梅雨に入ってから週末に限って雨続きで、なかなかツーリングに出掛けられず。
久々の晴れ間の土曜日は太平洋高気圧パワーでいきなり猛暑日予報。
できるだけ涼しいところへ行こうということで、大弛峠へ行ってきました。

ルートはこちら
前日はしっかり終電まで酒を飲んだので、しっかりアルコールを抜いて睡眠をとって出発は遅めの7:00。
いつも早出主義なので、この時間に出るのはマスツーリングか冬場くらいですね。

夏本番というだけあって、山手トンネルはミストが稼働していました。
まだこの時間はそうでもないですが、午後のトンネル内は40度を越えてくるでしょう。

時間が時間ですし、久々の晴れなのはみんな同じなので、中央道はしっかり渋滞。
朝っぱらから断続渋滞25kmはなかなか嫌になります。
ぶっ壊れている相模湖ICの看板は、分岐の分離帯にまっすぐ突っ込んで空中激突した3/19の事故の名残ですね。

渋滞は小仏トンネルまでで、その後は交通量多めなものの順調に走行。
笹子トンネルを超えたら、勝沼ICで下道へ降ります。
時間はもうすでに9:30。

フルーツラインから見下ろす甲府盆地は、まだ夏というよりしっかり梅雨の晴れ間。
薄い雲が広がっていて、地表付近は空気が濁り気味。

甲府盆地の東の端を北へ向かって走ります。
涼をとるなら雁坂トンネル方面も悪くないですが、今日は国道を逸れて、県道206号へ入ります。

県道は塩平の集落で終わり(正確にはここが起点)、ここからは林道。
路線名は川上牧丘線です。
黄色い国道標識流用の看板は山梨県の林道の特徴ですね。

走りやすい山道を気持ちよく流し、林道荒川線との交点に到達。
時間はここで10:00を回りました。
川上牧丘線のここから先の区間は、荒川線とあわせてクリスタルラインの愛称を持つルートに組み込まれており、通り抜け走行も楽しいですね。
通しで走ったのはずいぶん前なので、また秋あたり来てもいいかも。

少し走ると、琴川ダムが湛える乙女湖が見えてきます。
実はこのダム、標高が1,464mと国内の多目的ダムで最高峰なのだとか。
どうしても雪深くて有名な黒部第四ダムなどが高いように感じますが、あちらは少し低くて1,454m。
山中奥深いイメージの有峰ダムは1,089mしかないんですね。
ちなみに発電用ダムを入れると南相木ダムの1,532mが最高峰だそうです。

甲府から1,200m以上登ってきた計算ですが、今日の目的地まではさらに登ります。
柳平トンネルを抜けたら県道219号との交点を左折、ダムに背を向けて山の奥を目指します。

山奥であることの証かのように再びゲートを潜ります。
林道は引き続き川上牧丘線ですが、少し様相が変わります。

林道という名前の通り林業真っ盛りという感じ。
泥が出てしまっているので走りづらいですが、あちらが主役なのでこちらは通らせてもらう立場。

ゲートから先も舗装はされていますが、管理の度合いが明らかに変わってきます。
勢いよく突っ込むとタイヤがやられそうな段差や路肩の土込めが抜けてしまっている箇所もあります。
とはいえそこは、あくまで管理されている道、通行できないほどの危険はありません。

いくつものヘアピンカーブを抜けると、急に路駐が増え始めます。
すれ違いように駐禁になっているゼブラにも平気で放置駐車されている・・・。

ダムから30分ほど走り、開けた駐車場に到着。
路駐がいるということは当然満車。

行き止まりの脇がちょうど峠になっています。
ちょっと駐車場然としすぎてありがたみがないですが、この鞍部が大弛峠。
標高は2,360mで、自家用の普通の車が到達できる最高峰となっています。
ちなみにもっとネームバリューのある渋峠手前の国道最高地点は2,172mと、こちらのほうが190m弱標高が高いようですね。

峠からの眺望という眺望がないのもそのはず、立地的にここは左右の高い尾根に囲まれた稜線上の地形。
南北に山を越える交通と、稜線を歩く登山道の交差点といった趣です。
道路はこのまま進めば長野県側に抜けられますが、未舗装ですし、道路状況も砂利というか石の道らしいので、リッタークラスのツアラーで行くのは無理ですね。

峠の道路から少し登ったところに宿泊・キャンプができる山小屋、大弛小屋があります。
特に調べずやってきましたが、喫茶・軽食があるようなので立ち寄ってみましょう。

ライフラインは来ていないようで、屋根には太陽電池が見えます。
車が入ってこれるので飲料水などは麓から持ってくるのかな。

ソフトクリームと迷いましたが、「きつねさんうどん」とコーヒーを注文。
外のテーブルでゆったりいただきます。山小屋らしくシンプルな味がいいですね。
涼みに標高を上げた目論見はばっちりあたり、11:00で気温は20度を超えていません。

もう少し遠目の眺望が効く日であれば少し登山道を行ってもよかったですが、今日は夜に予定もあるのでまっすぐ帰りましょう。
食事を終えたあとはきた道を戻り、ダム湖のほとりの交差点を直進して、かつて林道杣口(そまぐち)線と呼ばれていたクリスタルラインの一部、県道210号へ。
看板には今も「杣口林道」と書かれていますね。

せっかくダムの脇を通るので脇道に逸れてダムも観に行きましょう。
湖水をそよ風が通り抜けて大変いい高原風景。

琴川ダムに到着。
小ぢんまりしたダム湖ですが、湖畔には遊歩道があったり、釣りやカヌーなど湖で遊ぶこともできるのだとか。
湖半には山荘もあるので、夏に涼しい遊び場としてはいい穴場かもしれませんね。

全く同じ道ではさすがに芸がないので、帰りは県道210号で山を下ります。
さすがに山道なりではありますが、林道あがりの県道とは思えないくらいには道が綺麗。
空も晴れ間が広がり始め、初夏の避暑地といった感じで目に優しい風景が続きます。

甲府盆地が近づいてくると景色が一気にひらけます。
ただし空気は曇っていて、富士山方向は御坂峠あたりまでしか見えません。

盆地に降り立つ頃には時間は12:00を回りました。
ギリギリ給油しなくても帰宅できそうな距離ですが、朝の渋滞もあったので念の為ガソリン満タン。
帰りの高速渋滞が始まる前に勝沼から中央道に乗り、まだ解消しない下り線の渋滞を横目にサクッと帰宅です。

14:00ごろには帰宅して、バイクのメンテナンス完了。
夜の予定があって、その前に記事を書き上げるにしても、もう少し走ってよかったかも。
ということで今日の走行は372.0kmでした。

ODOは156774kmになりました。

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