ツーリングBlog [Full Notch !]

関東を拠点にあちこち旅する在住ライダーのツーリングレポート。

交通量の少ない山深い道や交通関係施設、史跡などが好物。

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→Ninja1000 SX(20)と乗り継いでいます。




金曜日に台風が過ぎ去り、時節・気候ともに中途半端ながら晴れ間の見える土日。
土曜日は休息とメンテナンスや家事にあてて、日曜日はふらっと国道走破の旅に出てきました。
これまで国道の全線走破は色々試してきましたが、今日のターゲットは国道17号。
おなじみ東京日本橋の道路元標を起点とし、さいたま市・高崎市・前橋市・魚沼市・長岡市など上越方面へ向かって主要都市をつなぎ、新潟市に至る国道です。
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国道走破だけで330kmほど下道を走り、復路の高速もあわせると700km以上を走ることになるので、出発は早めの2:00。
丑三つ時の中バイクを引っ張り出し、都心を目指して走ります。
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国道全線走破は、ある種達成感はあるものの、基本的に退屈な走行になりがち。
特に17号は基本的に市街地を走り続けることになるので、なおさらです。
いつもならオフシーズンにやるのですが、積雪厳しい上越国境三国峠を越え、豪雪地帯を抜けて日本海に達する道なので、早春や晩秋になってしまうと明け方が寒くて辛いんですよね。
たまたまひまわりの季節も終わってしまい、コスモスや紅葉にはまだ早く、マスツーリングもやったばかりであてがなかったのでちょうど良いかなと選択しました。
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歩道に埋め込まれたレリーフと、橋の真ん中にある本物の道路元標を拝んで、3:00に出発。
ここを起点とする国道は1号・4号・6号・14号・15号・17号・20号なので、これで走破3本目ですね。
残る14号や15号は関東完結で楽勝ですし、1号は見所も多いのでコンプを目指したいところ。
・・・最長国道の4号は長期連休が必要だな。
そういえばこの上の首都高の高架は地下トンネルになって撤去される予定ですね。
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17号はまず北に進み、すぐに4号と別れて神田駅をかすめ、万世橋を目指します。
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秋葉原中央通りを正面に見て、万世橋交差点を左折。
オタク的にはとても見慣れた景色です。
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神田川沿いをややクランク状に曲がったら、最高学府東京大学の正門前を抜けて駒込・巣鴨方面へ。
このあたりはあまり縁がないので、こんな綺麗な並木になっているのを知りませんでした。
昼にゆったり走ってみてもいいかもしれない。
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板橋JCTの下を通り抜け、都心を脱出し郊外へ。
真ん中と右、全く同じ看板が2つ設置されているのが面白いですね。
このあたりは北にある荒川の架橋の関係で交通が集中しやすく、道がごんぶとです。
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さいたま線と環七のダブルオーバーパスを地平からくぐって北へ。
「中山道陸橋」の名の通り、高崎までは旧中山道を基本としたルートをたどることになります。
高崎からは国道18号がその役目を引き継いで別かれ、17号は三国街道を辿ることになります。
街道のなりたちを考えれば中山道を17号にする方がわかりやすかった気がします。
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戸田橋を越えて荒川を渡り、ここからは埼玉県です。
国道254号経由で練馬から新大宮バイパスを走るという手もあったのですが、国道指定が解除されていない道はできるだけ旧道を走るのが今日の方針。
戸田市と蕨市の間を縫うようにして北へ。
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やがて潜る大きな高架道路は国道298号こと外環道。
「東京外かく環状道路」ですから、名実ともに東京の外郭をこれで抜けたということですね。
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バイパスに通過交通を譲った17号は、さいたま市の中心部を抜けます。
南に武蔵野線、西に新幹線や埼京線、東に京浜東北線や宇都宮・高崎線と網目のように主要鉄道網が通るのがこのあたりの特徴。
それぞれの路線が大宮でまとまり、鉄道の街として栄えましたが、おかげさまで道路は絶妙に不便な感じ。
新大宮バイパスはこれを大きく西に迂回して進みます。
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大宮を抜け、北区に入ると一挙に沿道は長閑になります。
とはいえそれでもさいたま市、街灯は煌々と夜を照らします。
時間は4:00を回りました。
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束になっていた線路はここから分かれ、川越線と宇都宮・高崎線をオーバーパスし、新幹線に沿って進みます。
上越新幹線はこの先幾度も交差をくり返し、新潟まで絡み合いながら進むことになります。
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鉄道結節点が終わったらバイパスの役目も一段落。
新大宮バイパスは国道16号を伴ってここで一旦合流してきます。
ただし、17号バイパスは上尾道路としてもう少し北、桶川まで並行します。
このあたりはあみだくじのように、国道17号が何本も生えているので大変わかりづらい。
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上尾道路の区間も過ぎ、17号の幅員も回復。
圏央道をオーバーパスし、快適な道路で北を目指します。
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が、それも束の間。
今度は熊谷市街を東に迂回する形で熊谷バイパスが生え、また幅員が元に戻ります。
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片側一車線の道は所詮「旧道」扱いなのか、看板の維持管理すら雑・・・!
