ツーリングBlog [Full Notch !]

関東を拠点にあちこち旅する在住ライダーのツーリングレポート。

交通量の少ない山深い道や交通関係施設、史跡などが好物。

Ninja650(13)
→Ninja1000(14)
→Ninja650(17)
→Ninja250(17 WTE)
→Ninja1000 SX(20)と乗り継いでいます。




4/26日に引き続き、4/27もNinja250を使って友人のツーリングチャレンジをお手伝い。
この日はまた別の友人が走行を担当、行き先はダム、そして山。
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ルートはこちら


 







この日の出発は4:30、この数日よりやや寒い気候。
北海道の中山峠では積雪があったとか聞きますが、都心で10度は越えていて、関東ではバイクに適した気温です。
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今日乗る友人は、高速はまだ不安、ということで下道での出発。
ちょうど昨日ETCの電源も壊れたままなのでちょうどいいですねw
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薄明の中から、綺麗に朝焼けが立ち上がっていく様を東に眺めながら、外環道〜新4号とつないで北上します。
朝の治安の悪い4号BPに染まらないよう、左車線をテンポを守って走行。
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1時間ほど走って休憩を入れ、北へ北へと進みます。
国道を走るだけ、というのは退屈に思う人もいるかもしれませんが、この時期の気持ちのいい空気と、交通量の少なさもあいまって、楽しんでくれている様子。
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6:00が近づくと空はいっきに明るく青くなり、昨日と違って雲ひとつない青空が広がります。
おかげで放射冷却で内陸部は肌寒く、気温は7〜8度。
ちょうどこの頃利根川を渡って茨城県へ入ります。
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宇都宮まで来たら、ぐるりと北から市街中心部を迂回。
4号とはここで分かれて、道の駅うつのみや ろまんちっく村で小休止。
沿道は遅咲きの八重桜が咲いていて彩り豊か。
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道の駅で息抜きしたあとは、国道119号・県道279号とつないで、北へ向かいます。
時間は8:00が近づき、空のグラデーションが日光の山々と溶け合います。
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大谷川を渡って北へ。
左から男体山・大真名子山・女峰山かな。
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その先は東武日光線に沿って、延々と北上を続ける旅。
この辺りは幸いよく来るので、日光線内にSLが運行されていること、鬼怒川温泉の廃墟街、龍王峡ラインの無料化、野岩鉄道に浅草から直通特急があることなど、雑談しながら走ります。
前の車に付き従って走っても退屈しないのはインカムのいいところ。
蘊蓄くさくなってしまってないか心配すぎる。
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やがてやってきたのは、五十里ダム。
今日の走行希望は漠然としていましたが、以前見たダムが印象には残っていたので、ダムを二段構えで攻めることに。
五十里ダムも堤高112m、堤体長おおよそ262mと大きなダムですが・・・
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直後にやってきた川治ダムは堤高140m、堤体長320mと、1.5倍くらいの大きさがあります。
アーチ式ダムなので、弓なりに角度がついているのも大きく見える要因ですね。
ダムの堤体上でその大きさを感じつつ、近くの道の駅へ。
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道の駅湯西川は、野岩鉄道湯西川駅に併設。
入場券を購入して、そのホームにも立ち入れます。
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山を深く穿つトンネルと、その先につながる大きな橋。
その繋ぎ目に駅がある特殊な構造が面白いですね。
この秘境に、1日4〜5往復もの都心直通電車がやってくるのもまた面白い。
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湯西川からは、さらに国道121号を北へ。
元々はここから折り返して矢板へ抜け、宇都宮へ戻るくらいかなと思っていたのですが「福島県に行ったことがないかも」「カーブが楽しくなってきた」の意見でルート変更です。
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ご存知の通り、この国道はおにぎり3連装の西会津街道。
まっすぐいけばすぐ福島県境の山王峠です。
福島と言っても広いので、ほんの一部ではありますが、そこに踏み入ったのだという気持ちの価値は大きいですからね。
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10:00過ぎに県境を越え、行った先の道の駅たじまで軽食。
しっかり県土を踏み締めたあと、折り返してカーブが楽しくなった人にうってつけの道へ。
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会津街道の奥地は都心に比べて1ヶ月は季節が遅く、枝垂れ桜は今が最盛。
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街道筋のバイクならではの、気持ちのいい鼓動感と風を切る爽快感に、沿道の桃色の木々が視界を通り抜けることで、目の楽しみを加えます。
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上三依塩原温泉口あたりで分岐を直進、国道400号方向へ走ったら、行き着く先は日塩もみじラインです。
新緑の芽吹き始めた山道を、楽しくそれでいて慎重に登っていきます。
実に30km近くある、このカーブだらけの山道は、きっと満足感が高いはず。
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標高をぐんぐん上げ、また季節が逆戻りして桜。
背後の杉は季節戻らなくていいよ・・・
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ゆるやかなカーブやヘアピンカーブを切り返し、舗装の溝に気をつけながら進みます。
しばしの登り調子のあと、今度は降りが始まります。
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富士見台でしばらく空気を吸ったあと、上方ではスカスカだった木々の枝ぶりが・・・
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どんどん初夏の密度に変わっていきます。
この季節の変化は、変わり目の時期ならでは。
青空に若木の木漏れ日は本当にテンションが上がります。
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紅葉ラインを通り抜け、121号に合流したあとは、来た道へ戻ります。
時計は正午目前、時間が違えば同じ日同じ道でも別の景色に見えます。
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5月も間近ということで各所の水田には水が導かれ始めていました。
田植え前のこの時期だけ見ることができる鏡のような一面の水田、見るためにまたどこかへ行きたくなります。
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季節柄といえば、こんなものも。
この日はやや風がつよく、走行時に気になることもありましたが、おかげで立派な鯉のぼりがあちこちで綺麗に泳いでいました。
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日光街道の石垣並木道を抜けて抜けて、南へ降って宇都宮へ。
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到着したのは宇都宮IC直結、宇都宮餃子館 インター店
ここで〆の餃子をかきこみ、ツーリングは仕上げです。
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ライダーも1日走って自信がついてきたので、餃子で腹ごしらえをしたあとは、渋滞が始まる前に早々に東北道。
切れていたETCのヒューズは今市の自動車用品店で購入して交換済!
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行きの宇都宮までとは雲泥の差、混雑がはじまったばかりで渋滞はしていない、ちょうど良いペースの高速を一気に降って、蓮田で一度休憩を入れつつ、明るいうちに帰着。
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この日の走行距離は、往路完全下道にしては充実の443.1km
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ODOは130570kmになりました。
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