ツーリングBlog [Full Notch !]

関東を拠点にあちこち旅する在住ライダーのツーリングレポート。

交通量の少ない山深い道や交通関係施設、史跡などが好物。

Ninja650(13)
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→Ninja250(17 WTE)
→Ninja1000 SX(20)と乗り継いでいます。





GW翌週の土曜日は雨、日曜日も雨予報でしたが、週末に近づくにつれ「晴れのち雨」と移り変わりました。
「のち」ということは降るまでは走れるってことだよな!という発想で、少し短めのツーリングに行ってきました。
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ルートはこんな感じ







出発は4:00、今日もNinja250を引き連れての走行。
前日夕方あたりで雨は止んだので、路面はドライです。
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外環道から、関越道に向かってぐるりと都心を迂回します。
あらためてにはなりますが、千葉県北西部に居を構える人間としてこの道の有用性は高すぎ。
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順調に走行していますが、埼玉県区間に入ったあたりから濃霧。
シールドの水滴をぬぐいながら順調に走行しますが、どうやら東北道が通行止めになるほどの霧だったよう。
この日のルートを関越方面にしたのは結果的に正解でした。
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圏央道を抜けるころにはすっかり霧も通り抜け、まぶしく朝日がさしてきます。
高坂SAの休憩は5:00ごろ、急がずいきましょう。
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埼玉から群馬への県境に近づくころには空も青くなってきて、ツーリング日和の予感。
当日の朝になって更新された予報では、この日の都内の気温は25度を超え、夏日になるとのこと。
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藤岡JCTからは上信越道に入って西へ舵を切ります。
前日の雨のおかげで空気は澄み渡っており、関東平野の縁を形成する山の稜線がくっきりと映ります。
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山に向かってどんどんと歩みを進め、甘楽PAで小休止を入れたあと、松井田妙義で下道へ。
ここで降りたら行くところは1つしかありません。
当然、碓氷の旧道ですね。
まだ交通量の少ない6時台の旧道を、くねくねと楽しく登っていきます。
最初に数台バイクに追いつかれた以外は前走・後続車と絡むことなく、マイペースでの走行。
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あっという間に峠道を上り詰め、長野県は軽井沢へ。
まだ寝静まっている軽井沢の中心部を抜けて、中軽井沢からは北へ進路を取り、国道146号に入ります。
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標高1000mから1400mまで登る軽井沢の高原地帯を抜けて、すいすいと進みます。
7:00を回って直射日光が夏の色になりはじめたころ、北軽井沢へ到着。
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ちょうどいいので北軽井沢周辺のコンビニで小休止。
まだガソリンスタンドは空いていませんが、余裕はあるのでスルーでよし。
この辺航続距離に余裕のある‪最近のNinjaシリーズはいいですね・・・
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北軽井沢からは、東へ戻る方向に折れ、県道54号で二度上峠へ進みます。
さすが高原地帯、まだ春の花が桃色に咲いています。
気温は底を打って9度、ここからは上がる一方のはず。
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二度上峠の下り道を無理せずゆったりと走行し、倉渕方面へ降っていきます。
前半のややタイトな峠道と、後半の倉渕ダム予定地の幅広なワインディングロード、どちらも楽しく快適な走行。
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あっというまに県道を下り切ったら、北に進路をとって次は国道406号です。
このあと榛名山へ向かいたかったので、県道33号で南西からのアプローチというのが本来の定石。
しかしこの日は榛名山ヒルクライムが開催されており、その道は昼過ぎまで通行止め。
代わりに県道28号で、北西から登ります。
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時間は8:00を回り、影が短くなってきた榛名の山麓をぐるりと回り込みます。
碓氷で山道、軽井沢でゆったり、二度上峠でまた山、今度もまたゆったり走行からの山登り。
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とはいえ、県道28号方面はそれほどタイトではなく、いくつか大回りなヘアピンはあるものの基本的には大通り然とした道。
景色に目を配る余裕も増えるというもの。
新緑のビビッドな緑が目に優しいですね。
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榛名湖の湖畔までたどり着いたあとは、南側の交通規制を避けるように湖の北半分をぐるりと周ります。
穏やかな湖水は標高1,100m弱、山上とはいえ、案外軽井沢と同じくらいの標高なんですね。
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榛名湖と接する榛名山の山頂部分も、あわせて北側から通り抜けます。
こちら側のルートはあまり普段通りませんが、気持ちのいい林の中の道で、雰囲気が好きですね。
榛名周辺の観光が目的でなければ常用してもいいかも。
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榛名山の北東方面まで走ったら、県道33号に合流。
そのままヘアピンの連続する峠の下に入ります。
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イン側のタイヤが妙に気持ちよく引っかかりそうな斜めの側溝を横目にみつつ、山麓へ。
時間はここで9:00を回りました。
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途中、景色のひらけている場所があったので走行を中断して立ち寄ります。
こちらは長峰展望台。
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眼下には、山ツツジが綺麗に花咲き、さながら紅葉のような風景。
その先には伊香保の温泉街を介し、渋川の市街地が見えます。
もちろんその更に先には堂々たる赤城の山容。
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いつもならこの先「よっしゃ、次はあちらの赤城山へ」となるところですが、今日は短めのツーリングですので欲張りません。
すぐそこに見えていた伊香保の温泉街で最後の立ち寄りとしましょう。
バイクは2時間100円の市営駐車場に置き、伊香保温泉の石段街を中腹から登ります。
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まだ店のほとんどあいていない9:00過ぎの石段街を歩きます。
早起きの宿泊客と思しき人の波に混じるようにして伊香保神社にお参りをしたあとは、更に南へ向かって坂を上ります。
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歩道の通行止め地点まで登ると、見えてくるのは、伊香保温泉の源泉のひとつ、第二号源泉噴出口。
温泉地を開発した偉人の像とともに、立ち寄れるスポットとなっています。
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もちろん源泉を見学するために長い坂を登ってきたわけではなく、用事はそこから振り返ってすぐのこちら。
掛け流しの共同浴場、伊香保露天風呂です。
大人1人600円、脱衣所はなくロッカーも露天環境にあります。
昔は混浴だったようですが、現在は男女しっかり分かれていて安心。
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露天風呂でしばし体をふかやし、疲れをとったら、石段を少し降ってお土産と食事の物色。
時間が11:00前と少し早かったこともあり、目についた空いているお店は多くありませんでした。
この日は水沢方面にもしっかり店舗を持つ、安心の大澤屋石段店さんに入ります。
麺は全粒粉配合の平打ち麺と通常の麺の相盛りで、天ぷらは野菜と舞茸の相盛りではなく舞茸2倍をチョイス。
温泉で温まった体にひんやりしたうどんが染み渡ります!
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食事を終えたら、まだ午前中ですが欲張らずに帰路につきます。
ガソリンだけ入れて、駒寄PAのSICから関越道に乗り、都心へ一直線。
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結果的に14:00過ぎには戻れそうだったので、雨の様子を見ながら少し都内を寄り道して帰宅。
それほど遠くに行かない代わりに山を登っては降り、温泉まで満喫して密度の高いツーリングでした。
この日の走行距離は486.0km
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ODOは132793kmになりました。
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