別に積雪が多い場所でもないのに、この消え具合はひどいw
まぁカーナビ時代ですし、看板が適当でも困りはしないのでしょう。
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熊谷市の中心部に入ろうかというところで、時間は5:00を回ります。
東の空が美しい朝焼けとなり、バイクのミラーの鏡面が鮮やかなオレンジに染まります。
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熊谷を抜けたところで、熊谷バイパスは終了。
しかしスムーズに深谷バイパスにつながり、旧道は引き続きひどい扱いのまま。
意図して消したんか?と思うくらかすれた看板がお目見え。
チョークで黒板に書いた文字が服で擦れるとこういう感じになりますよね。
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大きく立派な煉瓦調の深谷市役所を横目に進みます。
電線の地中化と高層建築物不在があいまって、このあたりまで来ると空が広い。
深谷はまず深谷ネギのイメージですが、日本煉瓦製造株式会社のお膝元でもあるので、市役所もこういうデザインなのでしょう。
一万円札への肖像採用で有名になった渋沢栄一ゆかりの地でもありますね。
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まもなく本庄市、というところで深谷バイパスも終了し、17号は17号に合流、引き続き17号を進みます。
なんのこっちゃ。
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上空の湿度は思いの外高いようで、太陽がそこそこ上がってきてもまだ濃いオレンジに染まっています。
関東は一日晴れ予報ですが、北陸信越方面は夜にかけて下り坂なので、天候は注視が必要ですね。
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本庄市内の17号は片側1車線、これで交通が捌けるか?と懸念しますが、そこは問題なし。
なぜなら深谷バイパスの途中から北に大きく迂回し、全く離れたところを通過する上武道路があるから。
上武道路は元来の中山道の経由地を完全に無視し、高崎市をまるまるスキップした上で、伊勢崎の北を抜けて、前橋市の中心部を迂回して走ります。
そこまで大規模に迂回するなら、もう別の国道として整備しろや、というレベル。
国道15号が1号と名を分つのを見習え。
埼玉・群馬区間の国道17号は総じてたいへん行儀が悪いです。
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本庄を抜け、神流川を渡ったら、ここからは群馬県。
橋は川の名前をそのまま受けた、神流川橋。
この橋のすぐ下流で烏川と合流するので、ここが実質神流川の最下流だからその名前も納得ですね。
一方で神流川を引き受けた烏川も、そのすぐ先で利根川に注ぎます。
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神流川橋は、1934年に架橋された旧橋が2022年にお役御免となり、新橋に移行されています。
旧橋の撤去はまだ行われておらず、取り付け部の盛り土を失ってぶつ切りになった旧橋がまだ佇んでいます。
新橋は暫定二車線開通で、取り付け部も微妙にクランクしたまま。
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関越道とクロスし、藤岡JCTで上信越道のスタートを見送ったあと、17号は躍進。
片側2車線に立体交差主体の、新町バイパスと愛称のつく区間に入ります。
ここまでバイパスを避けていたのにここを通る理由は、この区間で旧道はすでに国道ではないから。
1965年のバイパス開通後、1967年に国道指定を外れていますが、道路としては群馬県道178号中島新町線と名前を変えて現役です。
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同じように倉賀野バイパス・高崎前橋バイパスも通過、こちらは群馬県道121号和田多中倉賀野線や、群馬県道25号高崎渋川線が旧道です。
国道を辿るという目的だけであれば、正直バイパスの方が楽だし早い反面、旧道のほうが歴史的な経緯や地形、宿場町の面影はあるわけで、どこを選ぶかは基準次第ですね。
それこそ、徒歩道になった旧中山道が正解ともいえます。
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これまでもちょくちょくコンビニで小休止はしていましたが、高崎を過ぎたところで時計が6:00を回って、カロリー不足を感じたのでここで大きめの休憩。
米やラーメンをがっつり食べるほどではなかったので、朝マックです。
9月に入ったので月見バーガーのシーズンも始まっていますね。
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小腹を満たしたら、さらに前進して前橋方面へ。
先述の通りここまでが中山道区間、ここからが三国街道区間となります。
成り立ちを知っていれば納得ですが、高崎に寄ってから前橋というルートは東京から新潟への行程という意味では結構な迂回になっており、上武道路がここをショートカットするのも納得です。
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前橋の中心部に入ると、標識の行き先も次に目を向け、新潟が現れました。
出発から3.5時間、まだ1/3ほどしか進んでいないですね。
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ただ、ここから先は道の様子が変わります。
これまでは関東平野に広く高密度に分布する都市部を繋ぐように走ってきましたが、この先は野を越え山越え、ペースは飛躍的に上がるはず。
遠く離れて走っていた上武道路の終点とぶつかり、前橋渋川バイパスへ入ります。
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利根川沿いにおだやかな田園と、正面の稜線は子持山。
