクリームが販売されています。
自分は巨峰と牛乳のミックスをチョイス、あっという間にいただきます。
甘味を堪能したあとは下りの道。
県境をまたいで群馬県に戻り、正面に四阿山を見ながら北へ降ります。
ぼこぼこと突出した火山性の山を縫うように走行。
今日は高原をつないで走り続けているので、どこも見晴らしが良くて最高。
あっという間に標高が下がり、正面に見ていた四阿山は見上げる高さに。
吾妻川沿いまで降りたら、国道406号を北に進みます。
川沿いの道は、2019年の台風19号の災害の爪痕を感じます。
しかし落橋した鳴岩橋も掛け替えられて久しく、国道は交通の便を取り戻しています。
つまごいパノラマラインの東端を走って、野辺山ぶりの春野菜の畑作地帯を通過。
このあたりも1,200〜1,300mなのでほぼ同じ標高ですね。
深い万座川の谷を越え、しばらく走るともうすぐそこが草津です。
今回のお宿は、「喜びの宿 高松」さん。
草津温泉街の東寄りに位置する旅館です。
駐車場にバイクをとめ、時間は14:30。
これまでたっぷり走り過ぎ、到着が宴会の直前で温泉を満喫できなかったことを反省し、早めの到着としました。
館内は清潔ながらややレトロな感じ。
館内の大浴場も2つあり、深夜に男女の部屋が入れ替えになります。
近くには系列の新館「和える宿 高松」もある様子なので、新しいのがお好みの場合はこちらがいいですね。
夜の宴までの時間は買い出しをしたり、温泉に入ったり、観光したり。
自分は車で去年の秋ごろに来たばかりなので、観光よりは飲み食いと入浴優先です。
夕食はまさに温泉旅館らしい豪華な配膳。
昼は安定的に夏日になる日が増えてきたものの、まだまだ夜は寒いので鍋料理が美味しいですね。
今年のイベント参加者は140名。
宴席は各々トークや食事、抽選会などで例年通り盛り上がり。
もちろん宴会後は自室に戻って常連さんたちと遅くまでの歓談があとに続きます。
食後はアイスを求めてコンビニへ。
前回来た時は昼だったので知りませんでしたが、湯畑は25:00までライトアップされているんですね。
どばどばと昼夜問わず溢れ続ける源泉の音を聞きながらスイカバーを食うのも悪くない・・・
一夜明けて日曜日、早く目が覚めたので、一風呂浴びようと周辺を散策。
温泉街にあるいくつかの公衆浴場を回ってみるものの、手近な場所で早朝から入れるところは少なく、地元の方専用だったり、先客が多く入れなかったり。
入浴はホテルの大浴場に再訪することにし、とりあえず観光としてぶらぶらと楽しみます。
最近湯畑周辺の観光環境はずいぶん改善したようで、洒落た感じの綺麗な場所が増えたそう。
これで無料なんだからすごいことで。
宿に戻り風呂に入り直し、朝食はバイキング形式。
和洋ほどよい品数がラインナップされていて、味もよく、満足の食卓。
朝食後のゆったり時間と記念撮影が終わった9:00過ぎに宿を発ち、2日目の行程開始。
朝がゆったりなので走行は短めですが、手は抜かないルートを考えてくださっています。
まずは昨日通り抜けたつまごいパノラマラインを走ります。
丘陵地帯にびっしりと作られたキャベツ畑で足をとめ、ここで記念撮影。
遠くまで連なる畑が撮影スポットとしてよいとのこと。
丘をバックに並べて撮影。
空が薄曇りなのが残念ですが、壮観ですね。
少しだけ先行して参加者の写真を撮ったりしつつ、次の経由地へ向かいます。
パノラマラインを引き続き走り、南西へ走ったあと、有料道路を避けて東から回り込む形で南へ。
雨の心配はないようですが、肌寒い走行が続きます。
経由地は、2021年に閉館した浅間火山博物館の建物を利用した、e-TRAIL PARK浅間。
ASAMA PEAKsというインドア複合アクティビティ施設の中の目玉アトラクションとして、電動トレールバイクを利用したe-TRAIL PARKがあります。
CS2の各ショップが近くで宿泊して、同時に出発したということもあり、予約たっぷりで乗ることはできませんでしたが、何かの機会があれば利用してみるのもいいかも。
e-TRAIL PARKでの休憩を挟み、さらにコマを進めます。
次は少し北に戻って北軽井沢を経由、県道54号へ。
県道54号といえば、そう、二度上峠。
シーズンで何度も走りに来たくなるイチオシの峠道です。
大雨規制の告知看板を過ぎたら本格的な峠道のはじまりです。
お店のお客さんには、こういう道を走るのが好きな人も多く、快調に走行していきます。
自分が好きなものを他の人も好きだったり、それを伝えられると嬉しくなるもの。
しんがりにも店員さんがついてくれているので、後ろは後ろでしっかり安全なペースをコントロールして走れます。
峠を下り切ったら倉渕ダム計画区間をゆったり抜け、倉渕の中心部へいき、道の駅 くらぶち小栗の里で休憩です。
道の駅到着は今日も図ったように11:50、ここでお昼にします。
道の駅の写真を撮り損ねましたが、飯の写真はちゃっかり残していました。
名物はおきりこみ、冷汁などですが、今日はしょうが焼き定食で!
腹を満たしたら、最後の経由地へ向かいます。
県道33号で南に進路をとり、横川方面へ。
以前走った時は日の出前で楽しめませんでしたが、今日はばっちりお昼。
スイスイと隊列走行し、気持ちのいい道を堪能します。
西松井田で国道18号に突き当たったら、これを西に曲がって横川へ。
最後の休憩地は、おぎのや横川店。
お土産の調達などを済ませ、あとは松井田妙義ICから帰路へ。
帰りは高坂SAで解散となり、挨拶してあとは各々帰宅。
今回のツーリングの走行距離は、1日目が323.9km
2日目が284.4km
合計で608.3kmでした。
マスツーリングはそれぞれのペースも違えば休憩時間の会話も楽しいので、密度に比べて距離は短くなりがちですね。
ODOは117235kmになりました。
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