目覚ましなしで適当に起き、出発は11:30ごろ。
常磐道・東北道方面は雨雲が残っているので、中央道・東名・関越を見比べて渋滞の少ない中央道をチョイス。
ちょうど昼過ぎなので、談合坂SAで飯を食いながら行き先を考えます。




談合坂までは曇り空でしたが、甲府盆地からは快晴。
急に秋めいてきた気候で暑すぎもせず、気持ちのいい高速巡航を続けます。
これだけでも昼から出てきた価値があるというもの。

 


雨上がりならでは、くっきりと雲の影が落ちる、美しい八ヶ岳の稜線をのぞみながらさらに北へ。




岡谷JCTから1区間だけ長野道に入り、塩尻ICで降ります。
行き先的には中央道で伊那あたりまで行ってもよかったのですが、ガソリンを入れがてら、ちょっとでも下道を走ろうかということで。
時間はここで14:30をまわりました。




国道153号をだらりと流れに乗って走ってもつまらないので、脇道にそれて交通量の少ない道をゆったり走行します。
秋晴れといってもかまわない真っ青な空の下、稲刈りの始まった田んぼの中を抜けていきます。




普段は渋滞を避けるため、この時間はもう帰路なので、ここがまだ序盤というのが違和感たっぷり。
連休走れていない間にもう過半の水田は刈り取りが終わっていますね。




伊那で左折し、街中へ入るべく南アルプスの北端付近と相対。
空模様と気温は一気に秋になった感じですが、まだ山の木々は濃い夏の色。




チェックポイントがてら伊那市駅に寄り道。
時間は15:30、影がもうずいぶんと長いですね。




夕方前の伊那市のアーケードは閑散としています。
街の規模が大きい割にいつきても人が少ない・・・
連休最終日の夕方だから、というのはあるかもしれませんが。




伊那を通り抜け、アルプス方面へ。
県道210号の線形が面白そうだったので、新山峠を抜けて南へ下ることにします。
里山の道をゆったり走り、標高をあげていきます。




が、残念ながら通行止め。
8/19から9/30までの表示なので、再来週だと通れるんですね。





あきらめて来た道を戻ります。
はからずしも伊那の街並みを見下ろす綺麗な景色が見れたので、結果オーライ。




県道18号を南下し、火山峠を越えて県道49号から県道210号をつなぎます。
こちらも通行止め看板がありますが、土日祝は通行可能ということで安心。
最近どこも大雨で山道がやられていて、道路工事が多いですね。




時間は16:30をまわって、山間部には直射日光が差し込まなくなってきました。
とはいえ日没まではまだ1時間ほどあり、明るさは十分。




狭い杉林の中をスイスイとぬけ、峠へ向かって走ります。



間も無く折草峠に到着し、このまま小渋ダムへ抜けます。




このあたりは雨が降ったのか、路面はややウエット。
濡れ落ち葉と薄暗くなりはじめた空とで、気が抜けません。




そろりそろりと降って、小さなトンネルを抜けると・・・




小渋ダム。
時間はちょうど17:00ということで、ダムサイトの休憩施設は店じまい中。





看板の写真だけ撮って、一息ついたらすぐに出発です。




見下ろす下流はやや雲が多く、にわか雨も降っていそう。
まさに晩夏の夕立という感じですね。




先ほどまでの狭く注意が必要な道と打って変わって、ダム周辺の気持ちのいいワインディングロードを快調に走行。
山を降って松川町へ降ります。





日没時間を過ぎ、空は黄昏。
やや雲が多いので綺麗なグラデーションとはいきませんが、雲の立体感がよくわかるこの空模様もなかなか。




松川からは、国道153号や対岸の県道を乗り継ぎつつ南へ。
この時間から峠道に入るのはさすがに楽しめないので、国道153号メインで南下します。




日が落ちてからは暗くなるまであっという間。
国道沿いなので反射板などは整備されていますが、山間部なのでハイビームに頼り切り。
対向車を幻惑しないようにハイロー切り替えつつ、マイペースで進みます。
何を撮ってもちゃんと映らないので、楽しい道も退屈な地元車とのランデブーも割愛。




そういえばこのあたりは、昨年冬に通った田口線の配線跡と絡みながらの走行ですね。
せっかくなので一箇所だけ立ち寄ります。
このトンネルは最近某アニメの劇中に登場し、にわかに話題になっています。




実は8月末に車でも訪れており、その時の写真がこちら。





特に沈下橋を含む双瀬の川渡りは印象的な景色・・・ですが、まぁさすがに真っ暗ですね。




こちらもお昼は明媚な場所です。
行った時は増水気味でサワガニどころではなかったですが・・・




寄り道していたら時間はもう20:00。
そろそろ帰路につかないと日付をまたいでしまいます。
連休最終日ということは翌日仕事なので、無理は禁物。
しとしとと通り雨に打たれながら道の駅もっくる新城に立ち寄り、そそくさと新東名へ。




帰りは浜松SAでぎょうざと給油で人馬とも腹を満たし、連休終わりの渋滞解消を狙って帰路につきます。




昼前から出発した割にはがっつり走れて満足。
この日の距離は747.3kmでした。
いつもより8時間遅れといった感じの出発だったので、その計算だと16時帰宅といったところですね。




ODOは120,953kmになりました。