左に榛名、右に赤城も見つつ、渋川へ。
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渋川を越えると、次の案内は沼田。
時間は7:00を回りました。
申し訳程度の草津への案内も笑えますが、草津へはこの先すぐ国道353号に分岐ですね。
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どんどんと山が近づいてくるに従って、周囲の住宅は減り、田畑が増えます。
信号で止まる頻度も劇的に下がります。
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気づけば蛇行する利根川の河岸から離れ、少し高いところを走っており、見下ろす景色は絶景。
やわらかな朝の日差しが、夏らしい濁った空気を気持ちよく照らします。
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谷を抜けて沼田に入ると、道はわかりやすく登り一辺倒になり、いよいよこの先待ち構える三国峠への備えがはじまります。
歩道橋も積雪対策がばっちり施されており、もう平野部の常識は通用しません。
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みなかみ町で大きく利根川を渡ったら、赤谷川沿いに進路変更。
関越道や鉄道はそのまま利根川を遡上し、長大トンネルで谷川岳の直下を抜けて湯沢に向かいますが、国道はそれらを越える術を持たない時期に作られたままのルート。
三国峠へ迂回し、苗場を経て湯沢に到達することになります。
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高い谷にかかる上路式の真っ赤なアーチがひときわ目立つ、湯の華燦々橋をくぐって山へ。
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赤谷湖の湖半、猿ヶ京温泉で時計は8:00を回りました。
空が真っ青になって気温も上がり始める頃合いですが、代わりに標高が上がるので快適走行が続きます。
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下路式アーチが美しい新三国大橋から先はいよいよ厳しさが増し、多雨時には通行止めになる山岳区間。
金曜日に台風が通過したり、今年は大雨も多かったので心配していましたが、この辺は変わりないようですね。
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本日の行程最大にして唯一の峠道を楽しみながら登っていきます。
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やがて山の稜線が手の届くところまできて、最後の一息になったところで・・・
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三国トンネルをくぐります。
左が2022年開通の新三国トンネル、右が旧道となり封鎖されたあとも、ぽっかり口を開けたままの旧三国トンネルです。
橋もトンネルも封鎖直後のままの姿で健在ですが、埋め戻したり塞いだりはしないのだろうか。
狭いだけで構造が健全なら除雪や防災の基地として有用かも。
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三国峠を越えると、そこからは新潟県。
ここで距離はおおよそ半分ですが、労力的には2/3くらい来たといっても過言ではないです。
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苗場のスキーリゾート群を横目にみながら、ゆるやかに国道を下っていきます。
夏のスキー場は静まり返っており、とてもディストピア感があります。
1回目しか富士で開催していないフジロックは、1999年の3回目から長らくこの苗場で開催されています。
夏の苗場のメインイベントとなっているようで、関連バナーなどがあちこちに見えますね。
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さらに少し下ったところに、いくつか大きな駐車場が現れます。
かぐらスキー場の、田代とみつまた、それぞれのリフトステーションです。
結構離れているので別のスキー場かなと思っていましたが、山頂でつながっているんですね。
みつまたステーションは10月のKCBMの開催地でもあるので、今シーズンはまた来ることになるかもしれません。
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かぐらスキー場から先、にわかに下りが強くなります。
苗場周辺で一度地形が緩やかになるので下山しきったと錯覚しやすく、いつもこの二段構えは違和感がありますね。
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スノーシェッドや大型車も通行する大きなヘアピンをこなし、順調に下っていくと・・・
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湯沢で水上で別れた関越道・鉄道と再会です。
川も分水嶺を越えて流れは逆になり、魚野川と伴走。
ゆるやかに石打へ向かいます。
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石打ICから先は先週来たルートとの重複期間
気候は近しいですが、時刻は8:30過ぎと、今週のほうが1時間ほど遅いですね。
雨が降ったからか、倒れてしまっている稲穂がちらちら。
今シーズンは米の流通も安定してくれればいいけど。
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ミラーに映る景色が絶景だったので、信号待ちで振り返って圧縮効果で一枚。
石内丸山スキー場がクッキリよく見えます。
