ツーリングBlog [Full Notch !]

関東を拠点にあちこち旅する在住ライダーのツーリングレポート。

交通量の少ない山深い道や交通関係施設、史跡などが好物。

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→Ninja250(17 WTE)
→Ninja1000 SX(20)と乗り継いでいます。


12月の1週目半ばから、冬の気候も本格化してきました。
おかげで行ける場所も限られるので、9月に国道17号を全線走破したときにふんわり宣言した、東京日本橋を起点とする国道の走行実績を埋めることに。
全線走破未達の4路線のうち、2つを一気に埋めてしまうべく、ソロ走行してきました。
これで1号・4号・6号14号+15号17号20号を走ったことになります。
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2つ埋めるといっても、14号・15号を普通に走るだけなら合わせて100km未満。
自宅からのスタート・ゴール地点との移動を考えても、200kmは超えません。
しかも、路線はいずれも都会の道路なので、景色のいい場所も少なく、さすがにそれだけでは楽しくない。
ということで、色々組み合わせを検討した結果、国道14号の終点である千葉市中心部とスムーズに乗り継げる、国道126号も組み合わせることにしました。
スタートを東に置いたので、日の出にあわせるべく、自宅を4:00前後に出発。
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それではまず、国道51号から県道22号をつないで、国道126号の始点である銚子を目指すことにします。
都心湾岸部の最低気温は2℃前後の予報で、当然内陸部はさらに深く冷え込みます。
この日の最低を指したのは、八街市に差し掛かったころの-4℃。
それ以外も概ね氷点下が続き、尿意を催してコンビニに寄り、コンビニで買った飲み物でまた尿意を催すという無限ループが続きます。
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続いて県道45号で匝瑳に入り、国道126号へ。
このあと国道を全線走るということは、今走った分のルートと重複することになります。
千葉は割と道の選択肢が多いので、細かい道を探せば重複なしでも行けなくはないのですけど、日の出を挟んで景色は別物だからまぁよしと割り切り。
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5:50ごろになると、家々の屋根越しに赤く染まった空が見え始めました。
東端に位置する銚子犬吠埼日の出は、今日は6:34。
まだ40分近くあるはずなのに、驚くほどの明るさです。
空気中に水分が多くて水平線の向こうの光線が乱反射するがゆえですね。
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朝焼けも綺麗だし、せっかくなので突端まで行くか、ということで、銚子ドーバーラインを進みます。
絵に描いたような朝のグラデーションを全身に浴びながらの走行は爽快。
犬吠埼の立地は離島を除けば日本で一番早く初日の出が見られる場所となっていますが、地理的には最東端ではありません。
その理由は、地軸の傾きの関係で、冬は南へ行くほど太陽と正対する面が近づき、日の出が早くなるから。
夏は反対に北ほど日の出が早くなるので、知床が最速になります。
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犬吠埼灯台到着は6:15。
初日の出ではないにせよ、20数組が最速の日の出を見ようと集まっており、駐車場は盛況。
しかしタイムズの比率がすごいな・・・。かくいう自分もまれにお世話になります。
岬から眺める東の空は、水平線に雲が浮かんでいて、日の出まで見ると結構時間を食いそう。
東を眺める人たちを尻目に、トイレ休憩だけして駒を進めます。
太陽が出ていようが出ていまいが、この景色を見れたら足を伸ばした価値は十分にありますからね。
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さて、ここからがツーリング本番スタート。
最初は国道126号を、始点である銚子大橋前交差点から走ります。
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ぴったり日の出の時刻にスタートを切り、千葉市中心部へ向かって走行開始。
柏へ続く国道356号もここが始点なので、往路はそこを選んでもよかったな、とも。
まぁでも全線夜中に走ったら沿道の景色も線形もろくに把握できないので、それじゃ意味ないか。
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先述の通り、まずは夜明け前に走行した道を戻るようにして、飯岡刑部方面へ走ります。
時計は7:00をまわり、太陽も水平線から顔を出したようで、心なしか背中があたたかい。
この日は朝食を摂らずに出てきたので、このタイミングで往路で目星をつけておいた店に入り、朝食を摂ることにします。
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モーニングのオープンにあわせて、某コーヒーチェーンへ。
あたたかいアメリカンが染み渡り・・・ますが、今日すでにコンビニ牛歩のおかげで4杯目のコーヒーw
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腹を満たしたら、九十九里海岸と並行するように走り、匝瑳まで戻ってきました。
