ツーリングBlog [Full Notch !]

関東を拠点にあちこち旅する在住ライダーのツーリングレポート。

交通量の少ない山深い道や交通関係施設、史跡などが好物。

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→Ninja1000 SX(20)と乗り継いでいます。



インカムの購入から4年半ヘルメットの購入から2年半くらい経過したので、いい機会だとセットで買い替えました。
ツーリングをしてきましたのでレビュー記事を書こうと思います。
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購入したのはイタリアのNolanから出ている、N80-8というモデルで、カラーはソリッドのSLATE GREYです。
たまたまこの色のXLが安売りしていたので飛びついて、27,000円程度で買えました。
国内ではDAYTONAが正規代理店として輸入していて、N808という名称で取り扱われています
正規価格が39,600円なので、13,000円引きくらいですね。
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ヘルメットはこれまで、WINS A-FORCE GT(Ver.CARBON)LS2 DISBLO(CR1)Wins A-Force RSLS2 CHALLENGER C GTと、廉価なカーボンヘルメットを選んできました。
今回は目立つカーボンモデルの新作もなかったので、ちょっと志向を変えてみたのでした。
箱はシンプルで、MADE IN ITALYの文字がささやかに光ります。
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付属のヘルメットカバーもいたって飾らず、ロゴとイタリアントリコロールがあしらわれています。
特筆すべき点は特にないですが、あえて言えばこの手のカバーには珍しく、口の紐が両しぼりになっていますね。
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カーボンからの乗り換えで、気になる重さは1,830g。
A-Force RSが1,490g、CHALLENGER C GTが1,670gくらいだったので、当然重いよな、という感じです。
SHOEIのGT-Air3がXLで公称1,752g、同Z-8が1,467gであることを考えると、樹脂ヘルメットの中でも結構な重量級モデルといえます。
軽さを重視するならこのモデルはありえないですねw
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帽体はS, Mと、L, XLがそれぞれ共通。
流行りの顎の下がったデザインで、シールドはゆるやかな3D曲面です。
公式サイトの画像よりも凹凸が多く、メリハリのあるデザインですね。
シールドの開口角度は十分で、上がりすぎじゃない?と思うくらい。
ロックはシールドの弾性を利用して爪に引っ掛ける形で、爪はセンターにあります。
オプションでスモークやメタルなどのシールドもありますが、クリアのまま利用します。
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最近のヘルメットで当たり前になっているPinlockは当然対応で、シートも付属しています。
専用品なので視界一杯一杯にぴったりはまっていて、大変快適。
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ダークグレーのインナーバイザーも標準装備です。
金具を前にスライドして展開、ボタンプッシュで一発収納する機能付き。
私はインナーバイザーをほとんど使わないので、早々に取り外してしまいました。
これでちょっと軽くなったかなw
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CHALENGER C GTと比べるとこんな感じ。サイズは両方XLです。
こう比べてみると、重さの理由は単にデカさと開口面積の狭さにあるような気がしますね。
視界の広さという意味では、シールド開口面積よりシールド面と眼との近さに左右される気がするので、あんまり関係ないかも。
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ベンチレーションは、開閉できるインテークが顎とおでこの2箇所、固定のエギゾーストが後頭部のスポイラーの下側です。
スポイラーの負圧で効率的に吸い出してくれるので、特におでこのインテークを開けた時の風通し感はかなり良いですね。
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ストラップはラチェット式のマイクロロック。
ラチェット側の爪金具がアルミですし、二重関節になっていて作りが凝っていますね。
チンガードも装備していて、今時の標準は十分満たしています。
頭頂部の内装は工事用ヘルメットのようにフローティングするようになっていて、こちらも風通し感の向上に一役買っています。
頭の長さに応じてフローティング部分の位置を調整できるそうです。
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内装を外すとこんな感じ。
一般的な発泡剤のインナーですね。
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開けたところに小さな擦過痕があったのですが、これが安売りの理由かな?
目に入らないですし、私は気にしません。
これで1万円引きなら大歓迎です。
単にイタリアンクオリティなだけかもしれませんがw
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走ってみての感想ですが、重さの割には、重心が低いことと風通しがいいことで、それほど違和感は覚えませんでした。
個人的にはシールド開閉のかっちり感が好きで、とてもいいですね。
目立った空力パーツはついていませんが、前後長が長いのが功を奏してか空力的な安定性は高いです。
大きめのヘルメットなのに高速120km/h走行時の安定性の高さ・抵抗の低さが意外でした。
風切り音は比較的小さめ。
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インカムは専用品「n-com」がラインナップされていますが、国内取扱はなし。
まぁ電波モノは技適とか色々厄介ですからね。
ここや後頭部の蓋を外してbuilt inできるみたいです。
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なので、SENAの30Kをデュアルパックで購入。
付属品はマイク3種類、各種スポンジの消耗交換、クランプ型と貼り付け型のベース、それからUSBケーブルはType-A to Type-Cのものです。
50Sもまだまだ使えるのですが、さすがに4年半使ったのでバッテリー容量が今後心配になってきたことと、スピーカーのスポンジがボロボロになってきてそろそろ汚らしかったので買い替えです。
50Sから30Kはグレードダウンになりますが、正直クイックチャージ以外の50Sの機能は全く使っていませんでした。
デュアルパック購入だと電池切れ対策はもう一台も持ち歩けますし、目玉のWi-Fiアダプターは2.5GHz帯のみ対応ですが自宅ではもう運用していないので、50Sは過剰ということで。
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30Kは2018年ごろに購入して、50Sを買うまで使っていたのですが、しばらくみない間にUSBがType-Cにアップデートされていました。
2022年2月からHD Speaker標準になっているので、そのタイミングだと思います。
アップデートにともなってFMチューナー機能が削除されたようですが、一回も使ったことなかったのでマイナス面はありません。
ロングツーリングしてるとFMチューナーで満足に受信し続けるのはほぼ不可能ですしね。
もう自宅にはmicro-USBのケーブルもほとんどないので、この変更はうれしいです。
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n80-8のスピーカーホールは結構深いものが用意されていて、デフォルトではスポンジで蓋がされています。
配線を逃すための溝も用意されていて、大変インカムフレンドリー。
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スポンジを外して・・・
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SENAのスピーカーはぴったりサイズ。
固定が必要ないくらいのジャストフィットです。
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クランプは接着タイプだと何も気にせず使えると思いますが、炎天下で粘着が弱まって外れる経験をしたので挟み込み固定タイプを使います。
そのままだとボトムエンドのプラ部品が邪魔になるので、ニッパーでばちばちとカット。
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誤算だったのが、側頭部下から後頭部中央に向けてのシェイプが邪魔をして、そのまま取り付けるとインカムのつけ外しができません。
上に引き抜いた時にちょうどえぐりの上端に引っかかって引き抜けない感じ。
仕方ないのでギリギリまで後ろにオフセットして取り付けることにします。
以前のヘルメットではむしろ前にオフセットしていたので、慣れるまでインカム触ろうとして空振りを繰り返しそうw
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‪Ninja1000SX‬やNinja H2 SX、Versys1000など、Kawasakiリッタークラスのユーザーが気になるのはパニアケースに入るか否か、ということ。
これに関しては、結論からいうと入ります。
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ただ、X, XLの帽体だとシールドの部分がケースの窪み部分にガッツリ当たる形。
前後長の長さがここでマイナスに。
駐車中に収納しておくならともかく、積んだまま走るなら何かしらの防護策は欲しいところです。
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