春分の日を伴う三連休の中日、21日土曜日に静岡中西部の見所を巡るツーリングをしてきました。

ルートはこんな感じ
タイトルの通り、ルートが欲張りなので、港北PAに4:00と早めの集合です。
この時間に集合できるのは朝型生活の友人(K)。
自宅発は逆算して3:00で間に合いはしますが、前日余分に早めに寝て早めに起きてしまったので1:30には家を出て、下道で横浜青葉まで向かいます。

1時間前に到着して時間をつぶしつつ、時間通りに集合したら、まずは東名を西に向かいます。
山間を走る新東名からは、夜明け前の富士の市街がよく見えます。
防音壁が低いので眺望がいいですね。

東を見れば、白みはじめた空に富士山もくっきり。
宝永山の河口が右に見えるのが、富士の西側、東海地方に入った証です。

今日のルートは、島田金谷で下道に降りて最初に山間部に入るルート。
ホルムズ海峡情勢を受けた石油不足もあり、ただでさえ不安な早朝の給油状況不透明なので、静岡SAで満タン給油。
軽く朝食も済ませておきます。

7:00前にSAを出て島田金谷で下道へ。
国道473号で大井川沿いを北上します。

桜は都内でも開花情報が出たばかり。
ソメイヨシノはまだほとんど蕾ですが、沿道にはヤマザクラや桃が彩りを見せています。

最初にやってきたのは、塩郷の吊り橋こと久野脇橋。
大井川鐵道大井川線の線路を跨ぎ、大井川の両岸を繋ぐ220mの長い人道橋です。

時間は7:30を回ったところですが、まだ谷間には太陽が届かず、きりっと冷えた気持ちのいい空気。
春分の日を過ぎたとはいえ、気温は5〜6℃とまだ肌寒いです。

同行者は吊り橋をしっかり往復。
残念ながら大井川鐵道は川根温泉笹間渡〜千頭が2022年の災害から不通になったままで、橋の下を列車が通ることはありません。

吊り橋観光を楽しんでからは、国道を少し戻って次の目的地を目指しつつ、山道走行を楽しみます。
時間は8:00に近づき、暖かくなってきました。

まずは県道63号に入って西へ。
斜めから差し込む木漏れ日が気持ちいいですね。
道が悪い箇所が多いので、注意しながらの走行です。

三倉の集落で折れ、今度は県道58号で北西へ。
次に目指すは秋葉神社の上社、本来は国道362号が最短ですが、現在通行止め区間があるので迂回走行です。

秋葉神社は上社と下社がありますが、今日は下社はスルーさせていただきます。
蛇行する気田川沿いに県道286号に入って西へ走行。
沿道には梅をたくさん植えておられるお宅があり、とても立派な花園になっていました。

山をぐるりと周りこんで西側から斜面を登り、到着。
一番奥の第3駐車場に停め、裏口からアプローチして本殿へ。
時間はここで9:45。

すっかり明るくなった空から見下ろす磐田や浜松の市街が美しい。
金色の鳥居はやや派手派手しいですが、青い空と合わさると調和しますね。
場内を観光して、お守りをいただいて一服したら下山します。

天竜川まで降りてきたら、雲名橋を渡り、つぎの目的地、佐久間ダムを目指して右岸を遡上します。

秋葉ダムの千本桜もまだ咲いてはいませんが、気の早い株は早くも花をつけています。
ちらほらと見える桜を楽しみつつ北へ。

大輪橋を渡って川の左岸へ。
ゆるやかに右へ左へと切り返すたび、山の重なりが動いて見えて視界が壮大。

川の蛇行に沿って進路はそのまま西へ。
山間に入ると開花も遅いかなと思いましたが、山間では海との近さではなく日当たりの良さが開花の指標になるみたいですね。

中部天竜駅からは県道1号に乗り換えて北上・・・ですが、あまりに桜が綺麗だったので少し観光することにします。
佐久間ダムへの案内を一旦スルーし、県道1号を南下方向へ。

交差点の先に見えるのは、かつて線路が敷かれていた中部大橋。
これを渡ってもう少しいきましょう。

真っ赤に美しいので新しく見えますが、リベット打ちの目立つ昭和29年製の橋。
道幅も狭く、路面にはレールをそのまま埋めた跡がうっすら見えますね。

中部大橋を渡って右岸を少し走ると、飯田線の天流川橋梁があります。
ここは現役の線路の真横に歩道が併設されており、大迫力の列車の通過が見れます。
時間は11:00、時刻表を確認すると、運良く10分ほど待てば列車が通りそうです。
少し待って、特急の通過を見ることができました。

気を取り直して県道1号に戻ります。
道路の区分は変わりますが、地形としては引き続き天竜川沿いの遡上。
佐久間ダム周辺の連続トンネルをクリアし、細く頼りない道を登っていきます。
この道は以前全線走行しています。