ここまでは往路でも走った重複区間ですが、ここからは往路と別ルートです。
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道はしばらく、海岸から7〜8km内陸を、総武本線と並行して南西へ進みます。
匝瑳から松尾横芝までは、銚子連絡道路が国道126号のバイパスとして並行します。
今回はバイパスには乗らず、アンダークロスして進みます。
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東金で道は北西方面へ進路を変えて、内陸に向かっていきます。
通過時刻は8:30、ここまで来ると空はもう真っ青ですね。
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東金から千葉東までは、千葉東金道路が国道126号のバイパスになっています。
銚子連絡道路と同じく有料区間は避けるようにし、下道でさらに進みます。
下道は古くから東金街道として名を馳せたルートで、周辺には大小の町が点在。
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低い山や丘をつないで、だらだらと気持ちよく走り、京葉道路をアンダークロス。
このあたりで千葉東金道路も終わりを迎え、いよいよ終盤。
一本化した国道は千葉市の中心部へ入り込みます。
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市街中心部まで入ってくると、国道は幾度か進路を変えて終点へ向かいます。
こういう構造はどの国道でも同じですね。
時間は9:00を回っていますが、太陽がめちゃくちゃ低いので路面はすっぽり影の中。
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次に走る国道14号の終点は、この広小路交差点に到着。
しかし、国道126号の終点と国道14号の終点は、近いものの別地点。
ここから国道14号へ入ってしまうと国道126号を全線走ったことにはなりませんので、もう少し進みます。
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千葉市名物でもある懸垂式モノレールの線路と絡みあいながら、北西方面へ進んでいきます。
モノレール自体は珍しくないですが、懸垂(ぶらさがり)式のものはもう国内ではここと湘南だけ。
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複雑に入り組んだ京葉道路の穴川ICを擁する、穴川IC交差点が国道の終点。
無事走破しましたが、IC周辺はなかなかの交通量で、とても流れが悪い。
時計はここで9:15を回ります。
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お次はやっと本番、国道14号の走行です。
裏道をくるっと回って来た道を少し戻り、再び広小路交差点へ戻ります。
国道14号は全線を京葉道路がバイパスしているので、強引に言えば穴川からそのまま都心に向かえば全線走破と言えなくもない。
いやしかし、京葉道路は蘇我ICが始点だから、戻って京葉道路を全線走らないとだめか?
などとどうでもいいことを考えます。
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広小路からは、千葉駅の東側を抜けるため右へ左へと進路を変えます。
有料道路と同じ「京葉道路」と呼ばれたり「千葉街道」と呼ばれたり、14号は色々な呼び方があります。
総じて言えることは、見どころが特にない割にひたすら渋滞する道、ということです。
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登戸交差点で国道357号と突き当たったら、しばし重複区間です。
言わずとしれた「湾岸道路」の区間なので、道は広々。
近年登戸交差点をアンダーパスするトンネルができたので、局所的にはずいぶん混雑が緩和されました。
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しかし、結局は2つの主要道路が重複していることには変わりなく、交通集中は避けられません。
検見川で2路線が分岐するまでの5kmあまりの区間も、夕方はいつも大渋滞のイメージです。
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立体交差で国道357号と別れを告げ、国道14号は内陸の旧来の街道筋へ。
357号は湾岸の埋立地を走ります。
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しばらく走ると、京葉道路がオーバーパス。
この交点に幕張ICがあります。
一つ東側の武石ICと、この幕張ICは立地が狭隘なので料金所がなく、通行は無料。
間にある幕張PAも必然的に無料で利用できます。
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幕張の先、津田沼を過ぎて谷津あたりからは、京成本線と並走します。
ただでさえ交通量の多い東京〜千葉の街道が、鉄道も道路も平地なのでいつも渋滞。
千葉に住んでいながら千葉に滅多にツーリングに出かけないのは、こういう道路状況のせいです。
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船橋でY字の分岐が現れますが、ここはどちらも14号。