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国道は続いて南魚沼の中心部を抜け、まだまだ魚野川沿いに北へ進みます。
いやーしかし、見事なシャッター街・・・
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東に見えるは、見事な八海山。
あの向こうの奥只見樹海ラインは、今年9月下旬の開通だとか。
例年の冬季閉鎖のことを考えると、11月下旬までの2ヶ月だけの開通ということになりそうです。
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魚沼丘陵では、上越新幹線とお互い緩やかなカーブを描きながら走り、2回3回と立体交差します。
9:00を過ぎたところでちょうど東京方面行きの新幹線と出会いました。
最近東の新幹線は色々とトラブルの話ばかりで大変そうだ。
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小出駅も先週と同じように通過。
信号タイミングが悪くて政治家の像は写し損ねましたw
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魚沼市の中心部も抜け、県道はどんどんと北へ。
このあたりから盆地の空気と太陽光で気温がぐんぐん上がり始め、ジャケットのベンチレーションを開けます。
逆にここまでは涼しくて閉じていたってことですね。
水分補給も密にしつつ引き続き進行。
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破間川との合流点を過ぎたら、国道252号が東へ分岐するので、先週との重複区間は終わり。
ここでロードサイドのキロポストが東京から250kmを表示していました。
計算上、あと100kmもないはずですね。
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越後川口でまた新幹線と交差。
このあたりから魚野川は、信濃からきた信濃川と合流。
残りの区間、日本海に注ぐまでは、信濃川の作った広大な堆積地を進みます。
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小千谷大橋で信濃川を大きく渡ります。
このあたりは小千谷バイパス、旧道は国道351号など細切れになっていて、調べるのには手間がかかりそう。
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久々に、眼前に山がないひらけた景色を見た気がします。
このあたりの田んぼは一部収穫も始まっているようで、土色になっている水田もちらほら。
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小千谷市から長岡市に入り、国道はシームレスにつながってバイパスを進みます。
十日町ICから北で道路の愛称が長岡被東バイパスになり、川崎ICから先で道路は国道8号との重複区間になります。
国道8号は遠く滋賀県は栗東から北国街道をたどるように日本海沿岸を進んできた道です。
現道550km近いルートを持つ、1桁国道ということで、ここから国道17号は完全に8号に吸収されます。
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長岡市・見附市・三条市・・・と続いていきますが、国道の表記は「8」オンリー。
健気に東京から数字を刻んできたキロポストも、残り数十kmというところで完全に立場を失いました。
書類上は、ここから新潟市の終点付近まで完全に国道8号と重複区間となります。
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三条市の中心部で、信濃川から中ノ口川が分流。
国道はしばらくその間を進みます。
支流が合流することはあっても、本川分流というのはこの規模ではそんなに見ないので、新鮮ですね。
東京だと荒川と隅田川の関係がそんな感じですが、あれは旧荒川だからですね。
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市街地をゆったり走り、時間は11:00。
国道は終点のある最後の市町村、新潟市に入ります。
走行している国道はまだ8号ですが、そのまま北上する7号の案内に入れ替わって、旅の終わりを感じます。
7号は8号を引き継ぐように日本海沿岸を通り、能代で内陸へ入って弘前・青森市へ至る道です。
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長閑な田園風景・・・ですが、空に鱗雲が広がり、風も強くなってきました。
雨雲レーダーだと秋田・青森あたりに結構大きな雨雲がありそう。
降られないように警戒しつつ進みます。
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分流していた中ノ口川と再合流を果たすあたりを大野大橋で越え、日本海はすぐそこ。
橋の諸元まで大きい看板に書いてくれてあって、道路好きには親切ですね。
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道は柏崎からやってきた国道116号と絡み、くるっと回って右折。
突然49号で会津若松なんて表記が見えたので焦ります。
「π」の記号のように描けば南東に戻って49号に行けるんですね。
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案内が薄い上に多車線バイパスなので、混乱しないよう事前に頭に入れた地形情報と照らし合わせつつ進みます。
最後の最後に一番難しい試練が現れましたが、悲しきかな今日の主役である国道17号の表記は微塵も出てきません。
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道に迷わずなんとか国道7号の表記に乗り、市街地中心部へ。
たどっている道は、国道7号に食われた国道8号・・・に食われた国道17号です。
国道7号は現道500kmほどで、8号より少し短いですが同格。