25kmほど無心に走り、富山の集落へ。
ずいぶん内陸にきていますが、この辺りも桜が咲いていますね。

富山に来たといえばここ、少し走って大嵐駅です。

今日の目的は駅ではなく、駅の脇にある夏焼第二隧道。
佐久間ダム建設前の廃線跡で、現在は夏焼集落へ行くための道路です。

トンネルを見物しながら通り抜け、周辺を軽く散策して大嵐を後にします。
集落まで行くと往復30分はかかりますし、どうやら行った人の情報によると道も結構崩れているとのこと。
夏焼へは2019年に訪れていますが、もう辿り着けないかも・・・。

ここからは帰路ですが、まだまだ立ち寄りスポットはあります。
ひとまず県道1号を戻り、南下します。

佐久間ダムに戻ってきたのは13:30ごろ。
一日で一番暖かい時間になりました。
影も冬に比べればずいぶん短くなりましたね。

原田橋を渡り、佐久間河合から三遠南信道へ。
3/14に開通したばかりの、東栄〜蓬莱峡を走ります。

当たり前ですが、新規開通区間はトンネルのコンクリートもまだ白く、ピカピカ。

片側1車線なのは惜しいですが、まぁ需要を考えれば仕方ないといえます。
令和のトンネルだけあって新設時から照明もLEDで見やすくていいですね。
コンクリート舗装ではありますが、これも技術が進歩したようで目立った凸凹は感じません。
一昔前まではコンクリート舗装といえば不快なアンジュレーションが当たり前でしたから、進歩ですね。

明かり区間はもちろん高機能アスファルトで水捌けもばっちり。
超不安定な山岳区間なので、土留め工も手厚いです。
垂直にポールが立っているところは地盤変動のセンサーでしょうか。

蓬莱峡まで走って、一度下道に降りて一箇所立ち寄ります。

県道424号を少し走って山を登ります。
桜は2分から3分咲き。

立ち寄りたかったのはここ、宇連ダム。
今年は太平洋側が全国的に渇水ですが、春の田植えシーズンを前にして貯水率完全に0%と底をついてしまいました。
貯水0%というのは、完全に水無しではないものの、取水口より水面が下回ってしまって水が流せない状態。
仕方ないのでポンプで水を汲み、下流への水量を確保しているそう。
非常用の洪水吐脇にパイプが垂らされていますが、これで汲み上げをしているのかな。

上流側もご覧の通りで、水面下に沈んでいた平地が顔を出しています。
「蓬莱湖」というダム湖ですが、こうなるともう湖とはいえませんね。
宇連ダムは1958年の完成なので、60年前の街や田畑のはずですが、よく形が残っています。
前回2019年にも貯水0%になったそう。

渋滞も激しかったのであまり深い見物をするのはやめ、三遠南信道の続きを走ってから国道257号で浜松市街へ。
時間は15:00少し前。

本来このあたりで遅めの昼食の予定でしたが、そのあと立ち寄る予定だった航空自衛隊浜松広報館 エアーパークのタイムリミットを考えていませんでした。
急遽予定をずらし、エアーパークを訪れます。

45分くらいとやや駆け足の展示見学になりましたが、同行者には満足していただけたみたいでよかった。
春休みシーズンだからか、案内の方も多く、搭乗体験できる機種が多かったですね。
自分は車での来訪含め数回訪れていますが、ガラス越しのC-1展示が変わったところかな。

エアーパーク見学を閉館時間の16:00までに終え、最後は食事。
浜松に来たらこれ、ということでうなぎを食べにうな紀へ。
浜松餃子という案も出たのですが、時間が中途半端なのもあって外食で食べられるお店が少なかった・・・。

今日は肝焼きのついた「うなきも丼」をいただきます。
甘辛のタレはすっきり素材の味を生かし、ふんわり焼き上げられていて美味い!!

食事を終えて17時、さすがに日が傾いてきましたね。
しかし最後の立ち寄りもスキップせず、欲張りツーリングを継続します。

浜松の市街を西へ進み、浜名湖湖岸へ。
浜松に来たら浜名湖は見ておかないといけません。

天浜線寸座駅のあたりまで走り、脇道に入ってしばし行くと、山頂に展望台があります。

こちらは奥浜名湖展望公園で、最近展望台の再建と周囲の伐採が行われました。
おかげで見晴らしは360度完璧。

ぐぐっと寄ると、浜名湖パルパルや浜松SAがよく見えます。

夕暮れの浜名湖を見下ろす展望台は絶景。
1日の締めくくりに相応しい眺望でした。

最後は新東名から渋滞の残る東名を東に戻って帰路へ。
時間が遅いのが幸いしてか、渋滞は解消方向でした。
21時間半の走行はさすがにちょっとやりすぎたかもw
今日の走行距離は776.7kmでした。

ODOは15万kmを超え、150464kmになりました。

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