左は京葉道路の船橋ICなので、右へ進みます。
バイパスがあるのはいいことですが、こういう三叉路を作られると渋滞が悪化するんだよな・・・。
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下道はJR総武線をオーバーパスし、北を京成線、南を総武線に挟まれて走ります。
どちらも古い路線で、京成は相変わらず地平を這い、JRは高架ながら南北に抜ける道が少ないことで、14号はぐだぐだになりがち。
10:30の西行きは渋滞と反対方向なのでまだマシですが、ペースは遅いですね。
勝間田公園の南にあるこの不思議な中央分離帯は、かつて湧水による池があった名残なのだとか。
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船橋市域の渋滞をなんとか抜け、市川市へ。
船橋市側に競馬場、市川市側に大型商業施設があり、このへんも渋滞でにっちもさっちもいかない状況になりがちでした。
ただし、近年になって外環道と市道の集合であるニッケコルトンプラザ通りが開通して幾分か改善しました。
このあたりで京葉道路は南西に進路を変え、篠崎経由で都心へ向かいます。
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一方で国道は北西へ進みつづけ、南小岩まで北上してから「へ」の字に折れて市川橋で江戸川を渡って東京都へ入ります。
この橋の他に下道で江戸川を渡るには、上流で5km以上先の国道6号、下流で7km先の国道357号まで橋がありません。
そのうえ、外環道開通までは南北の交通も超貧弱だったので、3kmほど離れた京葉道路の市川〜篠崎間、江戸川大橋は通行無料で渡ることができます。
千葉県の収容委員会が成田のごたごたのせいで機能不全になっていることが関係しているのか、埋め立て地以外の千葉の道路は軒並み終わっている。
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そんな千葉を抜け、江戸川区へ。
東京都に入ったこと、京成や総武線の線路と距離が離れたこともあり、交通はずいぶんスムーズになります。
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新中川を渡るタイミングで時計は11:00。
河岸に屋形船が係留されていて、東京の下町に入ったなと言う感じがします。
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中川・荒川放水路を一気に渡る小松川大橋にあわせて、道はクランクで折れます。
京葉道路の篠崎から伸びてきた14号のバイパスとも合流。
上空は冬らしい澄んだ空で、スカイツリーもよく見えます。
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江東区・墨田区の区間は道幅も広く、完全に直線。
この走りやすい道は空襲の代償だと考えるとちょっと複雑ではあります。
あっという間に走り抜けて、隅田川を渡ると、国道6号と鈍角に接触して合流。
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さらに新日本橋周辺で17号・4号とも合流、束になって三越前を抜けます。
画面奥にそびえる巨大なビルは「日本橋一丁目中地区第一種市街地再開発事業」で建設中のビル。
名前はまだない。
全面ガラスで空に近い色な上、空気中のチリがいい感じに遠近感を強調していて、非現実的な景色に見えますね。
いつも永代橋か新大橋を使ってしまうので、この景色は見慣れていなくて新鮮。
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ビルに向かって少し走ると、お馴染み日本橋へ到着。
14号の走行完了であると同時に、15号の走行開始です。
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国道15号は、通称「第一京浜」ですが、現在は国道1号ではありません。
旧国道1号(京浜国道)に対し、戦後「第二京浜」(新京浜国道)がバイパスとして開通。
1952年に第一京浜は1号の指定を解かれ、15号に変わりました。
第三京浜は環八までしか到達しておらず、首都高とも連絡していないので、実質この2本が都心と横浜との主要道路です。
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三越前も見栄えしましたが、銀座の中央通りも相当なものです。
ただ、こちらはツライチの厳かなビルが立ち並ぶというより、煌びやかで不揃いな風景なので、夜の方が見栄えするかもしれません。
夜横浜方面に走りにいくと、選んでここを抜けて帰りたくなりますね。
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道はそのまま南下し、新橋駅のすぐ南で山手線(東海道線)と交差したあと、並行するようにして南へ進みます。
この沿道で、比較的開発の進んでいなかった田町の鉄道用地が近年再開発されています。
田町の駅前にも大きなビルが建ちましたし、高輪ゲートウェイ駅周辺にも新しいビルや跨線橋が盛んに建設中。
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品川駅も、高輪口にあった旧ホテルパシフィック東京が解体、京急品川駅も全面的に再建築されるなど大きく景色が変わる見込み。
同じ日本橋を起点とする連番の国道でも、14号と15号は大きく雰囲気が違います。