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重要文化財でもある萬代橋を渡って、信濃川の左岸へ。
「ばんだいばし」または「よろづよばし」と読むそうで、明治19年の橋の名を継ぐ昭和4年の歴史ある橋。
橋の先は関屋分水路と信濃川の本流で隔てられ、島のような地形になっています。
河口方向に見える、ひときわ目立つ高い建物は朱鷺メッセですね。
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ここまで長い道のり、やっとの思いでたどり着いたのは、本町交差点。
この交差点が国道17号の終点です。
他にも7号・8号・113号・350号・116号・289号・402号の起点・終点となっていて、新潟の道路元標が置かれています。
交差点の交通量が多かった・一通だったので近寄って写真は撮りませんでしたが、画面右下の角に原標の碑と起点表記がありますね。
時間はここで11:50、休憩含みですが、おおよそ9時間での走破となりました。
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ゴールテープを切ってからは、市街地を少し裏手に回り込んで戻ります。
バイクを停めやすそうなところがあればちょっと観光でも、と思いましたが、難しそう。
夏とはいえ積雪地のバイクは肩身が狭い。
先ほど怪しんでいた雨雲も南下して佐渡の北端をかすめはじめたので、とりあえず数個だけ寄り道して移動することにします。
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寄り道ルートの一貫、萬代橋の北にある柳都大橋も渡っておくことにします。
こっちも国道指定になっていたので、一応17号の一貫ということで。
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橋上からは、先ほど萬代橋から見た時にはこの橋に隠れて見えなかったフェリーや日本海にそそぐ河口が見えました。
朱鷺メッセの駐車場が空いていれば登って新潟市街を一望してもいいな、と思いましたが、満車表示。
ゆったりの観光は、またいつか来た時にしましょう。
今日は9時間かけて下道で来たので、遥か遠くの地だという気がしてしまいますが、高速だと4時間切りますし、新幹線だと2時間切るんですよね。
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さて、目当ての寄り道はこちら。
草むした空き地ですが、立ち並ぶコンクリートの柱に電線が張り巡らされています。
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正面を向いて見れば、ぶつ切りになったレールが錆びたまま放置されています。
ここはかつての国鉄・JR貨物の沼垂駅跡。
旅客営業の廃止や貨物線用線の減少など、様々な経緯を経て2010年に廃駅になり、今に至ります。
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港湾地区あるあるかもしれませんが、土地が切迫していないので廃止から15年たっても当時の一部施設はそのまま。
ただ、草の育ち方はあきらかにシーズン数回の草刈りがされていて、放置というわけでもなさそう。
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この踏切の向こうには、かつて製油所があり、鉄道はそのための輸送手段でした。
石油精製や港湾での鉄道貨物取扱がなくなり、内陸にコンテナターミナルができた影響で現在はほぼ廃墟。
脇には詰所の跡も。うーん諸行無常。
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そうこうしているうちに時間は12:00を回りました。
あきらかに降雨に伴うものであろう冷たい風が北から流れ込んでいるので、お土産の調達と地域の美味しいものを食べて、雨雲が来ないうちに撤退しましょう。
ということで、少し国道を戻って道の駅 新潟ふるさと村へ。
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ここはとても広い道の駅で、飲食店も食事処が3件、cafeにキッチンカーにと盛りだくさんでした。
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メニューはそばと海鮮丼のセット定食をチョイス。
海鮮丼は言わずもがな、蕎麦はへぎ蕎麦で、どちらも強めのわさびが良く合って美味い。
ほどよいミニ丼+ミニ蕎麦というボリュームでしたが、自分の感覚以上に腹が減っていたようで、ちょっと物足りないくらいでした。
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30分ほどで手早く食事終了。
観光少なめでやや名残惜しいですが、線状降水帯の警戒情報もでており、土砂降り冠水で足止めはごめんです。
関越道の名前そのものである越から関までひとっとびで戻ることにします。
はからずしも、練馬から長岡までの関越道も全線走破することになりますね。
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名前が変わって不自然に上貼りされた元小出ICこと魚沼ICの看板を見たりしつつ、サクッと帰宅です。
なかなかこのICを上り方面に通過することはないかも・・・。
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市街地通過ばかりで、ちょっとレポートの文書には引き伸ばし感がありますが、渋滞なく気候もよく、比較的気持ちよく走れた一日でした。
今日の走行距離はおおよそ下道400km+高速350kmの割合で、750.6kmになりました。
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ODOは141825kmになりました。
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