3月頭の土日は、発達した高気圧の影響により、まさかの最高気温20度予報。
翌日からはまた揺り戻しで1桁に戻るというので、この機を逃さずに走ってきました。

ルートは行って帰ってのこんな感じ
集合は6:00に港北PA。
少し余裕を持って動き、まだ夜の明ける前の5:30ごろの到着。

時間少し前に集合したあと、少し休憩して西へ。
足柄山はさすがに2℃と冷え込むものの、この季節氷点下でないほうが異常というもの。
御殿場からは新東名に入らず、海沿いの東名を走ります。

富士川が見えてきたら、右岸に渡ってすぐの富士川SAに入ります。
ここでSICから下道に降りて、まずは山間の住宅街を抜けていきます。

やってきたのは、富士川の河川敷。
去年の12月にやってきた時に、とても良い場所だったのでお裾分け。
申し遅れましたが、今日の構成はGSX-S1000Fとツーマンセル。

富士川でしばし景色を堪能したあとは、バイパスに乗ってさらに西へ。
時間は8:00をまわり、太陽も高くなってきました。

興津でバイパスを降りたら、少し折り返して東へ。
山沿いの脇道に登って行った先に、次の景勝ポイントがあります。

やってきたのは、有名な富士山眺望スポットである薩埵峠。
眼下に弧を描いて絡み合う国道・高速・鉄道が美しい崖上の展望台です。

暖かい気候ということで多少覚悟はしていましたが、雲がでてきて富士山のてっぺんは見えず。
砂か花粉か、舞い上がった不純物で、空気もやや霞み気味です。
とはいえ霧や雨雲で全く見えないよりはよっぽど良し。
また折を見てくることにしましょう。

薩埵峠を降りたら、またバイパスに戻って西へ少し走り、その後沿岸の下道へ。
本来ここから清水港に向かうつもりでしたが、時間に余裕があるため寄り道です。
向かった先はこちら、三保。

せっかく「三保の松原」に来たのですが、あえて富士山と松を絡めて写真を撮らず。
駿河湾の綺麗な水が打ち寄せる砂浜を少し歩きます。
30分くらい時間を潰したら、踵を返して清水・・・へ戻る前に、もう一箇所寄り道。

すいすいと気持ちの良いドライブウェイを駆け上がり、標高を上げていきます。
この道は日本平パークウェイです。

途中の橋の上から北東方向を眺めると、先ほどまでいた薩埵峠がよく見えます。
富士山は・・・うっすら、ですね。

てっぺんまで登ったら、日本平夢テラスで景色を堪能。
富士山は微妙でしたが、清水の町や静岡市街はよく見えます。
ここで時間は10:00を回り、寄り道は十分、ということで、きた道を戻ります。

日本平を下ってまもなく、やってきたのは清水港、エスパルスドリームプラザ。
こちらにバイクを止めて、海沿いへ。

さすがは港の街清水、ドリームプラザのすぐ裏は港になっていて、豪華客船や遊覧船も発着します。
すぐ向かいの埠頭にはヨットや漁船、さらに向こう側には工業港があって貨物船もたくさん。

薩埵峠から先、時間潰しであちこち回っていたのは、富士山清水みなとクルーズの遊覧船の時間にあわせるため。
周遊の航路は午前中の11:30が最初で、お昼は13:00から、1時間おきに15:00までの出航です。

使用船舶は、トリマラン船型のベイプロムナード号。
お一人さま2000円で40分ほどの航海です。
今回は一周航路ですが、三保側にも桟橋があり、半額で片道乗船も可能だそう。

船は定刻通り出航し、ゆったり十数ktで湾内へ漕ぎ出します。
旅客の立ち入れる甲板は3階層で、2層目がメインの客室と外周通路、3階層目が露天甲板です。

船内ではジュースやデザートのほか、カモメの餌も販売されており、出航後は野生のカモメに餌やりもできるとのこと。
誰かが購入した餌に集るカモメを引き連れて、船は進みます。

クルーズ船桟橋の外側にある日の出埠頭には、外航客船がやってきていました。
この日いたのはNORWEGIAN SKYで、全長258m、総トン数77,000tほど。
よくよく見ると日本平から見た景色にも映っていますね。

船上でご当地ジュースを飲みながら景色を眺めます。

メインとなるのは三保の松原と富士山の絡みですが・・・まぁそうですよね、という霞み具合w

ユリカモメは20〜30羽ほどが船に寄り添って湾を往復しながら餌をねだります。
が見られるのは冬の季節で、シーズン終盤なのだとか。

これこそが「ガルウイング」なんだなーと思う翼を一杯に広げる姿は、可愛いながらも格好いいですね。

出航してちょうど20分ほどで三保の桟橋に接舷。
何名かの片道客を下ろしたあとは、しずしずと引き返します。
港湾設備があると思ったら、砂浜から直接伸ばされた桟橋なんですね。
トリマランならではの喫水の浅さが生きた航路のよう。

定刻通りに着岸したら、あとはドリームプラザ内でお昼。
清水すし横丁の中にある鮨 川澄で握りをいただきます。
当初海鮮丼くらいでいいかな、と思ったのですが、せっかく来たので美味いものを、ということで。

食事を済ませたあと、当初甲府方面まで抜けてもいいか、と思っていましたが、渋滞が始まったり気温が下がる前に帰ることに。
清水から北へ走り、ガソリンだけ入れて早々に東名高速に乗って帰路につきます。

この日の走行は、距離のほとんどは高速かバイパスでしたが、富士山絶景スポット4箇所に加えてクルーズも楽しんで、満足の419.0kmでした。

ODOは128012kmになりました。

コメント