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品川を過ぎて品川区に入る(という定番ネタをこなる)と、都心のビル群といった風景はなりをひそめます。
さらに大田区に入る頃にはすっかり郊外風景。
ここで時間は12:00を回りましたが、太陽は夏の7:00くらいの高さまでしか上がりません。
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14号は京成と総武線に挟まれていましたが、15号は京急と東海道線に挟まれます。
湾岸道路とも離れて並行するなど、条件は近いですが、こちらは京急が近年高架化したことと、さらに西に第二京浜・第三京浜が控えていること、そもそも道路自体にやる気があることで、交通はずいぶんスムーズです。
首都高も湾岸線と横羽線のダブルネットワークですしね。
箱根駅伝名物だった蒲田の踏切も2012年の10月に廃止され、はや13年が経過しました。
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六郷橋で多摩川を渡って神奈川県に入り、さらに鶴見橋で鶴見川を渡ります。
道路はこのあたりまで、増減しつつも概ね片側3車線が確保されていて、信号の間隔も広く、快適な走行。
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時折罠のように現れる車線の増減や側道への導きは覚えていないと混乱するかも。
免許とった初心者は国道15号をひたすら往復すると流れに乗ることに慣れることができそうです。
間違っても不安な状態で首都高チャレンジとか、いろは坂特攻をするべきではない。
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海沿いを走っていた首都高の効果が覆い被さってくると、もうゴールはすぐそこ。
ここで右折する赤い車線に入り・・・
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15号の終点は青木通交差点です。
ここで第二京浜の支線とも合流、徒歩道の頃の道筋、旧東海道も脇から生えてきます。
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交差点から少し離れた位置に国道15号の終点標識を発見。
こういうの置いてくれている場所はそんなに多くないので、達成感があって嬉しいですね。
時間はここで12:40を回ったところ。
せっかく横浜に来たので、少し寄り道していきましょう。
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国道1号から海のほうへ逸れて、みなとみらいへ。
海沿いまで来ると体感わかるくらいに暖かいですね。
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赤れんが倉庫脇、旧横浜駅プラットフォームに面した駐車場は、二輪が駐輪無料。
ただし土日の昼間は駐輪できるか運次第という状態。
サークルウォークあたりの分離帯とか、余っている土地山ほどあるんだし、お金とってもいいので、もう少し駐輪面積を増やしてほしいですね。
アテにならない駐輪場はないのと同じ。
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幸いこの日は少し待って、出る人との入れ替えで滑り込み。
大さん橋に何か停泊していたらなーと思いましたが、今日は肩透かしでした。
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氷川丸まで歩くのは遠いし、日本丸もことしの総帆展帆は終わっているし、ということで、今日の寄り道観光は海上保安資料館横浜館
その名の通り、海上保安庁の資料館です。
看板に記載の通り、一昔前に海保と銃撃戦になって撃沈された北朝鮮の「不審船」を、海底から引き上げて実物展示しています。
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広報施設のため入場は無料。
資料展示の他に、館内には小さな売店コーナーもあります。
第三管区海上保安本部の埠頭内に設置されているので、フェンスごしに大きな巡視船も見えます。
あきつしまは、ミサイルや速射砲こそないものの、ヘリコプター2機積める軍艦並みの規模のすごい船。
自衛隊施設もメーカーの資料館もそうですが、こういう行政広報施設は無料で開放されているのに知名度が低くて勿体無いですね。
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軽く食事でも、と思いましたが、人手が多すぎるのと、ヘルメットでぺちゃんこの頭でうろつく雰囲気ではなかったので、自宅付近で適当に済ませることにします。
帰りは15号を平和島まで戻り、湾岸からサクッと帰宅。
朝はクソ寒かったですが、太陽が登ってからは終始天気に恵まれて風もほどほどで、ツーリング日和でした。
日照時間が短すぎるので遠出はできないんですけどね・・・。
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ということで、今日もフル下道で帰宅。
距離は314.9kmでした。
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ODOは146277kmになりました。
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